目次
- ○ 「書いても覚えられない私、さようなら。」横浜の大学受験塾からのアドバイス
- ○ 『書けば覚えられる』と思っている人へ
- ○ なぜ『書いても』も覚えられないのか?
- ○ 『書いて』も覚えられないを克服する4つの方法
「書いても覚えられない私、さようなら。」横浜の大学受験塾からのアドバイス
こんにちはヾ ^_^♪横浜予備校です!。
塾で生徒にアドバイスしている「書いて」覚える方法を今回のコラムではご紹介したいと思います。
『書けば覚えられる』と思っている人へ
今まで学校や塾の先生、またはお父さんお母さんに、
「書いて覚えないからダメなんだよ…!」
という助言をもらってきた人は多いと思います。
でも、
「英単語をたくさん書いたのに覚えられない…」
「漢字を書きまくったけど覚えられない…」
「僕(私)って記憶力が以上に低いんじゃないか..」
「暗記は無理…」
って思ったことはありませんか?
でも、『書く』という行為は5本の指から手首までの神経を使うので、ただ「読む」より「聴く」よりも『暗記』には効果が高い方法です。
大量の暗記をしていかなければならない高校生・受験生は「記憶力がない…」って嘆くよりも、早く・効率的に『書いて』覚える術を身につけていきたいですね。
今、『記憶力がない…』と思っている人でも正しい考え方、やり方を知れば”『書いて』覚える”の恩恵を受けることができます。
このコラムではより効率的に『書いて』覚える方法をお伝えします。
このコラムが頑張る受験生、高校生のお役に立てれば幸いです。
なぜ『書いても』も覚えられないのか?
『書いても』覚えられない理由は、『書く』ことが目的となってしまい、肝心の頭に入れること(覚えること)がないがしろにされてしまっているからです。
『書く』ということが作業になってしまっていて、『覚える』というところに意識が回っていない状況になってしまっているわけです。
例えば、follow「~に従う」という英単語を覚えたくてとにかく紙に
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
follow「~に従う」
と10回書いて満足してしまう。
そして、1分後には忘れてしまっている…。これが作業になっているという状態です。
『書く』という動作を『覚える』という目的に意識的につなげていきましょう。
それでは、『書く』を作業にせずに目的である暗記(記憶)につなげるための具体的な方法をお話します。
『書いて』も覚えられないを克服する4つの方法
まずは、『覚える』ことが目的だという意識をもちましょう。
例えば先ほどのfollow「~に従う」の例だと、これをいきなり書く前に一度『覚えてしまう』わけです。
頭にfollow「~に従う」が格納されたなと思ったら、15秒ほど間を置いて書き始めます。
この15秒の間があることで頭が整理され記憶の精度が上がります。
必ず、
覚えたいものを見る
→頭の中に覚えたいものを入れる
→頭に入ったと思ったら…
→15秒間の間をとる
→『書いて』覚える
という作業を行ってください。この15秒の間を取るかどうかで記憶の精度が違ってきます。
そこで、ただ『書く』のではなく『書く』ときに同時に声に出して『読んで』暗記を行っていくと良いです。
こうすることで五感がより刺激され覚える速度も上がってきます。
暗記するときは『大きな字』で書く事を心がけましょう。『大きな字』の方が記憶に残りやすいのです。
その証拠に街で見かける看板は太く・大きな字で書かれていますね。
これはやはり大きな字は記憶に残りやすいという効果を狙ったものです。
では後者の方が覚えやすいですね。
視覚を上手に活用して暗記を進めていきましょう。
lendは無料で「貸す」の意味で、borrowは無料で「借りる」。
一方、rentは有料で「貸す」と「借りる」の意味がある。
という説明を覚えようとする場合、このままでは覚えにくいですね。
そこで、次の様に言葉を図や表にして覚えるという工夫をしていきましょう。
こういった図や表を自分で書く事で『流れ』が理解できるので記憶の定着率も良くなます。