地理は範囲も広く、知識の更新が必要な教科です。
(地理関連の知識を中学入試・高校入試などで身につけたとしても、古いデータで覚えている可能性があるので、更新する必要があります。)
暗記要素が強いので、
「とにかく覚えるしかない!」
と、教科書や参考書をまとめるという勉強法を取り入れる人もいらっしゃいますが、それ以外にも様々な勉強法があります。
そこで今回は、模試や共通テストの過去問での点数ごとにあった勉強法をお伝えします。(急激に難化したものを除いて、点数はあくまで目安としてお伝えします。)
目次
共通テストの地理|点数別勉強法
50点を目指す場合
50点を目指す場合には、まず基礎的な知識が必要になります。
基礎的な知識を効率的に学習するのに良い方法が、一問一答形式でどんどん解いていくことです。
一問一答集などの問題集を使うことをおすすめします。
アプリなどで一問一答をすることもできますが、
・重要な知識を拾えていない
・情報が誤っていることがある
などの理由から、本屋などで販売されている問題集を強くおすすめします。
70点を目指す場合
基礎的な知識は身についてきつつあるので、その知識を使って考える力が必要になります。
地理の知識量は多く、教科書も分厚いので、教科書などをすべてまとめる時間はありません。
そのため、
・基本は共通テストの過去問演習をする
・問題を解いている中で、随時必要な知識をノート、ルーズリーフやふせんにまとめていく
という方法がおすすめです。
85点を目指す場合
85点を目指す段階では、70点を目指す場合の勉強方法をベースとして、とにかく過去問演習が重要になります。
・共通テストの過去問
・志望大学の過去問
を解いて、随時ノート等で知識をまとめます。
共通テストの過去問は繰り返し解き、満点をとれるようにしておきましょう。
100点(90点台)を目指す場合
地理で満点を目指すのは、他の教科よりも難しいことです。
そのため、90点台がとれたら他の教科の勉強に時間を割くことをおすすめします。
90点台をとるためには、とにかく知識の徹底が重要になってきます。
共通テストの対策問題集や、過去に受けた模試の復習などに時間を割きます。
解いていく中で「この知識知らなかった」「ここの分野、これまでにあまり勉強したことがないな」と思った場合には、随時調べ学習をしてノートなどにまとめるようにしましょう。