「過去問を解いたらどうすればよいの?」
と思っている方はいませんか?
志望校からのメッセージである過去問。
解くのであれば
有効に活用したいですよね。
そこでこの記事では
過去問のおすすめの使い方を
ご紹介します。
目次
過去問はいつから解くべき?直前期から?
「過去問はいつから解くべき?」
受験生の中には
疑問に思う方も多いと思います。
では過去問の解き始めるおすすめの時期とは、
いったいいつなのか。
それは、
受験勉強の開始時期です。
なぜなら、
過去問を解くことで勉強の方針
を立てられるから。
具体的には、過去問を解くことで、
・志望校に合格するために必要な学力と現状の自分の学力との差
・力を入れるべき科目の分野
といったことがわかります。
合格するにあたり、
自分には今何が足りないのか、
それを知ることができる過去問。
過去問を解くことによって、
力を入れるべき分野がわかり、
メリハリをつけた勉強方針を立てることができます。
もちろん受験勉強開始時期は、
知識が足りない部分も多く、
過去問で点数をとれないことがほとんどのはず。
点数や結果に悲観する必要はありません。
勉強開始時期に過去問を解く目的は、
今後の勉強方針を立てることだからです。
このため、
演習として過去問を10年分など、
大量に解くのは入試が近づいてきたらで問題ありません。
過去問ノートは作った方が良い?
過去問を解く際は、
ノートに書いて解き、
いわゆる「過去問ノート」を作るのがおすすめです。
なぜなら、過去問ノートを作ることで
・自分の苦手なポイント
・過去の入試傾向
といったものが一目でわかるからです。
実際、入試本番の会場で、
過去問ノートをもってきて、
直前に参照する人も多いです。
教科書や授業のレジュメを見るのもよいですが、
志望校の傾向や
自分の苦手分野に特化している
過去問ノートを見た方が、
「自分はここまで解いてこられたんだ」
「今回の入試は○○が出そうだな」
「△△年度の入試で間違えたことは繰り返さないぞ」
といったことを意識でき、
モチベーションアップも期待できます。
まとめ
過去問は志望校が
「どのような生徒を入学させたいか」
「どのような視点で問題を考える生徒を合格させたいのか」
といったことを伝えている大切な情報源です。
受験開始時期には、
勉強方針を立てるために過去問は有効です。
そして、
入試直前期には、
10年間分くらいの過去問ノートを作ることで、
入試の傾向や自分の苦手分野がわかり、
合格に近づくことができます。