目次
- ○ イラストを利用した勉強法3選
- ・数学編
- ・理科編
- ・社会編
イラストを利用した勉強法3選
こんにちは!
皆さんは、イラストや図を使って勉強することを意識されていますか?
今回は、イラストを使って勉強することをおすすめしたい科目別に、どのようにイラストを使うのかをご紹介します。
数学編
数学の問題の一部は、図を描いた方が解きやすくなるものが多くあります。
図を描くことに慣れておくことで、入試本番でも綺麗な図がスムーズに描けるでしょう。
数学の状況整理をする際には図を描くということを常々意識してください。
数学の図のポイントは、とにかく大きく、余白を作りながら描くことです。
図に数値などの情報を書き込んでいくため、十分な空白を用意しておかなければ、途中で「これ以上書けないから、やっぱり大きな図にしよう」と描き直す手間が増えてしまいます。
理科編
理科のイラスト・図は、教科書や資料集のイラストや写真を綺麗に描き写すことを意識しましょう。
綺麗に描き写すためには、本物の図をよく見るようになります。
理科はイラスト・図1つあたりの情報量が多く、例えば生物の植物細胞・動物細胞の構造は1つのイラストだけでたくさんの器官を描くことになります。
しっかりと知識を身につけるために、正確に、綺麗にイラストをノートに描くようにしましょう。
社会編
社会のノートには、そこまでたくさんのイラストを描くのではなく、適度に印刷した画像なども使用することをすすめています。
地理でいえば、グラフなどは教科書・資料集をそのままコピーして貼り付けるようにします。
グラフを使った問題で出題されるのは、そのグラフの特徴を掴めているかどうか確かめる問題や、グラフから読み取れることを見つける問題です。
そのため、教科書のグラフを正確に暗記する必要はないのです。
歴史・公民でいえば、最もイラスト・図が使われるのは人物の写真でしょう。
人物をイラストにわざわざ直してノートに描くのではなく、教科書・資料集の写真そのものであればあるほど良いです。
人物画は、見るだけで歴史の流れがわかります。
例えば、
・絵なのか写真なのか(写真で撮影された方がより新しい時代を生きている人物だとわかります)
・白黒写真なのかカラー写真なのか(カラー写真の方がより新しい時代を生きている人物だとわかります)
・服装(同じ時代を生きた人物は、同じような服装をしている可能性が高いため、服装だけでも時代の前後がわかることがあります)
などの情報が詰め込まれているのです。
つまり、写真を記憶しておくことによって、入試本番で写真が出てきたときに「これはカラーだったから、この時代以降の人だろう」というヒントと合わせて問題を解き進めることができます。
イラストの種類や使い方は、科目別で異なります。
ぜひイラストを、適切に勉強に取り入れてみてくださいね。