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生物の受験勉強のスケジュールの立て方について解説!正しい手順で進めよう

生物の受験勉強のスケジュールの立て方について解説!正しい手順で進めよう

今回は、生物の勉強計画について解説します。生物は受験者数が多くないため、物理や化学と比べると、受験のためのテクニックや考え方があまり出回っていません。勉強計画の立て方に悩んでいる方は、ぜひこの記事で紹介する手順に沿って勉強してみてください。

第一段階「基礎知識を正しく理解する」

勉強の第一段階は基礎知識を正しく理解することです。生物は、物理や化学と比べると覚えることが多いため、暗記科目だと思っている方も多いでしょう。しかし、難関大学の入試問題に取り組むための基礎を作るという観点では、単に暗記するだけでは不十分です。それでは、実際に、どのような点に注意して第一段階を進めるべきかを説明します。

図やイラストを常に見る癖をつける

文字だけで覚えようとしても、イメージが湧かないため、なかなか長期記憶を身に付けることができません。生物の学習のポイントとなるのは「資料集」です。勉強時には資料集を手元に置き、少しでも疑問点があったら調べる癖をつけると良いです。また、資料集の大切な部分や分からなかった部分に印を付けておくと、後から復習する際にも役立ちます。図やイラストを参照することで、実際の生命現象が理解しやすくなることがあります。

教科書の内容を自分の言葉で説明できるようにする

基礎が完璧になったかどうかは、教科書の内容を説明することができるかどうかで判断します。各単元の全ての内容が頭に入っていれば、自分の言葉を組み合わせながら教科書の内容を解説できるはずです。逆に、知識が抜けていたり、用語の意味を深く理解していなかったりする場合は、この作業をクリアすることができないはずです。生物のことを全く知らない人に話しても伝わるような解説ができるようになれば、その単元は完璧に理解したと言えるでしょう。

第二段階「問題演習を重ねる」

基礎が身に付いたら問題演習に入ります。人によっては、基礎知識を溜め込む作業の中に問題演習を組み込んだ方が理解しやすい場合もあります。そのような方は、第一段階と第二段階を並行して進めても構いません。問題演習の注意点も紹介します。

何度も繰り返し解く

生物に限らず、問題演習で大事なのは繰り返し学習することです。よっぽどの天才でなければ、一度解いただけでその問題を完璧に理解することはできないでしょう。最低でも全体を2周は学習し、間違いを繰り返すものに限っては、3周以上行っても良いです。焦ってもすぐには学力は伸びないので、長い目で見て、計画的に復習を繰り返します。

分からなかった部分をそのままにしない

問題を解いていて分からないものがあったら、その日のうちに解決するようにします。解説部分を読んでも答えに納得できないのならば、やはり資料集を使うようにしましょう。また、インターネットで検索することで答えが見つかることもあります。どうしても解決できない場合は、テキストに印をつけて、なるべく早く学校や塾の先生に質問するようにしましょう。分からなかった部分を後回しにすると、結局その部分を正確に理解しないまま次に進んでしまうことになります。

第三段階「大学の過去問に取り組む」

基礎知識を完璧にし、問題演習も重ねられたら、第三段階で過去問に取り掛かります。生物は大学ごとに過去問の形式が大きく異なります。過去問のタイプ別に、最適な対策の仕方を書きます。

知識重視タイプ

このタイプは、ほぼ全ての問題が知識問題のみで構成されています。学習の第一段階が完璧になっていれば、このタイプで苦戦することはまずないです。全体の傾向として平均点が高くなりやすいので、ミスが致命的になることがあると知っておくと良いです。問題文の読み間違いや、解答の書き間違いにも細心の注意を払う必要があります。入試のタイプとしては最も簡単で対策も容易です。

典型問題の変形タイプ

第二段階の問題演習で頻出する問題をやや変化させて出題してくるタイプです。問題演習を何度も行っていれば、ほぼ全てが見たことのある問題となるため、計算間違いや条件の確認間違いに気を付ければ比較的クリアしやすいです。第二段階で繰り返し学習ができていない場合は、苦戦することになる可能性があるとも言えます。

初見の実験タイプ

難関大学に多く見られる問題形式です。全く初見の実験に関するリード文が用意されていて、それを読み解きながら解凍しないといけないタイプです。この問題に解答するためには、文章を正しく読んで内容を把握する国語力と、今までの知識を使って新しい実験を解釈する生物の理解度が必要となります。文章量が多いため、時間との戦いにもなります。このタイプが出題されることが分かっている場合は、特に重点的に対策をする必要があります。志望校のものだけではなく、同じようなパターンの出題がある大学の過去問を複数年分解いておくと安心です。

まとめ

生物の学習で大切なのは、今回紹介した段階のどこに自分がいるかを把握することです。多くの受験生は第一段階もままならないことが多いので、焦らず時間をかけて基礎から埋めていけると良いでしょう。

横浜予備校では専属のコーチと一緒に勉強計画を立て、管理していきます。


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