しかし、ニュートレジャーを攻略することで、英語の基礎から応用までをしっかり身につけ、受験対策に大いに役立てることが可能です。
この記事では、ニュートレジャーの特徴を理解し、効果的な勉強法を紹介します。この記事を読むことで、苦手意識を克服し、大学受験に向けた英語力を自信を持って身につけるための道筋が見つかるでしょう。
目次
- ○ ニュートレジャーとは
- ○ ニュートレジャーが苦手な人の特徴
- ・学習習慣が確立していない
- ・授業の速度についていけない
- ・単語や文法が多くて覚えきれない
- ・定期テストが難しく感じる
- ・教科書ガイドがなくて自習しにくい
- ○ ニュートレジャーの勉強法
- ・授業前に単語・文法を確認する
- ・本文の音読をする
- ・間違えた問題を復習する
- ○ ニュートレジャーを効果的に活用するには?
- ・基礎を固める
- ・理解が不足している箇所を洗い出す
- ・定期テスト前に総復習する
- ・予備校を利用する
- ○ 英語教科書ニュートレジャーの対策法
ニュートレジャーとは
ニュートレジャーは、通常の一般中高校向けの教科書と比較しても桁違いに難度の高い教科書となっています。発行しているのはZ会で、幼・小・中・高向けの通信教育をメインに検定教科書も製作しています。
グループ名の増進会からネーミングされたZ会が発行する英語教科書のニュートレジャーは高校レベルでは最高難度に達しており、読む・書く・聞く・話すの4つの技能をバランスよく身につけることが可能です。
さらに論理的思考力とコミュニケーション力も身につく万能教科書でもあります。
ニュートレジャーが苦手な人の特徴
ニュートレジャーを苦手としている方が少なくないのは、難易度が高いためです。難易度の高さは、語彙量や文章量の多さにあります。
ニュートレジャーは教科書でありながら、参考書を凌駕する文書量を誇ります。そのため、理解度が足りずに脱落する生徒も出るくらい苦手としている方も少なくありません。
ここでは、ニュートレジャーを苦手としている方の特徴を見ていきます。
学習習慣が確立していない
公立中学は義務教育の根幹となっているので、落ちこぼれにならないようにレベルを落とした授業となります。
一方でニュートレジャーを採用する中高一貫高では、護送船団方式ではなくついてくることができない方をふるいにかけるような授業となります。
そのため、授業を受ける側も事前にしっかりと英語の基本を身につけておく必要があるでしょう。中学1年生のときから早くもついていけない方が出てくるので、自身なりのしっかりとした学習習慣を確立しておく必要があります。
授業の速度についていけない
ニュートレジャーのステージ3で高校英語の基礎が終了します。学校によって進度はさまざまですが、ステージ3で高校英語の基礎を終わらせるため、一般的な教科書よりも進度が早いです。
そのため、授業のスピードも速くなります。
もちろん成績が上位の方に合わせるのではなく、ある程度のレベルの方に合わせた速度です。
しかし、速度についていけない方はその時点で脱落にもなりかねません。
単語や文法が多くて覚えきれない
中学生の検定教科書に登場する英単語の数は1200語です。ニュートレジャーではステージ3までで、倍以上の約3000語が登場します。
大学受験に十分対応可能な単語数です。そのため、中学3年間でステージ3をマスターすれば、大学の難関学部合格も視野に入ってくるでしょう。
英語は文系理系関係のない主要教科です。単語や文法が多くて覚えきれないのは理解できますが、覚えるか覚えきれないかの2つに1つであれば、当然覚えるほうに舵を切らなければいけません。
横浜予備校ではニュートレジャーに出てきた新出単語をアプリで覚えてもらい、後日、口頭チェックやテストをして単語の定着をはかっていきます。
定期テストが難しく感じる
ニュートレジャーを用いた授業では授業進度がとても速くなりがちです。 数回授業を休んだだけで、また、集中力が途切れただけで、授業が先に進んでしまい、ついていけなくなることも多々起こります。
当然、定期テストの範囲もかなり広くなり難しく感じるかもしれません。
逆に考えれば大学受験の入試範囲と比較すると狭くなりますから、授業のスピード感に慣れてできるだけ時間内にあらかた理解し、自宅学習で反復するようにして難しいイメージを払拭するようにしましょう。
教科書ガイドがなくて自習しにくい
通常の検定教科書と違ってニュートレジャーには教科書に沿った教科書ガイドがありません。このことも自習をしにくくしている一つの要因です。
その一方で学校で配られる副教材のWORKBOOKと文法問題集を完全に理解して解き切れれば大学入試に向けての基礎力は万全の状態になります。
以上のことからも学校の授業が大変重要になります。授業スピードも速いので予習は欠かせません。自宅で復習もしっかりと行いましょう。
私たちの予備校では中高一貫校に通う生徒に対応し、ニュートレジャーに沿った授業を行っています。
また、大量に出てくる単語はアプリを利用して自習時間中に暗記をし、KeyPointは暗記専用の教材で日本語から英語を再現できるまで徹底的に勉強をして行きます。
さらに、先生と勉強した内容を翌週までに”生徒が先生に教える”ハマプレと授業の復習を先生と一緒に行うハマトレで確実に英語力をつけていきます。
また、生徒一人ひとりに合わせた個別カリキュラムを提供しており、わからないところをしっかりサポートします。無料相談を実施していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ニュートレジャーの勉強法
ニュートレジャーの特徴およびメリットは以下の3つです。
・大学受験に対応した英語力を効率よく学習
・論理的思考力を養成
・コミュニケーション力を重視
・語彙力と文法力の向上
他の英語検定教科書も目指すところは一緒ですが、ニュートレジャーはどれをとってもハイレベルです。
