今回お届けするのは、マーク模試やセンター試験の数学で得点を上げるための勉強法やおすすめの参考書についてです。特に、昨年度のセンター試験や、マーク模試で思うように点数が取れなかった方へのアドバイスとなれば嬉しいです。
マーク模試・センター試験での難関といえば、この数学と英語を挙げる方が多いと思います。ここ桜木町隣接の横浜予備校でも、通っている横浜雙葉、横浜高校、神奈川学園、湘南白百合などの生徒さんから、良くこの2教科を攻略する方法について質問を受けます。英語はある程度テクニック的な部分(時間配分など)で短時間でもコツさえ掴めば一段階上の得点を目指すことができますが、数学のマーク模試・センター試験では、しっかりとした事前の準備、つまり「実力」こそが大事です。しかし、数学は2次試験や私大医学部受験のメイン科目になりますし、あまりマーク式・センター対策に力を裂く訳にもいかないから、どういった風に勉強していけば良いのだろうか?というのが前述した生徒さん達の疑問の中心でもあります。
まず、勉強法としてはまずは数学の実力をつけることです。おすすめの参考書としては、別のコラムでもご紹介しましたが、
まずは
①「高校これで分かる数学新課程版」シリーズ(文英堂)
で基本的な部分を完全に仕上げていきます(これと平行して横浜予備校の生徒は0学期数学とハマトレセンター数学を仕上げるましょう)。それができれば、「青チャート」こと
②「新課程チャート式基礎からの数学」シリーズ(数研出版)
に進む。これらを一通り勉強すれば、センター試験だけでなく、2次試験や私大医学部の試験にも対応できるレベルの実力がつきます。ただし、これらだけで良いのかと言えば、そうとも言えないのがマーク式試験。センター試験を受けるなら、2ヶ月前位から専門の準備を始めましょう。マーク模試での得点を上げたい場合は、それぞれの試験の前に、実力をつける勉強とは別に、マーク模試用の勉強をします。そして、これがキモなのですが、その事前準備には基本的に過去問を使うこと(旧課程は省いて良いです)。
参考書としては
③「センター試験過去問研究」(数学社)や駿台模試・河合塾マーク模試の過去問題集
を用意しましょう。さきほどお伝えした数学の「実力」をつけた上で、センター試験やマーク模試の前に過去問に徹底的に取り組むことで、驚く程点数を上げることができるようになります。特にセンター試験は毎年決まったパターンや傾向があります。それらをやることで、時間配分も身につきますし、計算速度も上げることができます。センター試験では思考能力だけではなく、単純な計算速度も求められるのですが、過去問を繰り返しやることで、計算スピードも上がっていきます。前回のマーク模試やセンター試験で自分が狙っていた点数をとれなかった人は、是非参考にしてみてくださいね。
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