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受験勉強への挫折癖を直す目標の考え方

こんにちは!ヽ(^0^)ノ佐藤です。

最近、勉強にやる気モードになってきた横浜予備校の高校2年生から相談を受けたので、ここでその回答の一部をお伝えしたいと思います。その相談内容とは

目標を立てるけどいつも達成できない…

というものです。勉強への挫折癖がつかないようにするためにも、目標の正しい考え方と目標達成の仕方をしっかりと身につけていきたいですね。

「目標を立てるけどいつも達成できない」という人は目標には、

結果目標行動目標

2種類があることを知り、目標の考え方・捉え方を変えていきましょう!

結果目標とは?

恐らく、「いつも目標を達成できない…」と思っている人は結果目標ばかりをたてて自信を失っているのだと思います。

結果目標とは例えばつぎのような目標です。
「夏までに5kg痩せる!」とか、
「営業成績で社内No1になる」

受験生なら「○月×日の模試の英語で150点以上をとる!」
とかいうのが結果目標になります。

しかし、こういった結果目標は”不確定要素が多く、自分の力ではどうしようもないことが多く出ててきてしまいます”。

つまり、結果目標は自分の力だけではなかなかコントロールできないのです!

自分の力でコントロールできない結果目標だけを追いすぎると毎回「目標を達成できない…」という悪循環に陥ってしまいます。

そこで、結果目標に近づくための確実に実行できる行動目標を設定していきしょう。

行動目標とは?

先ほどの結果目標をそれぞれ行動目標にすると、

「夏までに5kg痩せる!」なら行動目標は「夕食にお肉を食べない!」とか「今までしていた間食を全てやめる」などとなりますね。

「営業成績で社内No1になる!」なら行動目標は「毎日、新規の電話がけを50件行う」とか「ランドマークタワーに入っている会社に最上階から1階までの全ての会社に営業をかける」といった目標になりますね。

これらの目標は自分の努力・意思次第で実行できるものになります。

自分の努力次第で達成できる目標なので着実に目標を達成でき充足感を得られます。

受験生の場合、結果目標(模試など)から逆算して(例えば、○月×日の模試まで60日あるので英語は○○と●●を勉強し数学は△△と▲▲をやる!など)、やるべき分量÷残った時間(日数)で1日のやるべき具体的な行動目標を立てていきます。

この際、欲張りすぎずに達成するすることが現実的に可能な行動目標にしましょう。

そうでないと、計画倒れを起こしやる気・モチベーションの低下という事態に陥ります(-_-;)。

中間目標を使って軌道修正!

結果目標に向けて計画の修正、調整を図るために中間目標を定めましょう。

例えば、今が12月1日で結果目標である模試が2月1日なら12月30日に中間目標を定めます。

現状の英語の点数が120点で2ヶ月後の結果目標が150点なら、中間目標は135点に設定するのです。

中間目標で試験の難易度が変わらないのに点数が伸びていないという状況ならこの時点で勉強のやり方などを再度考えて修正します。

この結果目標と中間目標のサイクル回していくことで最終的な結果目標(志望校合格)が見えてきます。

簡単に図示すると
【①中間目標】―軌道修正→【②模試・過去問演習など】―軌道修正→【③中間目標】―軌道修正→【④模試・過去問演習など】―軌道修正→【⑤中間目標】・・・・→【入試本番】

入試本番に向けて①から②で、②から③で着実にパワーアップしていければ今は遠くに見える志望校も徐々に近づいてきますね。

漠然と結果目標を立てるのではなく、実現可能な毎日の行動目標を作っていきましょう。小さな目標(行動目標)をクリアしていくことでモチベーションの低下を防いで勉強をしていくことができます。その結果、大きな目標(志望校合格)を達成することができます。

このコラムが頑張る受験生のお役に立てれば幸いです。



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