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自由英作文が得意になるためのコツ
英語において特に苦手意識のある人が多いのが自由英作文です。しかし、得意になれば安定した高得点を狙える科目であり、勉強する価値はあります。ですが、単語や文法はかなりのものである自信がある上に、良い英文を書けた手応えがあるのに、なぜか採点が伸びない…ということがあった方はいませんか?そんな場合は、ちょっとしたことを心がけるだけで飛躍的に点が伸びる場合があります。
自由英作文のコツ① 何を書いてもいいわけではない!
まず意識すべきは、「自由英作文」とはいえ、何を書いてもいいわけではない、ということを肝に銘じておきましょう。どういうことかというと、
「出題文の範囲内で」自由に英作文をすべし
ということを意識しておきましょう。これは当たり前のことのように思えますが、意外に見落としがちです。例えば、「未来にはどんな発明がされ、それによってどんなことが起きると予想するか」というテーマであった場合、発明についてのみ書いているだけでは大幅に減点されるでしょう。このようなテーマの場合は「未来になされる発明」「その発明により起きること」という2つのポイントがあり、これら両方についてしっかり書かなければいけません。他にも例えば「〜の特徴を1つあげ、それについて述べよ」という出題ならば、特徴を2つ以上あげたら減点されます。このように、出題のテーマのポイントはどれかを見極め、過不足なく書いていくことが肝要です。
自由英作文のコツ② 出題に沿い、はっきり考えを書こう
「出題文の範囲で」ということと関連して、ある物事に関する意見を書く英作文問題というものもありますが、その場合は、どんな意見か判然としない、玉虫色の意見を書いたら減点されます。典型的な例として、ある物事に賛成か反対かを書くという形式がよく出題されます。この時、「良い面も悪い面もある」という趣旨の作文をしたらかなりの減点を食らうでしょう。出題テーマは「賛成か反対か」を聞いているのであって、あなたの意見の是非を問うのが英作文の出題の目的ではありません。それゆえに、賛成なら賛成、反対なら反対とはっきりと決め、自分の意見を支持する理由だけを愚直に書いていきましょう。これも出題文の範囲から外れない、ということを守ることと通じます。