目次
- ○ 3STEPで書ける!大学入試の志望理由書作成のコツ
- ○ 受かる志望理由書を作る「3STEP」
- ・STEP1 自分の夢と志望理由をリストアップ
- ・STEP2 構成に沿って要素を並べ、膨らませる
- ・STEP3 書き終わったら推敲しよう
- ○ 志望理由書の書き方をマスターして、大学合格に一歩近づこう
3STEPで書ける!大学入試の志望理由書作成のコツ
こんにちは!横浜予備校です。
推薦型選抜や総合型選抜を受けるときに必要になる「志望理由書」。一般受験と違い、自分の夢や将来への熱い思いを志望校に伝えられます。この志望理由書をうまく使えるかが、選抜入試での合否に影響を与えるといっても過言ではありません。
そこで今回は、「大学入試における志望理由書の書き方」を3STEPでご紹介。具体的な例文も出しつつ解説していくので、是非参考にしてください。
受かる志望理由書を作る「3STEP」
STEP1 自分の夢と志望理由をリストアップ
・将来の夢や目標
・その夢をもった理由や、具体的な体験
・絶対にその大学でないと!という理由
をリストアップしてみましょう。
箇条書きでいいので、なるべくたくさん出しておくと文章に起こすときに便利です。
STEP2 構成に沿って要素を並べ、膨らませる
「結論→理由→具体例→結論」の順序で書いてみましょう。
最初はリストアップしたものを並べ、少しずつ膨らませて規定文字数にしていくのもよいでしょう。
この時忘れてはならないのは「結論をずらさない」ことです。結論は文章のゴール。間の「理由」「具体例」も、結論に繋がる内容になるよう意識しましょう。
以下、「看護師を目指し、看護学科を受験する」場合を例にとり、具体的に説明していきます。
【結論①】
一言で、ズバッとまとめる。
「私の将来の夢は、人の心に寄り添える看護師になることです」
【理由】
なるべく具体的な体験をあげ、その理由を述べましょう。
ニュースや、他の人の話などでもOKです。【結論①】に書いた内容にリンクする内容を選ぶのがポイント。
・小さい頃、入院していた
・看護師さんに優しく声掛けをしてもらって、安心できた
→心に寄り添ってもらうことの大切さを知った……など、関連を明記します。
【具体例】
「あなたの大学でなくては、その夢は達成できません!」という例を挙げます。
・貴学には、他学部との交流授業がある
・貴学の看護学科には、国際コミュニケーションの授業があり、外国の方とのコミュニケーションも学べる
→いろいろな人に関わることで広い視野をもてる
(→だから、人の心に寄り添える看護師に近づける)
というように、「結論」に繋がる方向性になるようにします。
【結論②】
まとめで再度結論を書きましょう。
「以上のことから、貴学の看護学科なら私の目指す『人の心に寄り添える看護師になりたい』という夢を叶えられると考えます」
どう書いていいか困ったら、結論①と同じ内容でも大丈夫です。締めの1文は必ず入れましょう。
STEP3 書き終わったら推敲しよう
推敲のポイントとして「読みやすい文章にするコツ3つ」をお伝えします。
・誤字脱字に気をつける
基本的なことですが、とても大事なことです。
自分以外の誰かに読んでもらう
音読して確認する
などの方法も有効です!
・なるべく文末を重複させない
同じ文末を連続して使うと、文章が単調になり、読みにくくなります。
例えば、よく使いがちな「〜と思います」という文末も、「〜と考えました」「〜という場合もあるでしょう」など、変化をつけるだけでグッと印象が変わります。
・1文1義で書く
「1つの文には1つの主張」で書きましょう。句点で長く続けて書いてしまうと、文章のミスも増える上に読みにくくなります。「1つの主張(1義)」がわかりにくければ、「なるべく短く切る」「短文で書く」でも大丈夫。普段から意識してみましょう。
志望理由書の書き方をマスターして、大学合格に一歩近づこう
「志望理由書」は、自分のよさを志望校にアピールする絶好のチャンスです。今までの学生生活で培ったみなさんの良さが、少しでも志望校に届くような文章が仕上がりますように。健闘をお祈りしています!