勉強をしていると、集中力が途切れることがあります。
ずっと集中力を保って勉強することは簡単ではありません。
今回は、勉強を始める時の集中力の高め方や、勉強をしている途中で集中力が途切れた時の集中力の高め方をご説明しようと思います。
これは実体験と、医学部で同じクラスになった友人たちの体験、講師になってから受け持った生徒の体験から、私が考える集中力アップの方法ですので、集中力が上がらないと感じる時の参考になると幸いです。
目次
- ○ とりあえず机に向かう
- ○ 机の上の物を少なくする
- ○ 仮眠の時間にする
とりあえず机に向かう
「全然やる気も出ないし、集中力が数分も続かないだろうな」
と思う時にはついついベッドの上に寝転がりたくなります。
それでもとりあえず、15分のアラームをかけて机に向かってみてください。
そしてアラームが鳴った時に、もう少し座っていられそうならもう一度15分後にアラームをかけて、次の15分後まで頑張ります。
疲れているなと感じたら、もう一度15分アラームをかけて、その間だけはゆっくり休んで、その後には頑張って勉強するようにします。
机の上の物を少なくする
机の上にたくさんのものがあると、気が散ります。
「あっちの問題集を先に解いた方が良いかな」
「あ、この教科勉強しないといけない気がする」
など、やらなければいけないことが次から次へと浮かんできてしまい、今目の前にあることに集中できなくなります。
そうならないために、机の上は使っている教材、文房具、スマートフォンくらいにしましょう。
スマートフォンを触っている時間が長くない(数十分に一度のLINEの返信をしたり、BGMを流し続けるように設定している場合)には、スマートフォンは見える範囲で置いておいても良いと思います。
ただ、常に通知がきていないか気になると集中力が途切れるので、必要最低限の通知のみがくるようにして、バイブレーション機能をオンにし、通知がきたときのみチラッと見るようにしましょう。
仮眠の時間にする
最後は、思い切って仮眠の時間にするという方法です。
集中力を妨げる1つの要因に、眠気があります。
眠すぎてどうしようもない時に勉強をしても、ノートの上に書いた覚えのない線が増えるだけです。
そのような時には、思い切って仮眠をしましょう。
仮眠で寝過ぎてしまうと勉強時間が減ってしまうので、長くても30分が理想です。
アラームをかけて、必要であれば家族に「30分後に起こして」と一声かけて寝ましょう。