大学受験を意識し始める高2の時期、多くの高校生や保護者が「予備校に通うべきかどうか」で悩むのではないでしょうか。
この時期は、志望校を具体的に考え始めたり、学力の伸び悩みを感じたりする重要なタイミングです。
しかし、予備校の利用が本当に必要かどうか判断するには、メリットとデメリットを正しく理解することが大切です。
本記事では、高2から予備校に通うことがどのような受験生に適しているのかを具体的に解説します。
予備校の利用を検討されている高校生や保護者の方の参考にしていただければ幸いです。
目次
高2から予備校に通った方がいいのはどのような生徒?
験学年の高3から予備校に通ったらよいと考える方もいるでしょう。
しかし、高3の春から本格的な大学受験シーズンまでは、実質10ヶ月です。
10ヶ月間、勉強だけに集中できるとは限りません。ここからは、高2から予備校に通った方がよい受験生の特徴について紹介します。
難関大学を目指している
難関大学とは東大・京大、医学部や国公立大学理系、難関私立大学などを指します。
難関大学を目指す場合は、高2の終わりまでに基礎学力を固めておくのが定石です。
そのうえ、国公立大学を志望する受験生は、私立大学のみを志望する受験生よりも受験科目数が増えます。
必然的に勉強する時間も増え、難関とされる大学では深い知識も必要です。
高3の夏以降は大学共通テスト科目の勉強と演習に取り組み、実践を積んでいく時期と考えましょう。
高2からの予備校通いは早すぎるわけではなく、合格の可能性を高めます。
志望校と学力に開きがある
自分が目指したい大学が決まったものの、模試の結果を見ると手が届く範囲ではないと悩んでいる受験生は高2からの予備校通いがおすすめです。
いわゆる、困難な状況から合格を勝ち取る逆転合格には本人の意思の問題だけではなく、専門家のテクニックやサポートが欠かせません。
志望校の合格ラインを突破できる学力まで引き上げるための学習内容を洗い出し、受験日から逆算して学習プランを立てる戦略です。
立てたプランを実行できているか、学習内容が定着しているかを確認するサポートも受けましょう。
高2からスタートしてコツコツと頑張れば、高3の春の時点で志望校が圏内に入ってくる可能性も十分にあり得ます。
横浜予備校では、受験生一人ひとりの状況に合わせたサポートを提供しています。
特に、2週間分の学習スケジュールを専属コーチと一緒に立てる学習カウンセリングは、生徒や保護者様から高い評価を得ています。
具体的な学習内容や進捗確認の方法を含めたアドバイスを受けられるため、逆転合格への道筋を明確にすることが可能です。
模試の結果に不安を感じている方や逆転合格を目指したい方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご利用ください。
専門スタッフが丁寧に対応し、志望校合格を目指すあなたを全力でサポートします。お気軽にお申し込みください。
基礎学力に不安がある
高2で模試の偏差値が50未満、つまり40台以下の場合は、基礎学力が備わっていないと受け止めましょう。
まず、中学や高1までの知識に抜けがないかを確認し、勉強そのものを立て直す地固めから始めます。
つまり、高3で地固めからスタートしていては時間的に厳しいのが現状なのです。
高2の間なら、基礎学力をつけるための時間があります。
このように基礎学力を重視するのは、基礎問題で得点を取り切れるかどうかが合格を左右するケースがあるからです。
難関私大と呼ばれる大学でも、出題傾向をみると基礎問題が7〜8割を占める場合が少なくありません。
本番で基礎問題を攻略するために、基礎学力に不安のある受験生は高2から予備校通いをスタートしましょう。
継続力に自信がない
高3になってから大学受験までの10ヶ月間は、膨大な学習量をこなす時間との戦いです。
状況がよくないときでもモチベーションを維持し、途中で投げ出さずにやり遂げなければなりません。
今までの経験から壁にぶち当たると現実逃避しがちだったり、飽きっぽかったりと継続力がなく、予備校に通う一歩が踏み出せない受験生もいるかもしれません。
しかし、発想を変えて予備校のサポート体制を受けながら継続する力をつけていきましょう。
高2から予備校のシステムを知っておけば、サポート体制を存分に活用できます。
