英語のリスニングが「速すぎて聞き取れない」「単語がつながって消えてしまう」と感じるのは、決して才能の問題ではありません。
多くの場合、自己流で練習してしまうことや、正しい手順を踏めないことが伸び悩みの原因です。
本記事では、つまずきの要因を整理し、初心者から大学入試直結レベルまでの学習ステップを順序立てて解説します。
さらに勉強時間の目安やチェック指標を盛り込み、短期間で効率よく得点を安定させる学習設計を紹介します。
目次
- なぜ英語リスニングが聞き取れないのか?
- 音のつながりや省略(リエゾン・リダクション)
- 単語や熟語の知識不足
- 英文構造を理解できていない
- 日本語に直してしまう
- 初心者がまず取り組むべき基礎勉強法
- 精聴で一語一句を正確に聞く
- オーバーラッピングで耳と口を慣らす
- シャドーイングで自然な音に慣れる
- 英語のリスニング力を伸ばす中級勉強法
- ディクテーションで弱点を可視化する
- リプロダクションで理解と記憶を強化する
- 速聴・倍速再生で処理速度を高める
- 大学受験・共通テストに直結する勉強法
- 問題形式を理解して戦略を立てる
- 先読み・メモ取りの活用法
- 過去問と模試で実戦力を鍛える
- 復習ルーティンで学習効果を定着させる
- リスニング力を確実に伸ばすために
なぜ英語リスニングが聞き取れないのか?

「速すぎて聞けない」と感じるリスニングの壁は、音声変化や語彙力、構文理解や日本語訳の思考など複数の要因が重なって生じます。
弱点を整理し、課題に応じた対策につなげましょう。
以下では、それぞれの原因に対応した練習法を段階的に紹介します。
特に医学部志望者は、構文・語彙・処理速度を一体で鍛えることが合否を左右するため、弱点の見極めが重要です。
音のつながりや省略(リエゾン・リダクション)
多くの学習者が最初につまずくのは、前後の音が連結するリエゾンや、母音・子音が弱く省略されるリダクションです。
これらは英語ならではの発音の特徴で、日常会話でも頻繁に起こります。
例えば「want to」が「ワナ」と発音されるなど、表記と発音が一致しないため、初心者には聞き取りにくく感じられるでしょう。
音声変化を知らず、すべての単語が明確に発音されていると誤解すると、聞き取りに大きな差が生じます。
医学部入試のように速さと正確さが求められる場面では、音声変化への対応力が結果を大きく分けます。
単語や熟語の知識不足

音声を正しく聞き取れても、単語や熟語の意味を知らなければ理解は進みません。
リスニングでは、単語を聞いた瞬間に意味を即座に想起できなければ、次の音声に追いつけず文脈の理解が途切れます。
医学部入試のように専門性の高い内容が出題される場合は、一般的な単語に加えて学術用語や日常表現まで幅広く習得しておく必要があります。
音と意味を同時に結びつける練習を重ねれば、理解の速さが増し、試験本番でも落ち着いて対応できるでしょう。
英文構造を理解できていない
リスニングが苦手な原因の一つは、英文を意味のかたまり(チャンク)として瞬時にとらえられないことです。
単語の意味がわかっていても、チャンクを意識できなければ内容が記憶に定着せず、理解が途切れてしまいます。
特に長文や複雑な文では、一語ずつ日本語に置き換えていると次の音声に置いていかれます。
チャンクを前提に英文を処理する習慣を持てば、情報を整理しながら正確に理解できるでしょう。
医学部入試では長文リスニングが頻出するため、チャンクを素早く見抜く力が得点差につながります。
日本語に直してしまう
聞いた英文を逐一日本語に訳そうとすることも、典型的なつまずきの原因です。
頭のなかで逐語訳を繰り返すと時間がかかり、速い音声についていけなくなります。
共通テストや医学部入試のように処理の速さが問われる試験では、英語を英語のまま理解する直読直解の習慣が欠かせません。
短い英文を聞いて要点を即座にイメージ化する練習を重ねれば、内容を効率的に把握できるようになります。
初心者がまず取り組むべき基礎勉強法

