
大学受験に向けていざ勉強を始めようとしても、何から手をつけたらよいのかわからない、計画を立てていても挫折してしまったという経験はありませんか?
この記事では、そのような悩みを抱えた受験生に向けて、勉強スケジュールの立て方と挫折しないためのコツを紹介します。
勉強スケジュールを立てるポイントやコツを押さえておくことで、継続しやすい計画を立てることが可能です。
勉強スケジュールにおすすめのツールも活用しながら、自分に合った方法で効率的な計画を立てていきましょう。
目次
- 大学受験に向けた勉強スケジュールの立て方
- 目標を決める
- 受験日から逆算して必要な勉強時間ややるべきことを把握する
- 月単位や週単位のスケジュールを立てる
- 1日のスケジュールを立てる
- 計画の振り返りと見直しを行う
- 大学受験に向けて勉強スケジュールを立てるメリット
- 勉強習慣がつきやすくなる
- やるべきことがわかりやすくなる
- 勉強の効率が上がる
- 部活と勉強の両立がしやすくなる
- モチベーションを維持しやすくなる
- 勉強スケジュールの管理におすすめのツール
- 計画どおりに勉強を進めるコツ
- 無理のないスケジュールにする
- 息抜きの時間も作る
- スマートフォンやゲームなどの誘惑を遠ざける工夫をする
- 勉強スケジュールを立てて大学合格を目指そう
大学受験に向けた勉強スケジュールの立て方

大学受験は、早い方では高校1年生から準備を始めています。
長期間にわたる大学受験に向けた勉強は、スケジュールを立てて計画的に進めることが大切です。
しかし、計画を立てようと意気込んでも、どのように立てればよいのかわからないという方は少なくありません。
ここでは、自分でもできる大学受験に向けた勉強スケジュールの立て方を具体的に紹介します。
目標を決める
大学受験は各大学によって受験科目や出題傾向が異なり、大学入学共通テストや総合選抜など、入試方法もさまざまです。
そのため、志望校の受験科目や出題傾向にあわせた対策が欠かせません。
大学受験に向けた勉強スケジュールを立てる際は、まず長期目標である志望校を決め、その後に中期(1ヶ月〜3ヶ月)、短期(1日〜1週間)の順に目標設定することがおすすめです。
目指す学部や志望校が決まったら、入試関連の日程や学校行事など、年間のスケジュールを把握しましょう。
これにより、何をいつまでにするべきなのかを明確にでき、自分に合った勉強スケジュールを作成しやすくなります。
上記の大学受験のスケジュールからもわかるように、早い方では高校1年生から大学受験を始めています。
そのため、受験当日まで勉強に対するモチベーションを維持したり、自分一人でスケジュール管理をしたりすることは大変です。
横浜予備校では、これらのことを総合的にサポートできるように、挫折させない学習システムや学習環境を整えています。
また、勉強を継続するにあたって特に大切なことは自学自習です。
横浜予備校の自学自習徹底管理コースでは、先生と1:1の学習カウンセリングで2週間分の勉強スケジュールを立て、短期目標をもって過ごせるようになります。
大学受験に不安を抱えている方は、ぜひ無料相談をご活用ください。
受験日から逆算して必要な勉強時間ややるべきことを把握する
長期目標である志望校合格という大きな目標だけでは、モチベーションの維持が難しくなることもあるため、受験日から逆算した目標設定がおすすめです。
高校3年生の春から逆算する場合、以下のような一例が挙げられます。
・志望校合格
・冬休みの模試でA判定
・学校の定期テストでトータル◯点を取る
・夏休みの模試でC判定
・春休みの模試はD判定だった
逆算して目標設定をすることで、定期的に達成感を得ることができ、モチベーションの維持にもつながります。
月単位や週単位のスケジュールを立てる
月単位の勉強スケジュールを立てる際は、定期テストや模試、学校行事の予定を書き出しましょう。
日程や行事を書き出したら、月単位と週単位のToDoリストを作成します。
週単位のスケジュールを立てる際は、6日間で勉強量を配分することがおすすめです。
1日を予備日にしておくことで、余裕を持ったスケジュールとなり、調整や見直しがしやすくなります。
予定を詰め込み過ぎず、無理のないスケジュールにしておきましょう。
1日のスケジュールを立てる

