目次
- ○ 入試直前『英文の内容が頭に入って来ない!』スランプ解決策4選
- ・英文が頭に入ってこない…の症状
- ・英語長文が頭に入ってこない最大の原因とは?
- ○ 英文が頭に入って来ないという状態を防ぐための4つの方法
- ・1.長文の出だし5単語を超ゆっくり意味を噛みしめながら読む
- ・2.段落の1文目を丁寧に読むことを心がける
- ・3.選択肢のリード文を超ゆっくり意味を取りながら読む
- ・4.全文を丁寧に読みすぎない
- ○ まとめ
入試直前『英文の内容が頭に入って来ない!』スランプ解決策4選
英文が頭に入ってこない…の症状
「単語は分かるのに、内容一致問題で間違える…」
「英文を読んでいて頭が真っ白になる…」
「時間制限に追われてパニック状態になり英文の内容が頭に入ってこない…」
という状況に試験本番で陥らないためにもしっかりとした準備をして試験に挑みたいですね。
このコラムではどうやれば英語の長文問題でパニックになりくくなるかをお伝えします。
英語長文が頭に入ってこない最大の原因とは?
英文が頭に入って来ない最大の原因は“急ぎ過ぎる”から。
英文が頭に入って来ない時はあまりに急ぎ過ぎて、目が英文を追っているだけという状態になっています。
せっかちな人を見て“もっと、ゆっくりやってもそんな時間はかからないのに”って思いませんか?
まさに、この“せっかちな人”がやっている行動を試験中にしてしまうと単語は分かるのに英文の内容が入って来ないという状態になります。
イチロー選手はバッターボックスに入るときはゆっくりとした動きですね。
アスリートでも本番の時はあえてゆっくりとした動作をして、気持ち・頭を落ち着かせる人が多いようです。
受験生もこの原理を応用して試験を受けられるといいですね。
せっかちな状態を落ち着いた状態にできればより英文が頭に入ってきやすくなります。
そこで、落ち着いた状態を作る練習を普段の過去問演習の時から行っていきましょう。
英文が頭に入って来ないという状態を防ぐための4つの方法
1.長文の出だし5単語を超ゆっくり意味を噛みしめながら読む
いきなり速読モードで英文に突入しないように注意しましょう。
頭を落ち着かせるために、深呼吸しながら(頭に酸素を送るつもりで)ゆっくりと長文の最初の5単語程度を意味をとりながら読んでみましょう。
こうすることで、頭を落ち着かせた状態で後続する英語を読み進めることができます。
頭が真っ白になりがちな人には非常に効果の高い方法なので是非、試してみて下さい。
最初の5単語をゆっくり・丁寧に深呼吸しながら読む。
これだけで、パニック状態に陥ることをかなり防げます。
2.段落の1文目を丁寧に読むことを心がける
各段落の第一文目はゆっくり丁寧に読むことを心がけると良いです。
多くの場合この第1文目でテーマや筆者の言いたい事が書かれています。その段落の大雑把な内容をつかめることが多いです。
この第一文目をせっかちに読んでしまうと、後続する英文が何を言いたいのか分からないという状況が生まれてしまいます。
結果的にスピードを上げるためにも各段落の第一文目はゆっくりと落ち着いて読むように心がけましょう。
3.選択肢のリード文を超ゆっくり意味を取りながら読む
時間に追われているあまり選択肢を読んでない(目を通しているだけ)の受験生が多いです。
特に内容一致問題のリード文はゆっくりと読んで意味をとりましょう。
“何が問われているのか分からない”のに“正解”を導くことはできません。
>点数がなかなか上がらないという人はそもそも選択肢を読んでいないか、誤読している場合が多い</spanです。
選択肢こそゆっくり丁寧に読んでいきましょう。
4.全文を丁寧に読みすぎない
英文全てを丁寧に読み過ぎると、情報量が多くなりすぎパニック状態・頭が真っ白状態・英文が入って来ない状態になってしまいます。
ゆっくり読むところでできる限りの情報をとらえて、その後ろはスピードを上げて読んでいきましょう。
落ち着くために、あえてゆっくり読み、その上で制限時間を意識して後続する英文はスピードを上げて読むという練習を過去問演習を通して行っていきたいですね。
まとめ
せっかちに動いても良い結果はでてきません。時間のロスはさほどおおきくないはずなので、時間をかけるべきところでしっかりと時間をかけ、点数につなげていきましょう。
このコラムが頑張る受験生のお役に立てれば幸いです。