
大学受験において子どもの勉強はもちろん大事ですが、それに加えて親からのサポートも必要です。
特に親御さんの悩みとして「受験当日に親の付き添いは必要なのか」と、迷われている方もいるのではないでしょうか。
・付き添いがかえってプレッシャーになるのではないか
・当日に付き添うのは過干渉ではないか
・不測の事態が起きないか心配になる
このようなお悩みを抱えている親御さんは少なくありません。
本記事では、受験当日の親の付き添いについてメリット・デメリットを解説します。
最後まで記事を読んでいただき、お子さんにとって最適なサポート方法を見つける参考にしてください。
目次
- 大学受験当日の親の付き添いは必要?
- 日帰りの場合
- 宿泊を伴う場合
- 受験当日に親が同伴するメリット
- 子どもが安心して受験に臨める
- トラブルを回避しやすくなる
- 身の回りのサポートができる
- 大学周辺の下見ができる
- 受験当日に親が同伴するデメリット
- 費用がかさんでしまう
- 子どもがプレッシャーを感じる可能性がある
- 親のスケジュール管理が必要になる
- 子どもが親の付き添いを断った場合はどうする?
- なるべく子どもの気持ちを尊重する
- 注意するべきことをあらかじめ伝えておく
- 宿泊を伴う場合ホテルから大学までの交通手段を確認しておく
- トラブルが発生した場合に対応できるようにしておく
- 大学受験当日の子どもへの付き添いはケースによって判断しよう
大学受験当日の親の付き添いは必要?

受験当日の親の付き添いの必要性は、受験会場の距離やアクセス状況によって異なります。
日帰りの場合は付き添わない、宿泊を伴う場合は付き添うなど、状況に合わせて判断しましょう。
会場と自宅との距離や宿泊を要する場合を条件として、付き添いを検討してみてもよいかもしれません。
日帰りの場合
受験会場が自宅から近い場合や、公共交通機関を利用して日帰りできる場合には、保護者の同伴は必ずしも必要ありません。
付き添いの利点は不測の事態に保護者が対応できる点にあります。
しかし、自宅から近い場合や日帰りが可能な会場の場合には不測の事態が起きる可能性が低く、お子さんも普段から利用経験のある交通機関であれば心配は少ないでしょう。
ただし、日頃から公共交通機関を利用する経験が少ない場合には、乗り換えの不安を取り除くために付き添うことを検討してもよいかもしれません。
宿泊を伴う場合
受験会場が遠方にあり、日帰りが難しく、泊まりが必要となる場合には保護者の付き添いを検討することをおすすめします。
保護者が付き添うことで宿泊施設の手配、交通手段の把握など不測の事態に保護者が備えることが可能です。
受験会場が遠方で泊まりを必要とする場合には、受験以外の面を保護者がサポートするためにも付き添うことをおすすめします。
受験当日に親が同伴するメリット

受験当日に親が同伴するメリットは何でしょうか。
特に遠方の大学を受験する場合には、子どもを一人で会場に送り出すことに不安を感じる親御さんもいるでしょう。
今回は4つのメリットを紹介します。
付き添いするかどうか悩んでいる方は、付き添いのメリットを参考に判断してみてはいかがでしょうか。
子どもが安心して受験に臨める
1つ目のメリットは子どもが安心して受験に臨めることです。
親が同伴することで受験の当事者である子どもの孤独感をやわらげ、安心感を与えることができます。
受験ではお子さんの精神と肉体に大きな負担がかかります。
不安を抱えているとき、親の付き添いにより安心感を得られることで、受験に集中できるでしょう。
トラブルを回避しやすくなる

