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苦痛な暗記を楽にする方法とコツ
こんにちは!ヽ(^0^)ノ佐藤です。
横浜予備校では医学部受験・大学受験の生徒が膨大な暗記に悲鳴をあげながら毎日必死に勉強しています。
暗記は苦しいけれどもどの教科でも避けられない壁ですよね。
このコラムでは横浜予備校の塾生に実践してもらっている暗記を軽減するちょっとした工夫とコツをご紹介したいと思います。
暗記の苦痛の軽減は全受験生の永遠のテーマ
受験勉強をしているとあまりに覚えなければいけない事項が多すぎてハートが折れかかっている受験生も多いはず。次のような悩みを一度はもったことがあるのではないでしょうか?
「こんなにたくさんの事を覚えられない…」(/ω\)
「覚えたいけど覚える時間がない…」(-_-;)
「いつも面倒くさくて暗記は後回しになってしまう…」゚゚(;_;)
受験勉強の中でも最も”ツライ”部分である『暗記』の負担を少しでも軽減できたら受験勉強がちょっと楽に楽しくなりますね。
今回のコラムでは自動的に暗記を反復できる方法をご紹介します。
机の前に「暗記リスト」を〇〇する
自分が机の前に座って60分間勉強するところを想像してみて下さい。
この60分の間に自分がどんな動きをしているか想像してみて下さい。
僕の観察によると、受験生はこの60分の間に次の様な動作をしています。
1.姿勢を正す
2、伸びをする
3、筆箱に手を伸ばす
などのちょっとした動作を10分に1度は行っています。つまり、机の上の教材から60分で6回ほど目線が離れるのです。
この目線が離れた先にちょうど”暗記リスト”が貼ってあれば60分で6回も暗記事項を確認できますね。
1日に5時間自習時間が取れる受験生なら30回も暗記事項を確認できるのです!
自動的に視界の中に何回も暗記事項のリストが入ってくるので嫌でも多くの事項を覚えることができます。
その週に学習した内容を日替わりで
月曜日は英語、
火曜日は日本史、
水曜日は化学・・・
といった具合に机の前に貼る暗記リストを変えていけば飽きることなく効率よく暗記の作業をすすめていくことができます。
5時間の勉強で自動的に30回暗記の作業を繰り返すことが出来れば1年でかなりの量の暗記が可能になります。是非、実行してみてくださいね。
横浜予備校では生徒に自分の席の周りにドンドン暗記リスト貼ってもらっています!
次の写真が普段の生徒たちの机の周りです。横浜予備校では壁貼り用の暗記リストを配布したり、コピー機を無料で使えるので生徒がドンドン参考書・テキストの必要な部分をコピーして壁に貼り付けています。
トイレの扉を有効活用
恐らく多くの人が自宅のトイレで1日に1回“大きい方”をすると思います。1回あたり5分程度になるのではないでしょうか?
そこで、トイレのドアや壁に暗記リストを貼れば毎日5分を自動的に暗記作業に割けますね。
1日5分というと短いように聞こえますが、1ヶ月で5分×30日=150分(2時間30分)も暗記の作業に没頭できるのです。これが1年間だと25時間近くにもなります。
トイレの中だけでかなりの暗記作業が進みます。トイレの中では何もやることがないので集中力も増してきます。トイレの中は格好の暗記場所と言えそうですね。
筆箱やカバンに暗記リストの縮小コピーを貼る
最後に自分が必ず使う物も暗記アイテムとして使いましょう。
筆箱やカバンはどんな受験生でも持ち歩いていると思いますが、筆箱を取り出すたびに暗記リストが目に入ってきたらそれだけでかなりの反復ができます。
学校の授業で筆箱を取り出し(1回目)、
塾の自習室で筆箱を取り出し(2回目)、
塾の授業で筆箱を取り出し(3回目)、
自宅での自習で筆箱を取り出し(4回目)・・・
と個人差はあれど最低でも1日に5回は筆箱を取り出しているのではないでしょうか?
筆箱に暗記リストを貼ればそれだけで1日に5回、1週間で30回近くほぼ自動的に単純暗記を繰り返すことができます。
ここでカバンに化学の暗記事項貼って持ち歩いている横浜予備校の大学受験生の声を紹介します。この生徒からの感想は、
「最初は恥ずかしくて友達に白い目で見られたけど、電車の中で無理やり覚えられるので勉強がはかどっています!」
ということでした。なりふり構わずに暗記に打ち込む。素晴らしいですね。
苦しくて、嫌で、つまらない暗記こそが受験の成否を分けます。苦しいからこそ、つまらないからこそ、工夫をして他の受験生を一歩でも二歩でもリードしましょう!
まとめ
■ 暗記事項のリストを机の前に貼ることで自動的に暗記の習慣ができる!
■ トイレにも覚えるべきものを貼っていけばより効果的!
■ カバンや筆箱にも暗記リスト貼っていこう!
このコラムが頑張る受験生のお役に立てれば幸いです。