推薦入試(ここでは総合型選抜と学校推薦型選抜(公募制)の両方を含む)の受験を考えている人は、早い人だと出願書類を提出し終わった頃でしょうか。準備中の人はあと少し頑張ってください。
さて、出願書類の準備が終わったら、試験当日に課される内容の対策を始めると思います。そこで普段の勉強とは別に対策が必要なことに面接がありますが、面接が苦手な人も多く、面接がない推薦入試がいいな、と考えている人もいることでしょう。
目次
- ○ 面接がない大学はあるの?
- ○ 面接がないと楽?
- ○ オンライン面接は楽?
- ○ 最後に
面接がない大学はあるの?
昨年より流行している新型コロナウイルスの影響で、昨年は面接を中止する大学がいくつかありました。もしくはオンラインでの実施に切り替えた大学もありました。
今年も新型コロナウイルスの影響で、例えば昭和薬科大学の推薦入試では面接を中止し、筆記試験と書類(志望理由書と調査書)で合否の判定をするそうです。また、武蔵野大学や桜美林大学などではオンラインで面接を実施します。
面接がないと楽?
では、面接がないと楽なのでしょうか。確かに、面接の練習をする必要はなくなる分、時間的・精神的楽になるかもしれません。ただ、出願書類を書く際にしっかりと大学の志望理由が伝わるように書く必要があります。また、推薦入試を受けようと思っている人の中には、高校時代に頑張ったことをアピールしたい!と思っている人もいると思います。そういったことがアピールできなくなってしまうため、勉強以外の部分を評価してほしいと思っている人にとっては不利になってしまうかもしれません。
オンライン面接は楽?
次に、オンライン面接は楽なのでしょうか。直接対面で話すわけではないので、緊張しづらくなり、精神的には楽かもしれません。ただ、対面ではない分、面接官とのコミュニケーションがとりにくいと感じる人もいます。また、自宅のインターネット環境も確認しておく必要もあります。当日に“インターネットの調子が悪くなってしまった”と焦ることのないように、準備をしておきましょう。
最後に
推薦入試で面接がない大学はあまりないと思った方がいいでしょう。面接が苦手だから面接がない推薦入試を受けたい、と思う気持ちは非常にわかります。でも面接が得意な人なんてほとんどいないと思っています。
コロナのため、面接当日はマスクを着用し、さらに大学によってはパーテーションが設置されているかもしれません。マスクがある分、声がこもってしまい、表情もわかりづらくなってしまいます。苦手だな、と思っている人は、できるだけ笑顔で大きな声で話すように心がけましょう。