月単位や週単位のスケジュールが整ったら、短期目標として1日のスケジュールを立てていきます。
その際のポイントは、単元ごとの勉強時間や休憩時間など、具体的な内容を設定することです。
具体的に決めることでやるべきことが明確になり、効率的に学習を進められます。
また、休憩や空白の時間を作るなど、余裕を持ったスケジュールにすることも大切です。
計画の振り返りと見直しを行う
計画や目標は、立てるだけでは意味がありません。
実際に勉強した内容や時間を記録し、見直しを行うことが重要です。
目標に対して達成できたこと、達成できなかったことを把握し、立てたスケジュールを適宜見直していきましょう。
計画の見直しは週単位で行い、翌週以降のスケジュールを変更していくのがおすすめです。
目標設定・実行・記録・見直しを繰り返すことが効率的な学習となり、長期目標である志望校合格につながります。
大学受験に向けて勉強スケジュールを立てるメリット

大学受験に向けて重要なのは、勉強スケジュールを立てて効率的に勉強を進めていくことです。
計画を立てると、モチベーションを維持しやすくなったり、勉強習慣が身につきやすくなったりするなど、さまざまなメリットがあります。
これから紹介する、勉強スケジュールを立てる5つのメリットを確認して、自分に合った計画を立てていきましょう。
勉強習慣がつきやすくなる
勉強する習慣が身についていない受験生のほとんどが、勉強のやり方や毎日の勉強内容の決め方がわからない、という悩みを抱えています。
そのような悩みを抱えている受験生ほど、勉強スケジュールを立てることがおすすめです。
計画に沿って勉強を進めていくことで、自然と勉強習慣が身につきやすくなります。
また、毎日のToDoリストやノルマを設定することで、勉強に取り組む意識が高まり、自発的に学習できる環境づくりにもつながるでしょう。
やるべきことがわかりやすくなる
計画を立てておくと、今日やるべきことがわかりやすくなり、勉強に取り組みやすくなります。
もし、計画を立てていないと、毎日机に向かってから、その日の学習内容を考える必要が出てきます。
また、何から手をつけたらよいのかわからず勉強内容を決めるのに時間がかかり、非効率な勉強をしてしまう方もいるでしょう。
そのような状況にならないようにするためにも、計画を立ててやるべきことを明確にし、効率的に勉強を行うことが大切です。
勉強の効率が上がる

長期・中期・短期で目標を設定して勉強スケジュールを立てることは、勉強の効率を上げることにつながります。
上記でも解説したように、毎日机に向かってから勉強内容を決めるのは非効率です。
また、勉強に取りかかるまでの時間が長くなればなるほど、集中できない時間が増えてしまいます。
大学受験において時間の使い方は、重要なポイントの一つです。
少しでも無駄な時間を減らして、効率的な勉強を進めるために、自分に合った計画を立てることが大切です。
勉強スケジュールを立ててやるべきことを明確にし、効率よく勉強を進めていきましょう。
部活と勉強の両立がしやすくなる
勉強スケジュールを立てる際は、受験関係だけでなく定期テストや学校行事、部活の日程などもふまえて計画することが大切です。
あらかじめ部活の時間を落とし込むことで勉強にかけられる時間を把握でき、自分に合った計画を立てやすくなります。
また、「勉強する時間がない」と焦ることもなくなり、集中して部活に取り組めるようになるでしょう。
さらに、計画どおりに進めて勉強を習慣づけておけば、テスト前に焦って勉強する必要がありません。自信と余裕をもってテストに臨むことができます。
モチベーションを維持しやすくなる
長い戦いとなる大学受験では、モチベーションの維持が重要なポイントです。
計画を立てずに闇雲に勉強をすると、達成感を得られず、モチベーションの維持が困難になるケースがあります。
そこで必要なのが、勉強スケジュールを立てて目標設定することです。
目標をクリアするたびに達成感を得ることができ、勉強の成果が可視化されて自信にもつながります。
自信がつけば意欲的に取り組めるようになり、自然と成績も向上していくでしょう。
勉強スケジュールの管理におすすめのツール