家でダラダラと過ごしてしまう方は、予備校の自習室を利用するのもおすすめです。横浜予備校では年中無休の自習室や個人ロッカーが完備されています。
長時間勉強できるようにジュースサーバーなどの設備も充実しています。自習習慣をつけるためにも予備校を利用しましょう。
周りと少しでも差をつけたいと考えている
難関大学を目指す場合は、周りのライバルも早くから勉強に取り組み、実践を積んできています。
一般的な高校のカリキュラムでは、大学受験で必要な理系科目の勉強を高3になってから扱います。
全範囲を終えるのが受験直前になるようでは、受験に間に合いません。
理科の2科目受験やIIIまでの数学全範囲を課す大学を目指す受験生は、予備校での先取り学習が欠かせません。
また、志望校が決まっていれば、自分の志望校に特化した指導を早くから受けられるメリットもあります。
高2の段階から志望校に必要な対策に絞った勉強ができ、周りのライバルとの差がつけられます。
高2から予備校に通うメリット
高2になると、進路や目標について考え出す生徒が増えてきます。
一方で、目標に向けてどう動けばよいのかわからないとの悩みが出てくる時期です。
そこで、どう動けばよいのかわからない高2から予備校に通うメリットを紹介します。
勉強する習慣がつく
高2から予備校に通うと、学習習慣や自分に合う学習方法が身につきます。
学習習慣は、短期間では身につきません。
ときには失敗しながら修正を繰り返し、学習習慣や自分に合う学習方法を模索して確立していくのです。
高2で自分に合う学習方法が確立されていると、高3のスタートから効率的な勉強ができます。
学習習慣がついている受験生は、長時間の勉強に対する抵抗感が少なく、いざ受験モードに入った段階で精神的にも肉体的にも有利に働くでしょう。
大学進学を希望しながらも勉強を後回しにしてしまう高2生も、予備校に通えば周囲から触発されて勉強する習慣がつきやすくなります。
基礎を固められる
基礎学力のなかでも、国語・数学・英語の主要教科の基礎を固める時期が高2です。
高2では語彙や文法、公式の知識と使い方を身に付けて得点を確保できることを目指します。
高3で基礎の部分が理解できていなければ、応用問題に取り組むたびに基礎を確認する作業が必要になってしまうからです。
応用問題や過去問演習に集中したい高3の夏以降に、つまずくたびに基礎の部分を確認していては時間を無駄にしてしまいます。
高2から予備校に通い始めると、時間に余裕をもって主要教科の基礎を固められます。
苦手科目を早期に克服できる
苦手科目をどう克服するか悩む受験生は少なくありません。
苦手科目が生まれる背景には、ある地点で理解できるまでに時間がかかってしまった結果、学校の授業についていけなくなるパターンが見受けられます。
苦手科目を残した状態での大学受験は望ましい状態ではありません。
苦手科目を克服するためには、わからなくなってしまったポイントまで戻って理解できるまで向き合う根気強さが求められます。
高3になってからでは、十分に時間をかけられないのが現実です。
自分一人で解決するのが難しい苦手科目の克服は、高2のうちに予備校で解消しましょう。
横浜予備校では、受験生一人ひとりに合わせた個別指導を通じて、苦手科目の克服を徹底的にサポートが可能です。
具体的には、プロの講師によるわかりやすい解説、苦手な単元を重点的に学ぶカリキュラム、そして繰り返し演習を行うことで確実な理解を目指します。
実際に、多くの生徒が苦手だった科目で偏差値を大幅に向上させた成功事例もあります。
予備校の利用を検討されている高校生や保護者の方の参考にしていただければ幸いです。
自分一人では解決が難しいと感じている方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご利用ください。
現状を丁寧に分析し、適切な学習プランを提案いたします。
早期の対策で苦手科目を克服し、志望校合格への第一歩を踏み出しましょう。
高2から予備校に通うデメリット
高2から予備校に通うメリットは大きいものの、注意すべき点もあります。
高2から予備校に通うデメリットを紹介します。
モチベーション維持が難しい
高2から予備校に入った受験生は、高3から始めた方よりも通塾期間は長くなります。
