有名な英文解釈の参考書(英文解釈の技術100や基礎英文問題精講など)を始めてみたけど、
さっぱり分からない・・・
全然先に進まない・・・
という大学受験生・高校生にお勧めしたい参考書です。
目次
- ○ 読解のための英文法が面白いほどわかる本
- ・対象はどんな人?
- ・お勧めポイント
- ・目次
- ・到達レベル
- ・構成
- ・25日で終わらせる使い方
読解のための英文法が面白いほどわかる本
対象はどんな人?
・偏差値40以上の大学受験生
・英文解釈の苦手レベルが標準的な高校生
・句や節の考え方・概念が入っていない受験生
お勧めポイント
体系的に英文解釈の方法論が身に付きます。英語の苦手な生徒に配慮した親切な作りになっています([例題]などは中学レベルの単語で構成されています)。
目次
序章 SVの発見
第1章 意味のカタマリ編
内容:名詞句(節)・形容詞句(節)・副詞句(節)など
第2章 識別編
内容:to doの識別・-ingの識別・過去分詞の識別・thatの識別など
第3章 構文編
内容 接続詞・倒置・省略・比較など
第4章 動詞の型編
内容:第4文型・SVO to do型・SVA from B型など
到達レベル
共通テストレベルの英語なら単語力さえあれば時間をかければ読めるようになる
構成
合計33のテーマで構成されており各テーマは[例題]→[解説]→[確認問題]→[発展問題]の順番で構成されている。それぞれの英文には詳しい解説と英文図解(英文の構造図)が示されているのでまずは、自力で英文の構造をとり解答・解説を見ながら訳し方を理解していくとよいです。
25日で終わらせる使い方
①まずは[例題]を一通り勉強(目安:10日)
今の学力に自信がなければ、[発展問題]と[確認問題]は後回しにして[例題]~[解説]までを一通り学習すると良い(毎日3テーマずつ進めばおよそ10日で終わります)。この[例題]~[解説]を一通り勉強することによって根拠を持って確実に一文を読めるようになってきます。また、例題の英文は英語が苦手であれば暗唱するまで読み込むと良い。これにより、初見の英文でも文の構造を素早く見抜けるようになります。1日に3テーマづつ進みおよそ10日で英文読解に必要な知識を頭にいれることができます。
②[確認問題]を通して勉強(目安:10日)
[例題]~[解説]までの学習を一通り終えれば、次に[確認問題]で[例題]で学習した内容を確認していくと良いでしょう。ここで、英文読解に必修の知識の漏れを確実に防ぎます。この段階であやふやなものや正確に文構造を見抜けない問題があれば[例題]に戻りましょう。
③[発展問題]を通して勉強(目安:5日)
最後に、[発展問題]を一通り勉強して最後の総仕上げをします。ここまで来たら自力で英文を解析する力がかなりついてきているはず。
全ての英文に詳しい“英文読解図”がついているのでほとんど疑問点がなく勉強をすすめていけます。英語が苦手な大学受験生であれば、遅くとも夏休み前にこの「読解のための英文法が面白いほどわかる本」を終わらせるとよいと思います。
また、この本が正直まだ厳しいという人は「書き込み ノート英文解釈」の勉強を済ませてからこの本に取り掛かるとよいと思います。「書き込み ノート英文解釈」と「読解のための英文法が面白いほどわかる本」まで出来れば中堅私大までの英文の構造の多くはとれるようになっています。
横浜予備校では「読解のための英文法が面白いほど分かる本」に準拠した確認テストを用意していますので理解度確認しながら勉強を前に進めていくことができます。