目次
- ○ はじめに
- ○ そもそも英文解釈とは何なのか
- ○ 肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
- ○ 入門英文解釈の技術70
- ○ まとめ
はじめに
こんにちは。横浜予備校です。今回は大学入試英語の英文解釈に焦点を当ててみます。大学受験の英語を学習する際に英文解釈の段階が一番何を身に着けるべきなのかイメージが沸かない方が多いのではないでしょうか。本記事はそんな方に向けて英文解釈とはそもそも何なのか、英文解釈の力を身に着けるために何をすればよいのかについてお話します。
そもそも英文解釈とは何なのか
まずは英文解釈がそもそも何なのかについてお話します。皆さんは受験勉強で英語を学習していると思いますが、それは何のために勉強していますか?何のために英単語を、何のために英文法を勉強していますか?おそらくこのどちらにも共通して言えるのは「長文を読むため」ではないでしょうか。ここで一度整理しましょう。単語、文法がきちんと定着していればどんな長文も読めるようになるわけではありません。①文中の単語、文法が分かる→②それらが互いにどのような関係になっているか、構文を読み取る→③その構文をもとに訳出をする→④訳出した日本語の意味を理解する→⑤長文全体で①~④を繰り返す。以上のプロセスを踏むことで長文が「読める」ようになるのではないでしょうか。ここで②~④の過程が「英文解釈」にあたります。ここまでで「英文解釈」が何なのかイメージは掴めたと思います。それでは英文解釈力を身に着けるための問題集を紹介させていただきます。
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本
英文解釈の学習を始めるにあたって、まず最初に取り組むべき問題集は肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本です。この問題集は基本的な英文に対してその英文がどのような構文によって成り立っているのか、節が互いにどのような関係性なのかなどについて詳しく説明してくれています。英文解釈の十分な基礎力を身につけるための一冊と言えると思います。なので肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本は最初に取り組むのに非常に適している問題集なのです。
入門英文解釈の技術70
肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本の学習が終わった方は入門英文解釈の技術70に取り組んで見てください。この問題集は肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本で身につけた力を新しい英文でアウトプットすることができます。つまりより実践的な英文解釈の演習が行えるということです。入門英文解釈の技術70が終わった方は十分な英文解釈力がついているはずですので実際にやさし目のに長文問題に取り組んで見てください。
まとめ
以上ここままで英文解釈とは何なのか、英文解釈力をつけるためのオススメの参考書を紹介してきました。今回僕が紹介した問題集に取り組めば十分な英文解釈力はつくとは思います。ですがその内容はあくまで僕個人の意見に基づいたものであり、人には好みや相性がありますので、今回紹介した内容を参考に自分に適した問題集を探していただければと思っています。