2つ目のメリットはトラブルを回避しやすくなることです。
特に遠方での受験の場合、慣れない土地での移動や宿泊など受験以外の場面でのトラブルが想定されます。
そのとき、親が同伴することで受験以外の外的要因のトラブルを事前に回避することができます。
受験当日は特に緊張してしまうため、そのようなときに頼りになる親が事前にサポートしてくれることは受験生にとって心強い味方です。
横浜予備校では、受験生だけでなく親御さんのサポートにも力を入れています。
また、24時間LINEでの相談が可能 なため、急な疑問や不安にもすぐに対応できます。
受験の専門家が、遠方受験のポイントや当日の流れ、トラブル回避のための準備など、個別の状況に合わせたアドバイスを行います。
受験は本人だけでなく、家族にとっても大きなイベントです。
万全の状態で試験当日を迎えるために、まずは横浜予備校の無料相談をご活用ください。
受験のプロが、親御さんの不安を解消し、受験生が最高のコンディションで本番に臨めるようサポートします。
身の回りのサポートができる
3つ目のメリットは身の回りのサポートができることです。
泊まりを必要とする場合には、受験日の前日に現地で宿泊することが一般的です。
その際に、宿泊先の手配やご飯の準備など、受験以外の面を親がサポートすることで子どもの負担を軽減できます。
受験以外の不安要素を親がサポートしてくれること、頼れる大人が身近にいることは子どもとって心強い味方になります。
大学周辺の下見ができる
4つ目のメリットは大学周辺の下見ができることです。
受験の際に前もって大学のキャンパス内、周辺施設を下見しておくことで見知らぬ土地という印象が払拭され、心理的な不安を取り除くことができます。
遠方の大学の場合には受験合格後には寮での生活や一人暮らしの可能性が出てきます。
事前に下見をしておくことで合格後の自分をよりリアルに想定することが可能です。
そして、将来の自分をイメージすることは受験生の心を受験の不安から合格後の将来への期待へと前向きに変化させるでしょう。
受験当日より前に現地に到着している場合には、実際の経路を使用しておくと見えていなかった問題点が見えてくるかもしれません。
時間に余裕がある場合には事前の経路確認がおすすめです。
受験当日に親が同伴するデメリット

では、親が同伴することのデメリットは何でしょうか。親の同伴は必ずしもメリットのみが存在する訳ではありません。
ここでは、デメリットについても3つ紹介しますので先に書いたメリットと比較して同伴を考える基準にしてください。
メリットとデメリットの両方を踏まえて同伴するかどうかを決めることが大切です。
費用がかさんでしまう
1つ目のデメリットは費用がかさんでしまう点です。
受験生一人に対して同伴する人数分の交通費・宿泊費・食費などの費用がかかります。
特に遠方の受験が複数回ある場合は大きな負担となるため、事前に予算を立てて優先順位を決めることが重要です。
付き添いを検討する場合はすべての受験に付き添うのではなく、特に重要な試験や遠方の受験のみを付き添うという方法もあります。
横浜予備校では少人数制(1クラス平均2名)、低価格の授業を提供しています。
受験前にかかる費用を抑えておくことで、受験当日の予算の調整がしやすくなるでしょう。
子どもがプレッシャーを感じる可能性がある
2つ目のデメリットは、子どもがプレッシャーを感じてしまう可能性がある点です。
子どもの性格によっては親の付き添いが不安の解消につながる子もいれば、かえって付き添いがプレッシャーに感じてしまう子もいます。
子どもの性格を考慮して付き添いを検討し、事前に付き添いについて相談しておくとよいでしょう。
親のスケジュール管理が必要になる
3つ目のデメリットは親のスケジュール管理が必要になる点です。
受験シーズンは多くの受験生が複数の大学の受験を予定しています。
それに伴い、受験日程に合わせた親のスケジュール管理が必要になります。
また、受験日程が近づいてからだと宿泊先の予約が埋まりやすいので注意が必要です。
受験日程を前もって把握しておくことで余裕を持ったスケジュール管理が可能です。
横浜予備校では、プロの講師が合格まで徹底的にサポートを行っており、受験生一人ひとりのスケジュール管理をしっかりとサポートしています。
また、保護者の方からの相談にも対応しており、受験に関する悩みやスケジュール管理の不安を解消できるよう支援しています。
受験は本人だけでなく家族にとっても重要なイベントだからこそ、計画的に準備を進めることが大切です。
安心感を持って受験本番を迎えるためにも、まずは横浜予備校の無料相談をご活用ください。
受験のプロが、保護者の皆様の不安を解消し、受験生が万全の状態で本番に挑めるようサポートいたします。
子どもが親の付き添いを断った場合はどうする?

