目次
はじめに
こんにちは!横浜予備校です。この記事をご覧になっているということは慶應義塾大学にご興味のある方ではないでしょうか。そんな方に向けて本日は慶應義塾大学の入試科目について説明させていただきます。学部によって入試科目が異なるので学部別でまとめました。また今回紹介するのは一般入試の入試科目となっていますのでご注意ください。
法学部
法学部は「世界史B」「日本史B」から1科目、「外国語(英語*)」の2教科に加えて「小論文」が入試科目となっています。尚、地歴100点、外国語200点、小論文100点の合計400点満点となっています。
*2022年度より一般入試でのドイツ語、フランス語の試験を廃止されることになりました。
経済学部
経済学部はA方式、B方式の2つの入試方式があります。
A方式は「数学(数ⅠA、数ⅡB)」、「外国語(英語)」の2教科に加えて「小論文」が入試科目となっています。尚、数学150点、外国語200点、小論文70点の合計420点満点となっています。
B方式は「世界史B」「日本史B」から1科目、「外国語(英語)」の2教科に加えて「小論文」が入試科目となっています。尚、地歴150点、外国語200点、小論文70点の合計420点満点となっています。
文学部
文学部は「世界史B」「日本史B」から1科目、「外国語(英、独、仏、中選択可)」の2教科に加えて「小論文」が入試科目となっています。尚、地歴100点、外国語150点、小論文100点の合計350点満点となっています。
商学部
商学部はA方式、B方式の2つの入試方式があります。
A方式は「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目、「数学(数ⅠA、数ⅡB)」、「外国語(英語)」の3教科が入試科目となっていて、地歴100点、数学100点、外国語200点の合計400点満点となっています。
B方式は「世界史B」「日本史B」「地理B」から1科目、「外国語(英語)」の2教科に加えて「小論文」が入試科目となっています。尚、地歴100点、外国語200点、小論文100点の合計400点満点となっています。
理工学部
理工学部は数学(数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ)」、「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「外国語(英語)」の計3教科4科目が入試科目となっています。尚、数学150点、理科200点、外国語150点の合計500点満点になっています。
医学部
医学部は「数学(数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ)」、「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から2科目、「外国語(英語)」の3教科が一次試験で課せられており、「小論文」、「面接」が二次試験で課せられています。また、一次試験は数学150点、理科200点、外国語150点の合計500点満点になっています。二次試験の小論文、面接の配点は公表されておりません。
薬学部
薬学部は「数学(数ⅠA、数ⅡB)」、「化学基礎・化学」「、「外国語(英語)」の3教科が科せられています。尚、数学100点、理科150点、外国語100点の合計350点満点になっています。
看護医療学部
看護医療学部は「外国語(英語)」、「数学(数ⅠA、数ⅡB)」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」から1科目の合計2教科が一次試験で課せられており、「小論文」「面接」が二次試験で課せられています。また、一次試験は外国語300点、数学・理科200点の合計500点満点になっています。二次試験の小論文と面接は医学部同様に配点は公表されていません。
総合政策学部、環境情報学部
総合政策学部は「小論文」は全員に課せられおり、それに加えて「数学(*1)または情報」、「外国語(*2)」、「数学と外国語」のいずれかで受験可能です。尚、小論文200点、数学・外国語200点の合計400点満点になっています。
(*1)数学は数ⅠA、数ⅡBからの出題で、数Bは確率分布と統計的な推測を含みます。
(*2)外国語は「英語」「英・独」「英・仏」から1つを選択です。
最後に
ここまで慶應義塾大学の学部ごとの入試科目についてまとめてきました。
慶應義塾大学の大きな特徴として文系学部において国語の代わりに小論文が課せられていることが挙げられます。他の大学との大きな違いにもなりますので、この点を考慮して慶應義塾大学を受験するかしないかの判断が必要になると思います。
本記事が受験生の志望校を決める参考になれば幸いです。