目次
- ○ 勉強は朝と夜のどっちがいい?
- ○ 朝に勉強をするメリットは?
- ・メリット①
- ・メリット②
- ・メリット③
- ○ 朝に勉強をするデメリットは?
- ・デメリット①
- ・デメリット②
- ○ 夜に勉強をするメリットは?
- ・メリット①
- ・メリット②
- ○ 夜に勉強をするデメリットは?
- ・デメリット①
- ・デメリット②
- ○ 結局朝と夜ならどっちがおすすめなの?
- ○ まとめ
勉強は朝と夜のどっちがいい?
効率的に勉強を進めたいと考えている方の中には、
「勉強は朝すべき?それとも夜がいい?」
という疑問を持っている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、朝に勉強をするメリットとデメリット、夜に勉強をするメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
朝に勉強をするメリットは?
では早速、朝に勉強をするメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①
新しい情報を吸収しやすい
人は、睡眠中にその日の情報や記憶を整理しています。
起床直後は、前日の情報や記憶が整理された状態となっていますし、脳の疲労もほとんどない状態ですので、勉強の内容がスッと入ってきやすくなるのです。
メリット②
空腹により記憶力が増している
適度な空腹状態にあるということも、朝勉強するメリットと言えます。
人は、満腹状態よりも少し空腹の方が集中力が高まります。
朝ごはんの前に勉強をすることによって、いつも以上に集中できるだけでなく、内容の定着率も高くなるのです。
メリット③
静かな状態で勉強できる
早朝は、多くの方がまだ活動していない時間帯となりますので、勉強を遮る騒音がほとんどありません。
また、友人や知人も寝ていることが多いため、ラインの通知なども日中に比べると少なくなるでしょう。
このように、朝は勉強の妨げになる外部要因がほとんどない状態となりますので、集中して勉強したいと考えている方には最適の時間帯と言えます。
朝に勉強をするデメリットは?
では次に、朝に勉強をするデメリットについて詳しく見ていきましょう。
デメリット①
時間が限られている
朝に勉強するデメリットは、時間が限られているということです。
起きる時間帯によっては、
「30分しか勉強できなかった」
「15分しか勉強できなかった」
という状態になってしまうこともあります。
場合によっては、中途半端な所で勉強を中断せざるを得ない状態になってしまうこともありますので注意してください。
デメリット②
睡眠不足に陥ってしまうこともある
朝の時間を活用して勉強するということは、出かける準備に取り掛かる1時間以上前に起きなければなりません。
例えば、7時に準備を開始して、8時に家を出る方であれば、朝5時~6時には起きていないと、勉強の時間を作れなくなります。
ただ、朝早く起きるためには、早く寝なければなりません。
とはいえ、テストや受験を控えている学生は、朝だけでなく夜もしっかりと勉強すると思います。
寝る時間が遅くなってしまうと、睡眠不足に陥り、勉強効率がグッと下がってしまう可能性が高くなりますので時間管理を徹底しましょう。
夜に勉強をするメリットは?
では次に、夜に勉強をするメリットについて詳しく解説していきます。
メリット①
記憶が定着しやすい
先ほども解説したように、人は寝ている間にその日得た情報や記憶を整理しています。
寝る直前の記憶は、脳にストックされやすいと言われていますので、夜の時間を活用して勉強することによって、記憶が定着しやすくなるのです。
特に、
・漢字
・地理
・歴史
などの暗記分野の勉強は夜が最適と言えます。
メリット②
次の予定を考えずに集中できる
食事や入浴などを全て済ませ、後は寝るだけという状態にしてから勉強することによって、次の予定を考えずに集中できます。
余計なことを一切考えず、勉強だけに集中することによって、効率的に知識を吸収できるようになるのです。
夜に勉強をするデメリットは?
では次に、夜に勉強をするデメリットについて詳しく見ていきましょう。
デメリット①
眠気に負けてしまうこともある
夜は日中の活動で心も体も疲れた状態となっているため、強い眠気が襲ってくることもあります。
夜に勉強する場合は、常に眠気との戦いになりますので、場合によっては集中できなくなってしまうこともあるのです。
この記事を見ている方の中にも、
「机に向かったはいいものの、気づいたら寝落ちしていた」
という経験をお持ちの方がたくさんいるでしょう。
ただ、寝落ちしてしまうと、勉強した内容がごっそり抜け落ちてしまう可能性が高くなりますので、夜に勉強する意味が薄れてしまうのです。
デメリット②
だらだら勉強してしまうこともある
後は寝るだけという状態にしたうえで机に向かえば、勉強だけに集中できます。
ただ、この「次の予定が何もない」「後は寝るだけ」というのが、悪い方向に作用してしまうこともあります。
よくあるのが、時間を決めずにダラダラ勉強してしまうケースです。
ダラダラ勉強してしまうと、集中力が上がらないだけでなく、定着力も低下します。
また、勉強に対するモチベーションも下がってしまうため、良いことがほとんどなくなってしまうのです。
結局朝と夜ならどっちがおすすめなの?
ここまでの解説を見て、
「結局朝と夜ならどちらが勉強に向いているの?」
という疑問を持った方もいるでしょう。
結論から言ってしまうと、基本的にはどちらでも構いません。
朝勉強することにも、夜勉強することにもメリットとデメリットがありますので、自分のライフスタイルや体質(夜型か朝型か)、スケジュールなどを総合的に判断して、勉強するタイミングを決めるのがおすすめです。
まとめ
効率的に勉強を進めていきたいと考えているのであれば、朝と夜、どちらの時間を使って勉強するのかを慎重に考えていかなければなりません。
朝勉強する場合、集中力や定着力が高まりやすくなる反面、時間が無くなったり、睡眠不足に陥ったりする可能性が高くなります。
夜勉強する場合、記憶が定着しやすくなる反面、眠気に襲われたり、ダラダラ勉強してしまったりする可能性が高くなります。
このように、朝と夜はそれぞれにメリット、デメリットがありますので、一概に「どちらの時間がおすすめ!」と断言することはできないのです。
その人の体質やスケジュール、ライフスタイルなどによっても適している時間が変わりますので、両方試したうえで自分にとっての最適な時間帯を判断していくのがおすすめです。