いきなりなのですが、ご自身の勉強のスタイルを振り返ってみてください。
皆様はどのような姿が頭に浮かびましたか?
手にはペン、机の上にはノートと問題集と消しゴム、そして間違えた所を消した消しカスなどがあるのではないでしょうか?
机に向かって、何かを書きながら勉強をするスタイルは大変一般的です。
しかし、時にはペンも消しゴムもノートも使わないことで時間まで節約できてしまう、節約勉強法が効率的なこともあります。
※節約勉強法だけを実践するのではなく、あくまでも日常的に机などに向かって勉強はしていて、ある程度知識がついている状態で節約勉強法を実践することをおすすめします。
目次
どのような勉強法?
英語、理科、社会、国語の問題の中でも、選択肢がある場合には、頭に答えを思い浮かべて解答解説を見るだけです。
一問一問解答を見ることで、もし間違っていてもすぐに脳内で修正できます。そのため、一問ずつ確認することを強くおすすめします。
数学に関しては、解き方と使う公式を思い浮かべるのみで、解答解説を見てください。
計算をして答えまでを導くという過程は、節約勉強法では必要ありません。
そのため、本来であれば1問あたり数分かかるにもかかわらず、たった数十秒で次の問題にうつることができるようになってきます。
瞬時に浮かんだ答えや解き方を目で見て確認するだけなので、机に向かっていなくても、ソファの上でペラペラページをめくりながら勉強できるのです。
常に同じ姿勢だと負担も同じところにばかりかかってしまうので、たまには寝転がったりしながら勉強しても良いと思います。
節約勉強法が向いていない分野
時間も文房具も節約できるので、可能な限り採用したいのですが、実は節約勉強法が向いていない分野もあります。
それが理科の実験問題、国語の記述問題、英語の英作文です。
理科の実験問題に関しては、段階を追って整理をしながら結果を考察する必要があるので、段階に分けて思考の整理をする際に、どうしても脳内だけの整理では追いつかなくなってくることがあります。
国語の記述問題に関しては、なんとなく頭の中で解答を組み立てて解説を見たとしても、どこまで正解できているのかわからない(部分点をつけにくい)という状況に陥る可能性があります。
もし採点基準を全て満たせていなかったとしても、なんとなくの答えが合っていたら、採点基準を満たしていないことに気づけないことがあるので、注意が必要です。
英作文に関しては、国語の記述問題と同様に採点基準を満たしていないことに気づけないということと、本来英作文は学校や塾の先生に採点してもらうものだからです。