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大学受験では何時間勉強すればよいか?
こんにちはヽ(^0^)ノ!佐藤です。
「先生、勉強って何時間くらいすればいいの?」という素朴な疑問を生徒から受けました。そこでアドバイスした内容を今回のコラムではご紹介します。
受験計画を立てようと思ったけど…
もうそろそろ3年生にるので、受験に向けて計画を立て始めている高校2年生は多いのではないでしょうか?
そこで、多くの高校生が最初に疑問に思うのが
「何時間勉強したらいいのだろうか?」
という疑問だと思います。
この質問は横浜予備校でもよく新受験生から受ける質問なので、このコラムでは勉強時間の考え方についてお伝えしようと思います。
結論を言います...
必要な勉強時間は人により様々です。
今までの学習状況や各科目の仕上がり具合により必要な勉強時間は様々です。
実際に過去問を解いてみて合格最低点との差が大きければ当然、その分勉強時間をかけなければなりません。
また、勉強が得意か不得意かでもかける時間は変わってきます。
実際に、解けなくてもいいので、早い段階で過去問を解いてみることで大体の必要な時間が分かります。
ただし、私の経験上、勉強時間を気にしているうちは難関大学合格はおぼつきません。
勉強時間の考え方
難関大合格者は勉強時間を気にしていませ。
私の教えた難関大学に合格した生徒で勉強時間を気にする生徒は一人もいませんでした。
難関大学に合格するような生徒は、
「今日は〇〇時間、勉強した」
という自慢話はしないのが特徴です。
彼らが気にするのは“勉強した結果、何が得られたか”の1点のみです。
つまり、彼らは“時間”ではなく消化しなければならない“タスク”にこだわるのです。
3カ月ごとに過去問を解くように計画を立て、大雑把に3か月分のタスクを決めていきましょう。
今日、過去問を解いたとしたら各教科3カ月後に取りたい点数の目標をたてます。
その目標を達成するために、これから3か月間で身に付けなければならない勉強の“タスク”を決めていきましょう。
そして、この3か月間でやるべき“タスク”がきまったら、1週間ごとにそのタスクを割り当てていきます。
この1週間のタスクが出来たかどうかで自分の勉強を評価していきましょう。
今の自分の力が足りなければタスクの量は膨大になるので当然時間はかかります。
メリハリが大事!
やるべきことが終わったらオフにする。
やるべきタスクが終わったらメリハリをつけて休みましょう。
このメリハリも受験では非常に重要な要素になります。
勉強時間で勉強を考えると“ダラダラと机の前に長時間座っているだけ”という状態に陥りがちになります。
時間ではなく“集中力”をもって“身に付ける”という癖をつけていきたいですね。
まとめ
勉強はやるべきタスクを決めてそれを身に付けることが大事。
よって、人によりタスクが違うので勉強時間は一概には決められない。
タスクが終わればしっかりと休むというメリハリも重要。
このコラムが勉強を頑張る受験生、高校生のお役に立てれば嬉しいです。