今回は大学入試英語長文読解力アップのために絶対に意味を押さえておきたい頻出重要単語として【save】を紹介したいと思います。
動詞【save】にはたくさんの意味がありますが、そのコアイメージは1つだけ。
それは『大切なものを失わないようにする』というものです。
このイメージを押さえながら【save】の覚えるべき意味を例文とともに1つ1つ確認していきましょう。
目次
- ○ 『大学入試英語長文対策』頻出重要単語【save】…「動詞」の意味は主に5つを暗記!
- ・①『~を救う』
- ・②『~を蓄える・取っておく』
- ・③『~を節約する』
- ・④『~を省く』
- ○ 『大学入試英語長文対策』頻出重要単語【save】の確認テスト!
- ○ まとめ
『大学入試英語長文対策』頻出重要単語【save】…「動詞」の意味は主に5つを暗記!
①『~を救う』
saveのコアイメージ「大切なものを失わないようにする」の意味に最も近い訳語が『~を救う』です。野球用語の「セーブする(救援投手が試合を負けから救う)」でもお馴染みの意味ですよね。【save A from B】『AをBから救う』のパターンもよく使われます。
例文
・He saved my life.
彼は命の恩人です。
・He saved his brother from drowning.
彼は弟が溺れるのを助けた。
・He saved the firm from bankruptcy.
彼は会社を破産から救った。
②『~を蓄える・取っておく』
saveのコアイメージ「大切なものを失わないようにする」→「使わないようにする」となり『~を蓄える・取っておく』という重要な意味もあります。
例文
・He saves money for a new car.
彼は新車のために貯金している。
・I save the homework for weekends.
宿題は、週末にやることにしてるんだ。
【save A B】=【save B for A】『AにBを取っておく』のパターンもあります。
・Save us a seat at the ball game.
野球の試合で私たちに座席を取っておいて下さい。
・We should save some of the candy for children.
子供たちのためにキャンディーをいくらか取っておかないといけない。
③『~を節約する』
saveのコアイメージ「大切なものを失わないようにする」が派生して、『(時間、お金、エネルギー等)を節約する』という意味もあります。
例文
・We should save energy for the future.
我々は将来のためにエネルギーを節約すべきだ。
・If you use this coupon, you can save three dollars.
このクーポン券を使えば3ドルの節約になります。
・We can save time by taking our lunch from home.
家からお弁当を持っていくことで時間を節約できる。
④『~を省く』
「節約する」の意味が派生して、『(時間、お金、労力)を省く』という重要な意味もあります。主に【save A B】『AさんのBを省く』のパターンで頻出です。
例文
・This tablet will save you a lot of time and trouble.
このタブレットのおかげでかなりの時間と手間が省けるでしょう。
・If you telephone, it will save you writing a letter.
電話をかければ手紙を書かないで済む。
『大学入試英語長文対策』頻出重要単語【save】の確認テスト!
文脈で判断してsaveの適切な意味をA~Dから選んで下さい。
① Your help saved me a lot of work.
② Save your strength for the game tomorrow.
③ Save your bonus money for something special in the future.
④ The warning sign saved drivers from hitting a large hole.
A.「~を救う」
B.「~を蓄える・取っておく」
C.「~を節約する」
D.「~を省く」
※解答は「まとめ」に掲載
まとめ
いかがでしたでしょうか?
saveの意味をしっかりと覚えて、文脈の中で適切な意味を判断できようになって欲しいと思います。
【確認テスト解答】
①D ②C ③B ④A