余裕を持って始めたはよいものの期間の長さが裏目に出て、モチベーションを維持しにくくなってしまう場合があるのです。
横浜予備校は個別指導や2名〜4名(1クラス平均2名)の極少人数制クラスのため、講師陣の一人ひとりの生徒の性格や特徴、得意・不得意を把握しやすい環境にあります。
生徒の表情から理解度やモチベーションを把握し、きめ細やかな指導を行います。
部活動・学校行事の負担が重なる
部活動や学校行事で忙しい高校生活を送っている受験生は、予備校に拘束される時間を負担に感じる場合もあるでしょう。
高2ともなると高校生活にも慣れ、部活動や学校行事の中心的存在となって学校生活が充実してきます。
ただし、引退してから受験勉強に打ち込むのは区切りがよく聞こえますが、勉強時間の確保を考えると大きなリスクです。
合格したい気持ちがあるならば、部活動を続けながらも学習習慣は身につけましょう。
部活動や学校行事で忙しい高2は、映像授業が可能な予備校や個別指導スタイルの予備校がおすすめです。
横浜予備校には、柔軟な時間割づくりや個別対応で受験生をサポートする体制があります。
コストがかかる
予備校に通い始める時期が早い程、必要な費用は増えます。
経済状況によっては通い始める時期が限られてくる場合もあるでしょう。家から予備校に通う交通費も必要です。
一般的には、集団指導より個別指導の方が費用は高い傾向にあります。
予備校選びで重視したいポイント
予備校に通いたいと考えたときに、どのような基準で選べばよいのかわからないと悩む受験生や保護者の方もおられるでしょう。
ここからは、予備校選びで重視したいポイントを紹介します。
どのような指導をしているのか
予備校に通うときには、通う目的をはっきりさせましょう。
在籍するだけで成績が自然と上がる予備校は存在しません。
まずは学校の定期テストの成績を上げる、難関大学を目指すなど、自分が予備校に通う目的を設定します。
目的を達成できる指導が受けられるかは、予備校を選ぶ際に重視すべき判断基準です。
基礎学力の定着や苦手科目を克服を目指す受験生は、個別指導の予備校がおすすめです。
横浜予備校は、少人数制や個別指導を徹底し、受験生一人ひとりの学力や目標に合わせた細やかなサポートを提供しています。
授業を復習・定着させる復習徹底特訓では、できなかったところができるようになっていく自分を実感できます。
サポート体制は充実しているか
予備校選びには、受験生をサポートする体制が充実しているかも重要な判断材料です。
横浜予備校には静かで快適な自習室が完備されています。
個人専用ロッカーがあり、重い参考書を持ち歩かずにすみます。
わからない部分を中心に個別指導で解決し、学習カウンセリングでは2週間分の勉強スケジュールを専属コーチと一緒に立てます。
毎日やるべきこと・やり方が一目でわかり、スムーズに勉強に取り組めます。
予備校に通うのが難しい場合には、オンライン完全個別指導コースがおすすめです。
プロ講師による個別授業だけでなく、学習計画カウンセリング・勉強計画の作成・復習徹底特訓のサポートも受けられます。
高2から予備校に通って大学受験の成功率アップを目指そう
受験対策のために予備校に通う時期は、早い方が望ましいです。
特に高2から通い始めれば、学習習慣がつきやすく、主要教科の基礎固めに十分な時間をかけることができます。
この基礎固めは、受験における得点力を支える重要な土台となります。
一方で、部活動や学校行事との両立、コスト面などの課題があるのも事実です。
そのため、高2のうちに正しい勉強方法を確立することが重要です。
効率的な学習プランを取り入れることで、限られた時間を活用し、学力を着実に向上させることができます。
横浜予備校では、高2からの受験対策をサポートするため、一人ひとりに合った学習プランを提供可能です。
学習の基礎固めや主要教科の重点的な対策に加え、効率的に学力を伸ばすための具体的なアドバイスを行っています。
また、リーズナブルな料金設定で、部活動や学校生活との両立を考慮した柔軟な対応も可能です。
高2からのスタートで受験成功率を上げたい方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご利用ください。
専門スタッフが丁寧にヒアリングを行い、あなたに適切な学習プランをご提案します。お気軽にお申し込みください。