目次
- ○ 本気で英語長文を得意にしたい人必見!英語長文の復習の仕方
- ・英語長文読解の勉強って何をやっていいか分からない…
- ・人に説明できる英語長文を100本作れればどこでも合格る!
- ・英語長文で総合力を鍛えよう!
- ・英語長文を100本を徹底的に勉強すると得られる効果
- ○ 人に説明できる英語長文100本の作り方
- ・ステップ0 英文解釈法を身に付ける
- ・ステップ1 参考書を買う
- ・ステップ2 普通に問題を解き、解説を読む
- ・ステップ3 英語→日本語のフレーズ和訳を声に出して10回行う!
- ・ステップ4 白文に自力でフレーズ和訳を書く
- ・ステップ5 音声に合わせて英文を音読
- ・ステップ6 和訳を見て英文を再現
- ・ステップ7 自分で作問してみる!
- ・ステップ8 白文を見て読み方・とき方を説明
- ○ まとめ
本気で英語長文を得意にしたい人必見!英語長文の復習の仕方
英語長文読解の勉強って何をやっていいか分からない…
英語長文の勉強って何を具体的にやったらいいか分からない人が多いと思います。
予備校や塾では
文脈が大事とか...(結局、国語力かよ!)
文構造を正確に捉えなきゃいけないとか...(速く読めないじゃん!)
単語が大事とか...(そんなのは分かっているから覚え方を教えてくれ!)
速読が大事とか...(えっ、文構造は?)
色々な情報が入ってきてさらに混乱してしまっている人も多いのではないでしょうか?
結論を言うと、上記の全てが大事です。この全てを身につけるためには具体的にどういった勉強をしていけば良いのでしょうか?
人に説明できる英語長文を100本作れればどこでも合格る!
これから英語の勉強を始める人は入試までに人に説明できる英語長文を100本作ることを目標に勉強していくと良いです。
これから入試まで1年あれば1週間に3本のペースで人に説明できる長文を作っていきましょう。
横浜予備校では毎週ほぼこのペースで長文の授業が消化されていきます。そして、生徒にはその週にやった英文に関して、
①単語テストを行う
②英語→日本語のフレーズ和訳を先生の前で行う
③学習した英語長文をみんなの前で説明!
という復習を半強制的に行っていきます。これとほぼ同様のことが自習で出来れば爆発的に英語力が伸びていくはずです。
英語長文で総合力を鍛えよう!
1つの英語長文で新出の単語が30個出てきたら、その英語長文を完璧に仕上げれば30個の単語がものにできます。
単純に30個×100長文で3000個もの英単語が自動的に暗記出来るのです!
また、英文を100本も読み込めばその中に入試で必要なほぼ全ての構文が出てきます。長文の中で文構造だってしっかりと学習できるわけです。
また、設問の解法や文と文のつなががり、パラグラフとパラグラフのつながりなど論理に関する部分もしっかりと学習できます。
英語長文を100本を徹底的に勉強すると得られる効果
英語長文を徹底的に再利用して勉強をすれば次のような英語力向上に必要なほぼ全ての力がつきます。
①単語が3000語自動的に身に付く!
②速読力が身に付く!
③並べ替え問題や英作文に強くなる!
④リスニングに強くなる!
⑤出題者の意図を見抜けるようになる!
という効果が期待できます。
人に説明できる英語長文100本の作り方
ではどうやって英語長文を自習で勉強していけばよいのでしょうか?その具体的なやり方を説明していきます。
ステップ0 英文解釈法を身に付ける
まずは、英文解釈の勉強。文型や句・節が上手に取れない人は英文解釈の勉強をして下さい。
このブログでも紹介している、「大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる」などを利用して一文を読む方法論を身につけていくとよいです。この段階が終了している人は早速、ステップ1から行っていきましょう。
ステップ1 参考書を買う
構文解説が詳しく、ネイティブの音声付き教材を購入しましょう。
お勧めはハイパートレーニング英語長文です。
英語力に自信がなければレベル1から、多少自信があればレベル2から勉強を初めて行きましょう。
(他にお勧めしたい教材はレベル別英語長文問題集[旺文社]、スピード英語長文[英文速読研究会]です)
ステップ2 普通に問題を解き、解説を読む
各参考書で指定された時間内に問題を解くようにしましょう。そして、参考書の解説を熟読。
多くの受験生はこのステップで勉強を終わらせがちですが、本番はここからです。本気で英語を得意にしたいなら、偏差値70overを目指すなら徹底的に次のステップ3以降の勉強を行っていってください。
ステップ3 英語→日本語のフレーズ和訳を声に出して10回行う!
効果 英単語・英熟語・文構造を身に付ける!
ステップ2で各英文の文構造を理解し、ある程度単語を覚え問題の解き方が分かったら、必ず意味を取りながら英語→日本語のフレーズリーディングを10回行っていきましょう
(横浜予備校では全ての長文にフレーズ和訳がついています。参考書ではハイパートレーニングにフレーズ和訳がついているので有効活用しましょう。)
これを10回徹底して行うことで自然と長文の中で単語を覚えることができます。
また、頭から英文を解釈していくので英文を読むときの頭の回路が徐々に速読モードになっていきます。
ステップ4 白文に自力でフレーズ和訳を書く
効果 頭を速読モードに切り替える
何も書き込みのない英文に自力でフレーズ和訳を書いていきましょう。
この段階で書けなかった部分やフレーズ和訳を書く速度が遅くなってしまった部分が定着の甘い部分です。再度、文構造を理解し直し、単語を覚えなおしましょう。
ステップ5 音声に合わせて英文を音読
効果 リスニング力の強化
付属するネイティブの音声に合わせて英文のみ音読を5回ほどしていきましょう。ここまで出来れば、あとは通学途中に聞こえてくる音声のまま意味がとれるまでネイティブ音声を聞いていきましょう。これにより、長文を勉強しながらリスニングの勉強もできるし、手があかない時に耳から効率的に復習できますね。
ステップ6 和訳を見て英文を再現
効果 英作文力の強化
ここまで来たら、和訳を見て読み込んだ英文を再現できるかどうかを試してみましょう。
7割程度英文を再現できれば合格です。
この作業をしっかりと行っていけば例文集の暗記すら必要なくなってきます。
ステップ7 自分で作問してみる!
効果 出題者の意図が分かるようになる!
かなり英文が身についているはずなので、その英文に関してはかなり詳しくなっているはずです。
そこで、ここまで読んだ英文を利用して”自分なら「言い換え」が発見できたかどうかを問いたいからここに下線を引く”とか、”ここは「対比」の部分だから自分ならここに内容一致の問題を作る”とかを考えてみてください。
この作業をすることで出題者の意図や新しく読む長文で解法の糸口をものすごく見つけやすくなります!
ステップ8 白文を見て読み方・とき方を説明
白文を見て英文の読み方、設問の解き方が全て説明できるか確認しましょう。エアー授業を自分の部屋などで是非行ってみてください。全てを滞りなく行なえたらかなり英文が定着していることになります。(横浜予備校では先生に授業をしてもらいます!)
学習した英文を徹底的に再利用して学習すれば、『短期間で実力がつくのに時間がかかる』と言われる英語を得意科目にしていくことができます。
まとめ
長文問題100本リサイクル勉強法の効果
①100本読み込めば単語力が自然に身に付く!
②フレーズ和訳の徹底で頭を速読モードにできる!
③英作文・整序作文に強くなれる!
④リスニングに強くなれる!
⑤出題者の意図が分かるようになる!
このブログ記事が頑張る高校生、受験生の参考になれば嬉しいです。