目次
- ○ 時間に追われている受験生へ
- ○ 『スキマ時間』を活用しよう!
- ○ 『時間』の大切さにまつわる英語の名言集
- ・その① "You will never “find” time for anything. If you want time, you must make it."
- ・その② "The man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life."
- ・その③ "Those who make the worst use of their time are the first to complain of its shortness."
- ・その④ "Change your 24 hours and you will change your life."
- ・その⑤ “Time is the scarcest resource and unless it is managed nothing else can be managed.”
時間に追われている受験生へ
いよいよ受験シーズン間近。受験生にとっては追い込みの時期になってきました。
共通テスト演習、模試の復習、過去問演習、苦手科目対策等…やるべきことがどんどん増えていきます。
そして実感することと言えば…『時間が足りない』という感覚。
「時間」は人間に与えられた唯一、平等なモノですが、「時間の使い方」には個人差が生まれてきます。
睡眠時間を削れば、時間は生み出せるかもしれません。しかし、睡眠不足は、集中力の低下をもたらし、体調も崩しかねません。
日々、学校、塾、予備校、自宅で行う”学習のルーティン”を乱さないようにしながらも、新たなる「時間」を生み出すにはどうしたらよいでしょうか?
それは、『スキマ時間』の活用しかありません。
『スキマ時間』を活用しよう!
スキマ時間とは、すばり『5分レベル』の時間です。
「勉強」と言えば、最低30分以上のまとまった時間を確保し、心を落ち着けて行うモノというイメージがあると思いますが、実は、『受験勉強』のすべてが長時間の時間を必要とするわけではありません。確かに、問題演習をするには長時間を必要としますが、実力を伸ばすのに大切なのは、『細かい知識の理解&暗記』です。いくら問題演習をやっても、間違えた個所の「確認」や「復習」を行わないと知識は定着しません。
「暗記」や「復習」のような学習は、意外と「いつでもどこでも行える作業」です。1日の生活の中で「5分レベル」のスキマ時間は、実は誰にでも存在します。「ほんの短い時間をどの学習に活用できるか?」…ここで受験生の中に「差」が生まれてきます。
短くても貴重な「時間」を有効活用できる賢い受験生になりましょう。
そこで今回は「時間」の大切さがわかる英語の名言を紹介します。
『時間』の大切さにまつわる英語の名言集
その① "You will never “find” time for anything. If you want time, you must make it."
『何についても時間を「見つける」ことなどできない。時間が欲しいなら、作るしかない。』
ギリスの博愛主義者「チャールズ・バクストン」の名言です。
その② "The man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life."
『平気で1時間を無駄にする人は、人生の価値がわかっていない。』
【dare to do~】「あえて~する」
「進化論」で有名なイギリスの自然科学者「ダーウィン」の名言です。
その③ "Those who make the worst use of their time are the first to complain of its shortness."
『時間の使い道の最も下手な者が、最初にその足りなさを訴える。』
フランスの作家「ジャン・ド・ラ・ブリュイエール」の名言です。
その④ "Change your 24 hours and you will change your life."
『あなたの24時間を変えなさい。そうすればあなたの人生が変わる。』
アメリカの作家「エリック・トーマス」の名言です。
その⑤ “Time is the scarcest resource and unless it is managed nothing else can be managed.”
米国の経営学者、マネジメント研究の第一人者「ピーター・ドラッカー」の名言です。
さて、この名言を解説します。
①まずは前半部分。scarcestは形容詞scarce「乏しい」の最上級なので、“Time is the scarcest resourceは『時間は最も乏しい資源だ』という意味になります。
②続けて後半部分。andの直後に接続詞【unless…】「…しない限りは」が作る副詞節が来ています。unless it is managedのitは時間を指すので、『時間が管理されない限りは』という意味になります。
③最後に後半部分の主節。否定語nothing elseが主語となっているので否定文として和訳します。nothing else can be managedで『他のモノは何も管理されることはできない』という意味になります。
①~③をまとめて意訳すると…
『時間は最も乏しい資源であり、それが管理できなければ他の何事も管理することはできない。』
という名言の和訳が完成します。
今回紹介した名言をヒントにして、「時間の活用&管理」が上手な受験生になって欲しいと思います。