難しい練習に急に挑戦すると挫折しやすいため、学習は段階的に進めることが大切です。
まずは精聴で土台を作り、次にオーバーラッピングで耳と口を慣らし、最後にシャドーイングへと進める流れを意識しましょう。
以下では、それぞれの学習法の目的や手順を解説します。
加えて1回の学習時間の目安や習得の基準も提示し、初心者でも無理なく続けられる学習モデルを紹介します。
精聴で一語一句を正確に聞く
リスニング力の基礎を固めるには精聴が欠かせません。
英語の音声を一文ずつ丁寧に繰り返し聞き、単語や意味、さらに音声変化まで正確に理解していきます。
初心者が陥りやすいのは、スクリプトを確認せずに音声を聞き流してしまうことです。
文字と音を突きあわせ、発音と内容を一致させましょう。
1日15分程度を継続し、8割以上を正確に聞き取れたら次の段階に進みましょう。
オーバーラッピングで耳と口を慣らす

精聴で内容を理解できたら、音声と同時に声を出すオーバーラッピングに進みます。
スピードや抑揚、リズムを重ねることで、ネイティブに近い感覚を養えます。
難しすぎる教材は挫折の原因になるため、最初は短く簡単なスクリプトを用い、10〜15分を週に数回続けるだけで十分です。
音やリズムを8割以上正確に再現できたら、より長い文章へ進みましょう。
シャドーイングで自然な音に慣れる
オーバーラッピングで口を動かすことに慣れてきたら、シャドーイングに進みます。
これは英語の音声を聞きながら、1〜2語遅れて影のように声を重ねる練習法です。
耳で聞いた英語を即座に口に出すため、理解の速さや発音、スピーキング力まで総合的に鍛えられます。
注意すべき落とし穴は、回数をこなすだけで満足してしまう点です。
正確に再現できているか、一分間あたりの語数(WPM)に追いつけているかの確認が重要です。
学習効率を高めるには、次のような1週間のルーティンを参考にするとよいでしょう。
・月〜金:精聴を15分ずつ
・土曜:オーバーラッピングを10分
・日曜:シャドーイングを10分+1週間の振り返り
横浜予備校では、精聴からオーバーラッピング、シャドーイングまでを一人ひとりのレベルに応じて設計します。
専属コーチが正しいやり方を確認するため、リスニングに苦手意識があっても前向きに取り組めるでしょう。
さらに当校独自のトリプル復習システムにより、授業直後の確認テストや復習演習、翌週の再チェックまでを学習の流れに含めます。
学んだ知識を忘れる前に繰り返して定着させられるため、短期間でも成果を実感しやすいのが特徴です。
難関大入試でも安定して得点できる力を身につけましょう。
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英語のリスニング力を伸ばす中級勉強法

基礎練習を続けても成果が頭打ちになった場合は、次の段階として聞き取る速さを高める練習が必要です。
そこで中級者は、ディクテーションによる誤聴分析やリプロダクションでの記憶強化、速聴での処理速度アップを段階的に取り入れていきましょう。
ディクテーションで弱点を可視化する
ディクテーションとは、英語の音声を一語一句書き取る学習法です。
リスニング力に加えて文法や語彙、スペリングまで同時に鍛えられる点が大きな特徴です。
音声を文字に起こすことで、音声変化や聞き取りにくい部分に意識が向き、曖昧に聞き流す癖を改善できます。
さらに、聞き取れなかった原因が音のつながりなのか、語彙不足や構文理解の問題なのかを見極められるのもメリットです。
誤聴パターンを整理することで課題がはっきりし、次の学習へと効果的に活かせます。
リプロダクションで理解と記憶を強化する
リプロダクションとは、英語の音声や英文を一度記憶し、意味を理解したうえで自分の言葉で再現する学習法です。
聞こえた音をそのまま真似するのではなく、頭のなかで内容を整理してから英文を再構成すれば、理解力・記憶力・発話力を同時に高められます。
最初は一文ごとに区切り、簡単なメモを頼りに復唱するのが効果的です。
慣れてきたら数文や段落単位に広げ、要点を自分の言葉で要約して再現する練習に移りましょう。
こうした訓練を重ねれば直読直解の習慣がつき、スピーキング力の向上にも直結します。
速聴・倍速再生で処理速度を高める
英語を聞き取れても、理解するスピードが遅いと速い音源に追いつけません。
そこで有効なのが速聴や倍速再生です。
通常速度に慣れた教材を1.1倍から始め、1.3倍へと段階的に速度を上げながら意味をつかむ練習を重ねましょう。
聞き取りミスや正答率、1分間あたりの語数を記録して週ごとに振り返ると、さらに効果的です。
ただし、無理に速い音源を使うと聞き流しになり、理解が定着しません。
自分の弱点を把握し、適切な教材を選ぶことが重要です。
横浜予備校では、ディクテーションやリプロダクションを通して誤聴パターンを分析し、その結果をもとに学習プランを個別に設計します。
レベルや志望校に応じて、教材や倍速設定、練習法の順序を明確にして進められます。
さらに入会金や教材費、推薦対策費などが無料で提供されるため、追加の費用を心配する必要はありません。
難関大受験に特化した教材と一流講師の指導を、ぜひ体感してみてください。

