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部活で忙しい高校生の勉強時間確保の考え方
こんにちはヽ(^0^)ノ!佐藤です。
今回のコラムでは生徒から「部活が忙しくて勉強時間がとれない…」という相談を受けたので、そこでアドバイスした内容をコラムにしてお届けします。
このコラムを読んでかなり勉強時間が取れることを再認識してもらえれば嬉しいです。
「受験勉強したいけど、部活が忙しくて…」
「自分の勉強したいのに授業があるから…」
って思っている人が多いと思います。
環境のせいにせずに知恵を絞って全力を出して勉強していきましょう。
意外と勉強時間が確保できることを知ろう!
忙しくて“勉強時間が取れない…”と思っているは是非、
1週間でどれくらい勉強時間がとれるかを計算してみて下さい。
自分の勉強に費やせる時間が純粋にどれくらいあるのかを知りましょう。
この際に、必要な睡眠時間、学校に拘束される時間、部活の時間、お風呂の時間、食事にかかる時間を計算してみましょう(この時間は勉強できませんね)。
以下に部活で忙しい受験生の例を書きます。
(例)部活で忙しい人の場合
①必要な睡眠時間
1日7時間×7日=49時間
②学校に拘束される時間
1日7時間×5日=35時間
③部活の時間
1日4時間×6日=24時間
④お風呂の時間
1日30分×7日 =3.5時間
⑤食事にかかる時間
1日1時間×7日=7時間
①~⑤の合計 118.5時間
1週間は24時間×7で168時間あります。
ここから、先ほどの合計時間を引くと
168時間―118.5時間=49.5時間
スキマ時間をミッチリかつようすれば1週間で49.5時間も勉強時間があることが分かりますね。
49.5時間÷7日=1日平均7時間
このように計算すると、かなり部活で忙しい受験生も1日平均7時間も勉強に時間がさけることが分かると思います。
自分の場合にあてはめてまずは1週間でどれくらい勉強時間を確保できるかを知りましょう。
思った以上に多くの勉強時間があることが分かるはずです。
スキマ時間を上手に使う
かなり多くの勉強時間が確保できると分かったと思います。
そこで、自分に毎日定期的に訪れるスキマ時間の確認しましょう。
例えば、『通学時間』、『部屋の掃除時間』、『学校の休み時間』などがこれに当たります。
これらのスキマ時間で具体的に”何を・どのように”勉強するかを決めていくと勉強がスムーズにはかどります。
例えば、徒歩で通学している人は“読む”勉強はできないので“聴く”勉強を積極的に取り入れていきましょう。
最近では歴史の教科書をアナウンサーが読んでくれる参考書も売っているのでこれを利用する(文系の人は絶対に活用してほしい!)とか、英語長文の音声を聞きながら復習をするとか、アプリを利用して暗記したい事柄を自分で吹き込むとかの勉強が出来そうですね。
また、トイレ(家族の許可をとって)に暗記したい事柄を張り出して覚えていくのも非常に効果的です。
さらに、やっぱり家族に許可をとって自分の動線(自分が家の中で動く場所)に沿って覚えたいものを貼っていくのも非常に効果的です。
このようにして、スキマ時間を工夫して徹底的に活用していけば時間を無駄にせずに勉強をすすめることが出来ます。
そもそも学校の授業時間を大切にしよう
なんだかんだ言って学校の授業に拘束される時間が現役生は長いです。
でも、その授業を「ボーッと」受けてませんか?
集中してしっかりと授業を聞き、受験で必要な基礎知識を授業では教えてくれるはずなので、それをその場で覚える。
そして、先生が演習時間などを与えてくれた場合にはできれば宿題になりそうなところまで手を付ける。
さらに、習ったことを忘れないうちに先生に質問する。
この当たり前のサイクルが出来るだけで大きく勉強の効率をあげることが出来ます。
高い意識を持って勉強、授業に取り組んでいきましょう。
このコラムが頑張る受験生のお役に立てれば幸いです。