医学部入試を受けるにあたり、化学が選択科目のうちの1つである方もいらっしゃるでしょう。
化学の参考書も本屋さんにはたくさん並んでいますが、どれを選べばいいのかわからない・・・なんていう方も、少なくないでしょう。
今回は、私自身が高校生だった時に「この参考書と問題集の内容が頭に入っていたら、旧帝大に入れるよ」と薦められて購入した参考書・問題集をご紹介します。
目次
- ○ 参考書:化学の新研究
- ○ 問題集:化学の新演習
参考書:化学の新研究
この参考書をベースに学習を進めて、「化学の新演習」を解いて知識の応用力をつけるという方法で私は使用していました。
また、「化学の新演習」の説明で再確認したい知識がある場合に、用語集として化学の新研究を見直していました。
この参考書に書いてあることはレベルが高く、中には高校レベル以上のことも絡めて解説をしています。
価格は2860円で、「この内容のレベルの高さと丁寧な説明が、この価格で!?」と驚くほどです。
(入試に出ない範囲のことも絡めて説明していることや、信頼性に欠ける表現になっているのでは?と一部の人々からは「推奨しない」と言われることもあり、購入することに不安を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に使ってみた感想としては、そのようなことは感じたことはありませんし、大学入学後に化学の講義もいくつか受けていましたが、「新研究は適切な表現ではなかったのでは?」と思うような場面には遭遇しないまま、無事卒業しました。)
問題集:化学の新演習
問題の内容は、入試問題を参考に作られているため、比較的レベルが高いものが多いです。
問題のクオリティが高いので、一問解けるようになるごとに確実に力が身についている感覚があります。
3段階で難易度が表示されているので、自分の実力に合わせて解く問題を選ぶこともできますし、難易度が高い問題が解けるようになった時には力が身についたことも感じられて嬉しくなることでしょう。
ただ、この問題集に掲載されている問題のレベルは他の問題集よりもかなり高いので、あまりに解けないとモチベーションが下がってしまうかもしれません。
しかし、この問題集をスラスラ解けるような受験生はほとんどいないので、解けなくても解説を読んで、次にその問題をもう1周した時に解ければ良いと考えながら取り組んでいました。
価格は1540円で、他の問題集と比べてもとびぬけて高いというわけでもありませんし、内容も充実しています。