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医学部入学後、生物は物理選択より有利か?|現役の国公立医大生が解説!

高校理科の生物分野では、細胞生物学や人体の構造と機能の学習項目があり、これらを学べば医学部入学後にも講義にスムーズについていける、という考え方があります。実際のところはどうなのでしょうか?現役の医大生の立場から解説していきます。

 

高校生物で学ぶのは、医学部の講義のごくごく一部

確かに、例えば細胞の構造や分裂様式、呼吸や循環、ホルモンなどの知識は、医学部の講義でも学ぶことであり、先取り学習ができていると言えるでしょう。しかし、それらの知識は医学部の講義のうちのごく一部であり、それらを学んでも全く有利ではないというわけではありませんが、少なくとも、生物より物理が得意だけど入学後のことを考えて生物選択にする、という決断をするべきであるほどのアドバンテージにはならないでしょう。

高校生物は狭い知識の応用だが、医学部の知識は広範

加えて、高校生物では難易度の高い問題では考察問題や計算問題がよく出題されますが、それは狭い範囲の知識を応用するような問題を作ることで難易度を上げているのです。
これに対し、医学部で学ぶ知識は広範で、医師国家試験問題を見てわかる通り、ほとんどが「知っているか知らないか」で決まる知識問題です。これはつまり、高校生物が得意になっても医学部の講義や試験ではさほど役に立たない可能性が大きいということ、加えて、高校生物で学ぶ知識の範囲くらいなら、医学部入学後に十分追いつける、ということを意味します。こういった観点からも医学部志望だからと言って得意ではない生物を選択しなければならないという道理はないということがわかります。

医学部入学後、最も必要なのは英語!

医学部入学後を見据えて高校の範囲を一生懸命勉強するならば、むしろ英語がおすすめされます。医学部では医学論文を読む機会が頻繁にあり、それらはほとんどが英語で書かれています。留学の機会を設けている大学もあり、入学後、さらには石になってからでも、英語を避けて通ることはできないでしょう。それゆえにほとんどの医学部では入試問題に英語があり、しかも全科目合計点における英語のウエイトは高くなっています。医学部入学後のことを考えて受験勉強するならば、英語に力を入れましょう。


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