最難関学部・大学合格に必要な英語力をつけることを目的としているので、ニュートレジャーを深くマスターできれば英語に関してはほぼ合格レベルとなるでしょう。ここではニュートレジャーの勉強法を解説します。
授業前に単語・文法を確認する
ニュートレジャーを使った授業は予習が必須です。授業速度が速いので、予習した以上に進むことも多々あります。
授業中に初出しの英単語が出てきた時点で遅れをとってしまうので、そういったことがないように英単語の予習はしっかりとしておきましょう。
文法も同様です。復習は授業中に取りこぼしたものを拾いあげるイメージで、予習に重点をおいた勉強法を確立するようにしましょう。
本文の音読をする
英語がネイティブな方の発音についていくのも大変です。対策としては予習でしっかりと教科書を読んでおくことです。発音は聞いてみないとわからない部分もありますが、事前に何度も音読しておくことでずいぶん違います。
ニュートレジャーの授業についていけなくなるのは音読でつまずくケースも多く、しっかりと予習しておくことが大切です。
発音は授業でしっかり確認すること、音読で遅れをとらないことこれらの2点はしっかりと頭に入れておきましょう。
横浜予備校の授業では生徒に必ず音読をしてもらいます。
間違えた問題を復習する
覚えなくてはいけない英単語の数も膨大ですから、隙間時間を使ってでも常に暗記することが大切です。受験生であれば誰でもやっていることですが、ニュートレジャーの授業は、遅れが致命的になります。
前述していますが、予習に重点を置いて、授業で遅れをとらないことが大切です。
そして、わからなかったことや間違えた問題などはその日のうちの復習で解決するようにしましょう。
イメージとしては予習6復習4です。
ニュートレジャーを効果的に活用するには?
優秀な生徒であってもニュートレジャーの内容を理解しているケースは少ないでしょう。
英語をネイティブ並に話せることができる方でも難しく、日本人が国語で100点を取ることが難しいのと同じです。
一方でニュートレジャーを100%に限りなくマスターすることで、難関学部や難関大学への合格をグッと引き寄せることができるのは間違いありません。
ここでは、ニュートレジャーを効果的に活用する方法を解説します。
基礎を固める
英語の勉強において単語の暗記は必須です。とにかく覚えるしかありません。ニュートレジャーに限らず、単語を理解していることが大前提となります。
文法も同様です。単語だけでは意味がつながらない熟語などもしっかり覚えましょう。単語を覚えることだけに時間を割くのではなく、文法や構文などの理解も不可欠です。
これらをある程度マスターすると長文の読解力があがるので一読すると何を書いてあるのかを理解できます。いずれにしても基礎を固めることを最優先に考えましょう。
KeyPointの例文を日本語を見て手を止めずにすらすら英語に直せること、副教材の文法問題集を手を止めずに全て解けるようになる事で文法の基礎は固まったと考えて良いです。
また、横浜予備校では新出の単語をアプリで覚えテストをしていきますので中学終了時までにハイレベルな単語力を身に付けられます。
理解が不足している箇所を洗い出す
ニュートレジャーでは、予習・授業・復習の繰り返しです。隙間時間に単語や文法などの暗記をするといいでしょう。
理解できなかった部分はその日のうちに洗い出し、しっかりと復習をしてください。本を読み返しただけで記憶が蘇るのはしっかりと復習ができている証拠です。
定期テスト前に総復習する
日々の勉強では、授業のあった日に自己完結する勉強が理想です。そうすると定期テスト前の復習は最小限の時間配分で済むので、空いた時間はほかの教科の勉強に充てることができます。
定期テスト前の勉強は、テスト範囲の総点検の位置づけが理想です。見返すことはもちろんですが、復習の意味ではテストの範囲内を読み返して理解しているかどうかをチェックして、理解度の低いところは集中的に覚えるようにしましょう。
また、読解部分のREADが試験範囲の場合は分量が多いため試験中に一から読んでいるようでは時間切れになってしまいます。あらかじめ文構造、訳し方、内容を理解したうえで20回ほど音読した状態で試験に挑みましょう。
予備校を利用する
ニュートレジャーを扱う塾も少なくありません。どの塾も学校進度に合わせた授業を行ってくれるはずです。教科書ガイドが存在しないため、英語が苦手な人は塾に頼るのも一つの手だと思います。
私たちの予備校では、ニュートレジャーに特化した授業を提供し、生徒一人ひとりの進捗や理解度に応じたサポートを行います。
難関大学を目指す生徒にも、確実な理解を深めるための個別カリキュラムを用意しています。無料相談を実施しておりますので、ぜひ一度お申し込みください。
英語教科書ニュートレジャーの対策法
ニュートレジャーはZ会が発行する難易度の高い英語教科書で、多くの難関校で採用されています。その特徴として、語彙量の多さや速い進度があり、特に学習習慣が確立していない生徒や授業スピードについていけない生徒には苦手意識が生じやすいです。
しかし、基礎をしっかり固め、予習と復習を徹底することで、英語力を大きく向上させることが可能です。予備校のサポートも効果的で、個別指導や復習を通じて最難関大学合格に向けた英語力を養うことができます。
学校の授業は遅れ気味であっても、予備校の授業では、生徒のペースに合わせた個別学習もあるので、しっかり追いつくことが可能です。
横浜予備校では24時間ラインサポートを提供し、授業外でも気軽に質問や相談ができる環境を整えているため、保護者の方も安心感を持ってお子さんを通わせることができるでしょう。
また、ニュートレジャーを効果的にマスターするための指導法を用意し、苦手な箇所の克服や効率的な学習法を提供しています。授業はプロ講師がマンツーマンで行いますので理解がどんどん進みます。まずは無料相談へお申し込みください。