勉強スケジュールを立てる際、便利な管理ツールを活用することで、より効率的な計画を立てることができます。おすすめのアプリは、以下の5つです。
・Studyplus:勉強時間を他人と共有できる
・Todoist:シンプルな日々のタスク管理
・コソ勉:科目ごとの勉強時間を管理できる
・Smart Study:計画作成と管理が一括でできる
・勉強時間記録:勉強時間をグラフ化して可視化できる
アプリを複数使うと入力や管理の手間が増え、非効率になってしまいます。
自分に合ったアプリを一つに絞って使用することがおすすめです。
アプリを使っても計画を立てて管理するのが難しいという方は、横浜予備校があなたの学習計画をサポートします。
横浜予備校は、勉強を教えるだけではありません。
個々の実力にあわせて一緒に学習計画を立て、勉強に取り組みやすい環境作りを行っています。
また、苦手分野の対策のためにオリジナル教材を用意しており、より効率的な勉強が可能です。
計画を立てるのが苦手ですぐに挫折してしまう方や成績がなかなか上がらないなどの悩みを抱えている方は、横浜予備校の無料相談にお越しください。
プロ講師による丁寧な指導や、自学自習、復習の習慣を定着させるシステムなど、横浜予備校独自のスタイルで志望校合格に向けて全力でサポートします。
計画どおりに勉強を進めるコツ

せっかく勉強スケジュールを立てても、計画どおりに進まずに挫折した経験がある方もいるでしょう。
実は、挫折せずに計画どおりに勉強を進めるには、押さえておくべきポイントがあります。
これから紹介する計画どおりに勉強を進める3つのコツをチェックして、よりよい勉強スケジュールを立てましょう。
無理のないスケジュールにする
勉強スケジュールを立てる際、予定を詰め込み過ぎて挫折してしまう方は少なくありません。
計画を立てているときは予定が詰まっていて満足感があるかもしれませんが、つまずいてしまったときの修正が難しくなり、ストレスがたまってモチベーションが低下してしまう恐れがあります。
1日のなかで1〜2時間は空けておく、勉強量は少なめにしておくなど、無理なく継続できるスケジュールにしておきましょう。
息抜きの時間も作る
効率的な勉強をするためには、息抜きの時間を作ることも大切です。
息抜きの時間を作ることで、心身ともにリフレッシュでき、学習効率の向上にもつながります。
計画を立てるときのポイントは、1週間のうち6日間で勉強量を配分することです。
1日空けておくことで、つまずいたときの軌道修正もしやすくなります。
また、1日のスケジュールを立てるときには、休憩時間の設定を忘れないようにしましょう。
スマートフォンやゲームなどの誘惑を遠ざける工夫をする
スマートフォンやゲームは、一度手に取ってしまうとなかなかやめられません。
集中力を保つためにも、勉強中はもちろん、休憩中であっても手に取らないよう意識しましょう。
どうしても触ってしまう場合は、以下のような対策方法があります。
・電源を切る
・YouTubeのStudy with meを流す
・ゲームや漫画がない場所で勉強する
自分に合った対策方法を見つけ、集中して勉強に取り組める環境づくりを心がけましょう。
勉強スケジュールを立てて大学合格を目指そう

ここまで勉強スケジュールの立て方やコツを紹介してきましたが、実際に一人で行うとなると、膨大な作業量になります。
そこで、大学受験のプロである横浜予備校のサポートやアドバイスを活用するのもおすすめです。
横浜予備校には、学習面のサポートはもちろん、自学自習を定着させるシステムや、学習計画を一緒に作成するサポートなどさまざまな特徴があります。
さらに、科目別や能力別に1〜4人の極少人数制で授業を行うことで、プロ講師によるきめ細かい指導が可能です。
また、現役生や高校1年生・2年生に向けたコース、自学自習を管理してほしい方に向けた自学自習徹底管理コースなど、さまざまなコースを用意しています。
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