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生物の点数を上げる方法|共通テストの点数別に紹介

国立医大生が生物の点数を上げる方法を紹介!

医学系や生命医学系の学部を受験する人にとっては、生物はほぼ必修科目となります。

そんな生物の科目ですが、受験生の皆さんはどのような勉強法を取り入れていますか?

理科系科目の中でも特に暗記のイメージが強いかもしれませんが、効率よく得点を伸ばすために、レベルごとの勉強法を取り入れることが重要です。

そこで今回は、模試や共通テストの過去問での点数ごとにあった勉強法をお伝えします。

(急激に難化したものを除いて、点数はあくまで目安としてお伝えします。)

50点を目指す場合

50点を目指すためには、基本大問の最後の問題までは解かなくてもよいので、基礎問題で得点することが重要になります。
教科書ベースで勉強するよりも、問題集に載っている程度の短い解説と、基礎問題に繰り返し取り組むようにしましょう。

50点を目指す場合は、教科書のすべての知識を身につけるよりも、重要なところをまずは覚えるという意識で取り組み、重要な知識が身についてから教科書や資料集で知識の肉付けをするという流れです。

70点を目指す場合

70点を目指す場合は、ノートをまとめたりするよりも、とにかく演習量を増やすことが重要です。

問題集を1冊用意して、繰り返し解くようにして、問題集の85%は解けるようにしておきましょう。

85点を目指す場合

85点をとろうとすると、知識問題だけではカバーできなくなり、大問における最後から2つ目の問題程度の難易度であれば解けるほどの応用力が求められるようになります。

応用力が試される問題を解けるためには、知識の徹底的な理解が必要です。

演習量は減らしたくはないので、問題を解いて、その解説を完全に理解していきましょう。

知識問題と違って内容の理解が出来ているかを確認した方が良いので、解説が理解できたと思うようになった段階で、「第三者に説明ができるかどうか」を試してみましょう。

誰かに説明できるようになることで、完全に理解できていると判断します。

100(90)点を目指す場合

90点以上を目指す場合には、実験の考察問題などの難易度の高い問題でも得点しなければなりません。

実験問題は、状況を整理しながら解き進める必要があります。
90点台を目指すために、思考を文字やイラストにする練習をおすすめします。

また、苦手な分野も得点源にしなければなりません。
教科書だけ、参考書だけ、資料集だけなど、単体では十分に対策できません。

そのため、教科書・参考書・資料集の情報をまとめて、そこに随時過去問演習で覚えたことを書きこむことで、自分なりのまとめテキストを作り上げていきます。

生物の試験においては、100点を目指しても実際にとれるのは90点台になることが多いです。

物理や化学と違い、満点をとれるのは難しい教科なので、90点台が取れるようになったら他教科の対策に時間を割くようにした方がよいでしょう。


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