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質問できない人のための勉強方法
こんにちは!横浜予備校です。
「学校や塾の先生には、積極的に質問しましょう」
というアドバイスを聞いたことはありますか?
確かにその通りだと思いますし、そのようなことをこれまでにも受験生の人にお伝えしてきた反面、自身が受験生の時にはほとんど質問できなかったことを覚えています。
人と話すことが苦手だった、先生に時間をとってもらうための約束が苦手だった、学校が終わったらすぐに部活動に行きたかったなど、理由は積み重なっていました。
私と同じような理由を抱える人以外にも、質問するのはタイミングが合わないと難しいですし、近年はコロナ禍の影響で対面での質問を避けたい人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、面と向かって質問することが苦手な人が、どのようにして勉強をするかということに関してお話したいと思います。
対面以外の質問方法を取り入れる
最近では、メッセージや写真で質問できるサービスが増えています。
対面での質問をするのは少し緊張しますが、メール上であればまだハードルが低いという人も少なくないのではないでしょうか?
アプリやメールなどで質問できるシステムを探してみてください。
ここで注意したいこととしては、回答者のクオリティです。
質問するということは、自身の知識不足を補ってくれる誰かを必要としている状態なのですが、この状態ですと誤った情報を伝えられたとしてもそのことに気が付かない可能性があります。
対面で質問するわけではないので、相手がどのような人かも正確にはわかりません。
そのため、回答者のクオリティが担保されているサービスを利用しましょう。
模範解答を見ないことに頑固にならない
「絶対に解答解説を見ないで、自分の力で解ききるぞ」
と意気込む人が少なくありません。
しかし、ある程度考えてわからないことがあれば、それは解答解説を見るべき適切なタイミングです。
一番身近で、かつ、正確な解答解説を教えてくれる存在として、模範解答はしっかりと読み込んで活用しましょう。
その代わり、模範解答には
「どのような公式を使ったのか?」
「なぜこの公式を使ったのか?」
「この用語の詳しい意味は?」
など、わからないことは徹底的に調べて書き込むことで、効率的な学習になります。
重要なことは、「わからないをなくすこと」!
重要なことは、質問することではなく、わからないことを徹底的になくすことです。
つまりは、わからないをなくすことができれば、その過程は解答解説を見るでも、アプリで質問するでもなんでもよいと私は思います。
質問が出来た方がより正確な答えに早くたどり着くことが出来るので、積極的な質問をすすめてくる人が多いでしょうが、それが出来ないからといって難関校に合格できないこともありませんし、無理に自分の性格などを変える必要もないと思っています。
だからこそ、自分ができることをしっかりしましょう。