ここまで、親の付き添いのメリットデメリットを解説してきました。
実際に付き添いを検討する場合には、子どもと相談しておきましょう。
付き添いに対して了承を得られる場合もありますが、付き添いに対して否定的な考えの子どももいるでしょう。
では、実際に付き添いを断られた場合にはどうすればよいのでしょうか。子どもから付き添いを断られた場合の対処法についてご紹介します。
なるべく子どもの気持ちを尊重する

付き添いを拒否された場合、まずは子どもの気持ちを尊重しましょう。
もしかしたら、子ども側に断る明確な理由があるかもしれません。
・会場が同じ友人とすでに約束している
・一人で行きたいという強い希望
・親の付き添いにプレッシャーを感じる
子どもの意見を聞くことで、付き添いが不要と判断できる場合もあります。
付き添いが不要となった場合にも、宿泊先の確認や当日経路の下調べなど付き添い以外の面でのサポートは可能です。
付き添いのメリットを子どもと相談したうえで、付き添いを断られた場合にも可能な限りのサポートをしてあげましょう。
子どもの意見を尊重したうえで相談し、トラブルを未然に回避することが重要です。
注意するべきことをあらかじめ伝えておく
子どもが付き添いを拒否、または付き添いに迷っている場合は、その意見を踏まえたうえで注意すべき点をあらかじめ伝えておきましょう。
宿泊施設の手配や会場までの経路など、実際の受験以外の面でのトラブルを事前に伝えておくことで、子ども一人で送り出すことへの不安の解消につながります。
付き添いを迷われている場合には、一人で行くことのデメリットを伝えることで付き添いをお願いされることもあるでしょう。
宿泊を伴う場合ホテルから大学までの交通手段を確認しておく
会場が遠方で宿泊を伴う場合は宿泊施設から会場となる大学までの交通手段について、親子で事前に確認しておくことをおすすめします。
慣れない土地での交通機関の利用はトラブルが発生しやすいポイントです。
付き添いを断られた場合にも、一緒に交通手段を確認しておくことで当日のアクシデントを回避できます。
トラブルが発生した場合に対応できるようにしておく
付き添いを断られた場合は、受験当日のトラブルが発生したときの対応を想定しておきましょう。
受験当日の交通ルートは公共機関以外も想定しておくことが大切です。
当日の悪天候により交通機関がストップする可能性も0ではありません。
電車やバス以外に、タクシーでの移動も考慮しておくとよいでしょう。
また、受験票の紛失など予期せぬトラブルが起きてしまいがちです。
事前準備を入念に確認することはもちろんのこと、万が一の時の会場への移動手段や連絡手段についても事前に子どもと相談しておくことがおすすめです。
大学受験当日の子どもへの付き添いはケースによって判断しよう

本記事を読んで、受験当日の親の付き添いを考え始めている方もいるかもしれません。
親の付き添いには受験するお子さんの負担を軽減する点ではメリットがありますが、親の付き添いがかえってプレッシャーに感じる子もいます。
子どもの性格や受験会場の状況に合った付き添いプランを考えることが重要です。
付き添いを検討したいが、何から始めたらよいかわからない方や、情報収集の方法に悩む方もいるのではないでしょうか。
そんなときには、外部の専門家に意見を求めてみてもよいかもしれません。
横浜予備校では受験について無料相談を実施しています。
無料相談を通じて受験の全体像を把握することで、受験に対する不安感を取り除くことにつながるでしょう。
親として自分の子にサポートをするためにも、一度無料相談を通して受験の全体像を把握することをおすすめします。