短期間で成果を出したい方は、無料カウンセリングで現状を確認しましょう。一人ひとりに合った学習プランを提案します。
大学受験・共通テストに直結する勉強法

本番で安定して得点するには、問題形式ごとの戦略と復習サイクルの明確化が不可欠です。
ここでは共通テストや医学部入試に直結する勉強法として先読みやメモ取り、過去問活用、復習ルーティンなどの実戦的かつ効率的な方法を紹介します。
問題形式を理解して戦略を立てる
リスニング問題は設問の形式によって、注目すべき情報が変わります。
まず意識したいのは、話している人物と場面の状況です。
依頼や提案、指示が絡む問題では話者の意図や目的を押さえることが正答率を高める鍵になります。
形式を把握し、注目ポイントを整理する習慣を持てば、本番でも迷わず解答できます。
先読み・メモ取りの活用法
リスニング問題では、音声が流れる前に設問や選択肢を確認しておくことが重要です。
登場人物や場面、数字や固有名詞に注目すべきかをあらかじめ予測しておくと、答えの手がかりを拾いやすくなります。
音声が始まったら、要点となる言葉や数字だけを簡潔に記録しましょう。
細かく書きすぎると聞き逃しにつながるため、重要な情報に絞ることが大切です。
先読みで焦点を絞り、要点メモで記憶を補えば、落ち着いて効率よく正解にたどり着けます。
過去問と模試で実戦力を鍛える
リスニング力を本番で発揮するには、過去問と模試を使った実戦練習が欠かせません。
過去問は数年分を解くことで出題傾向がつかめ、音声の速さや設問形式にも慣れることができます。
一方、模試は本番と同じ緊張感のなかで解けるため、集中力の維持や時間配分の確認に効果的です。
解き終えたら内容を自分の言葉でまとめ、聞き取れなかった箇所を整理しましょう。
実戦形式を繰り返すことで弱点が明確になり、本番でも安定して得点できる力が育ちます。
復習ルーティンで学習効果を定着させる
リスニング力は一度の演習では身につきません。
効果を高めるには、復習のタイミングを意識することが重要です。
具体的には24時間以内に音源を聞き直し、1週間後、1ヶ月後に再確認する流れを組みましょう。
医学部入試を視野に入れる場合は、講義調や討論調の素材を復習に取り入れると実戦感覚が磨かれます。
出題量が多いため、効率的な復習ルーティンの確立が安定して高得点を取ることにつながります。
リスニング力を確実に伸ばすために

リスニングの力を伸ばすには、やみくもに練習を繰り返すだけでは不十分です。
いまの到達度を診断し、課題を見極め、志望校や目標に合った教材を選ぶことが効率アップにつながります。
共通テストでは一分間あたりの語数(WPM)を目安に速度を調整し、医学部入試では専門用語を含む音源を使うなど、目標に応じた学習プランが必要です。

横浜予備校は、受験全体のスケジュールを見据えた学習管理を強みにしています。
学習ログや面談レポートで進捗を可視化し、保護者も状況を確認できる仕組みが整っています。
さらに専属コーチによる計画調整やLINEでの質問対応があるため、長期の受験勉強でも挫折せずに続けられるでしょう。
加えて、到達度診断に基づき課題や音源を選定し、一人ひとりに合わせた学習プランを設計します。
横浜予備校は、あなたの挑戦を全力で応援します。