国際医療福祉大学医学部情報

今回は、2017年度（平成29年）に私大医学部として新規開設・開校される国際医療福祉大学医学部に関する情報をお伝えします。

学費について

この国際医療福祉大学医学部の最大の特徴は、学費が低い（安い）ことです。



現在、私立大医学部の中でも最も学費が低いといわれている順天堂大学医学部の2080万円よりもさらに200万円以上低い学費になるとのこと。







それでは、国際医療福祉大学医学部の現在までに確認できている入試情報等について見ていきましょう。



 

所在地

設置場所は、千葉県成田市。



 



どんな学校になるの？







 



位置づけとしては、既存の国際医療福祉大学が、成田市と共同提案する国際医療学園都市構想を実現するための国家戦略特区事業として設立するもの。



 



国際医療福祉大学のホームページでは、



「グローバル時代にふさわしい医師を育てる医学部」



「140人の予定定員のうち、20人が留学生」



「世界最大級の医学教育シミュレーションセンターを活用」



「私立大学医学部のなかで日本一低い学費、加えて様々な減免措置」



などの特色が公開されました。まだ確定している訳ではありませんが、現時点で2017年（平成29年）度入試の概要情報も公表されています。

公表されている入試概要

定員は140名（留学生枠20名、センター利用枠20名含む。）



 

入試科目

入試科目は1次試験として英語、数学、理科、2次試験が面接、小論文。



 



センター利用枠受験では、1次試験がセンター試験の5教科7科目、2次試験が面接、小論文に加え、学科試験となります。このセンター利用枠の2次試験の学科の科目、詳細については未定とのことです。

倍率はどうなる？

さて、この国際医療福祉大学医学部ですが、気になるのは初年度の倍率ではないでしょうか。最新の設備、英語やグローバルを意識した教育内容、私大医学部として最安の学費（6年間で1850万円の学費を予定）、各種奨学金・支援制度・減免措置の存在、といった点から、かなり人気を集めるのは間違いないでしょう。こういった注目点がありますから、受験倍率が高くなるのが予想されます。こればかりは初年度の受験が終了しないとでてこないデータではあります。



 

東北医科薬科大学を参考に

役に立ちそうなデータが、2016年（平成28年）度新設の私立大医学部として受験が実施された、東北医科薬科大学医学部の募集倍率です。



 



東北医科薬科大学医学部は、実に37年ぶりに新設された医学部として話題になりましたし、さらに「修学資金枠」という減免制度があり、実質的に学費が国公立大学医学部の学費と同等になるということで非常に人気が集まりました。2017年度新規開設の国際医療福祉大学医学部と同じような状況ですね。



 



その時の倍率は、定員100名に対して2463名が出願、最終的な倍率は7.7倍となりました。定員100名のうち、55名が修学資金枠で、地元となる東北地方出身者が37人、関東地方から36人が合格。







国際医療福祉大学医学部は、定員が実質120名、場所が首都圏である千葉県成田市、今後学費の減免措置などの詳細が発表される、ということからも、同等以上の倍率になる可能性があります。



 



国際医療福祉大学医学部受験のための対策としては、現時点では2つ。ひとつは、センター利用枠を狙ってセンター試験対策に力を入れること。もうひとつは王道ですが、各教科の勉強を着実に行い、実力をしっかりとつけること。過去問等が一切無い状況なので、受験者は全員同じ条件でのスタートとなります。ですので、実力勝負、これが最も大切ということになりますね。







 



横浜予備校でも、私立大学医学部の志望先として国際医療福祉大学医学部を考えている生徒さんには、少人数制の授業で実力を身につけること、演習授業（ハマトレ）で授業内容をしっかりと定着させることなどを勧めています。



 



以上が2017年（平成29年）度新設の国際医療福祉大学医学部受験に関する現時点で判明している情報です。魅力的な学部構成、募集内容となっていますので、興味がある方は是非後続する情報をチェックすることをおすすめします。



 



 

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横浜予備校

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TEL：045-250-3915

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引用元：国際医療福祉大学医学部の入試情報｜気になる学費や予想倍率