目次
- ○ 単語帳で覚えた単語をすぐに忘れてしまう…
- ・単語―意味で覚えるのではなくストーリーとして覚えよう
- ・ストーリー記憶を使えば単語が頭に入って来る!
- ・例文暗記法でストーリー性を持って単語を覚えよう!
- ・例文の日本語訳に英単語を入れて10回音読
- ○ まとめ
単語帳で覚えた単語をすぐに忘れてしまう…
学校や塾・予備校などで単語帳が配られて、小テストがあるので毎回何とか範囲を覚えては、すぐに忘れてしまう人が多いと思います。
せっかく小テストがあるのであればしっかりと覚えてペースメーカーとしてうまく利用していきたいですね。でも、
「覚えたのにすぐに忘れる…」
「テストまでは覚えてられるけど、テストが終わったら忘れちゃう…」
という悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
単語―意味で覚えるのではなくストーリーとして覚えよう
単語帳を覚えるときに英単語―意味をひらすら読んで(書いて)覚える人が多いようです。
このやり方は時間などを意識して集中して行えば効果があるのですが、なかなか集中して取り組めないのも事実だと思います。
そこで、このコラムではなるべく長期記憶に入るようなやり方でターゲット1900やシステム英単語のような単語帳を覚えていくやり方をお伝えしたいと思います。
ストーリー記憶を使えば単語が頭に入って来る!
一部の例外を除けば、基本的に人間は丸暗記が苦手な生き物です。
丸暗記が苦手な代りに「理解」を伴った記憶は得意です。
理解を伴った暗記とは「流れ」や「ストーリー」を把握して記憶するということです。
人間の脳はストーリー性のないものを覚えることはとっても苦手。逆にストーリー性のあるものなら暗記できそうですね。
単語にもストーリー性を持たせて記憶していけば楽に記憶できるはず。
このストーリー性を持たせて記憶する手っ取り早い方法が次に紹介する「例文」暗記法です。
例文暗記法でストーリー性を持って単語を覚えよう!
多くの場合、英単語―意味のセットで丸暗記をしていると思います。
recognize 認める
notice 気づく
raise 上げる
enter 入る
suffer こうむる
・・・
上記のような英単語―意味を何度も書き(読み)英単語を覚えようとしていませんか?
これでは、丸暗記で作業が単調なのでどうしても脳が前向きに覚えようという気になってくれません。
そこで、どんな単語帳にもついている例文(フレーズ)を利用してみるのはいかかでしょうか?例えば、こんな感じですね。
1.recognize the importance 重要性を認める
2.notice the color change 色彩の変化に気付く
3.raise three children 3人の子供を育てる
4.enter college at fifteen 15歳で大学に入る
5.suffer heavy damage ひどい損害を受ける
そして、さらにストーリーとしてく記憶に残しやすくするために次のような工夫をしてみましょう。
例文の日本語訳に英単語を入れて10回音読
やることは次の作業だけ。
“例文の日本語訳に覚えたい英単語を入れて音読!”
先ほどの例文の場合だと次のような感じになります。
2.色彩の変化にnoticeする
3.3人の子供をraiseする
4.15歳で大学にenterする
5.ひどい損害をsufferする
そして、このリストを声に出して10回ほど音読すると意味のあるストーリーを伴って単語を記憶することが出来ます。
こうすれば簡単に暗記に必要な「ストーリー性」を伴って英単語を記憶することができますね。
単純に英単語―意味のペアを丸暗記した場合と比べて圧倒的に長く記憶に残る単語になると思います。
例文の日本語訳の中に英単語を入れて音読するだけなのですぐに実行できるもの嬉しいです。
まとめ
例文を利用してストーリー性を伴った暗記を行えば単語帳の単語を比較的長期間記憶できる!