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英文法は大学受験で本当に必要?
こんにちは!横浜予備校です。
私は今、医学部に通っているのですが、そんな現役大学生の立場から英文法の必要性をこの記事ではご紹介したいと思います。
近年、
「日本人は英語を話せるようにならない。日本の英語教育は間違っているのではないか?」
「英文法などのノートに“書く”タイプの勉強法は減らした方が良いのではないか?」
という声があがっているという現状があります。
このような声が多くなってくると、それに伴って
「こんなにも時間を使って、英文法の勉強を学校でしているのに・・・私たちの勉強に意味はあるの?」
と不安に思う人も出てくるのではないかと思います。
実際に私は、塾講師をしている時に
「書く英語の勉強よりも、話す英語の勉強に力を入れた方がいいんですか?今の英文法の勉強は時間を減らした方がいいのでしょうか?」
このような質問を受けたことがあります。
この議論に対して、入試ということを考えた上での“答え”と思われることをお伝えしたいと思います。
英文法は“必要”
英文法の勉強は、入試では“必要”です。
たとえ将来的に使わないと誰かが言ったとしても、入試では英文法の知識は多く問われます。
点数をとるためには、英文法の知識は欠かせないのです。
そのような入試形式である現代では、英文法は避けては通れません。
大学に進学してわかる、英文法の重要性
私は、英文法の勉強をしなくても良かったと思ったことはありません。
確かに日本では英会話よりも英文法・英単語の勉強がこれまでの教育では重視されることが多かったですが、その知識は大学で文献を読む際にも、大学院などに進学して論文などを書く際にも不可欠です。
また、英語で講義を開催する大学なども増えていますが、先生のほとんどは綺麗な文章を話し、砕け過ぎた英会話は講義内では使われないのです。
つまり、これまでに勉強してきた英文法が身についていれば、その綺麗で整った英文も理解できる場面が多くあります。
英語は話せた方が良いには良いですが、英文法が不要だということは一切ないので、皆さん安心して全力で英文法の勉強に取り組んでくださいね。