英語が早く読めるようにならない…。
いつも、試験で時間切れになる…。
速読力ってどうやれば身に付きますか…?
という質問をよく生徒のみなさんから受けます。特にマーク模試レベルの試験で時間が足りなくるのは、多くの場合、覚えている単語の質に問題があることが多いです。
センターレベル・マーク模試レベルであげるべき単語の質とは?
ここでは具体的に受験生がよく使う単語帳”ターゲット1900”を例にとってお話しします。このターゲット1900は頻度順になっているわけですが、マーク模試で時間が足りなくなる人はこのPart1(最初の800個)の覚えた質に問題があります。
例えば、次の単語は見た瞬間に意味や映像が頭に浮かぶはずです。
①<cat・dog・happy>
しかし、次の単語はどうでしょう?
②<include・concern・involve>
②の単語群を見た時に①の意味が言える速度よりも遅かった場合は①の速度と同じくらいになるようにもう一度Part1レベルの単語を徹底的に覚え直していきましょう。
この”思い出すのに時間がかかる”単語がたくさんあればあるほど英文を読む速度は遅くなります。例えば、単語の意味を思い出すのにかかる時間が3秒だとしましょう。すると、
試験中に思い出すのに3秒かかる単語が100語出てきたら、
それでけで300秒、
つまり5分も試験時間を無駄にしている!
ことになります。このように実は物理的に読む速度が遅くて時間切れになるのではなく、覚えている単語の質が悪いから時間切れになる場合が非常に多いのです。
質の良い単語と悪い単語
英単語を見た瞬間に意味が出て来る単語が質の良い単語。
英単語を見て、その意味を言う時に”エーっと、〇〇?””うーん、△△”というふうに”エーっと”や”うーん”と頭についてしまう単語はまだまだ質が良くない単語になります。友達や先生に単語クイズ(considerの意味は?など)を出し合って(出してもらい)、自分の英単語の質をチェックしていきましょう!
自分の単語の質に心当たりがある人はもう一度、ターゲットなどのPart1レベルの単語の質を確認していきましょう。この部分の質を徹底的に上げることで思い出す時間がなくなる分、英語を読むスピードも上がってきます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇横浜予備校
住所:神奈川県横浜市中区花咲町1丁目18番地
第一測量桜木町ビル5F
TEL:045-250-3915
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