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聖マリアンナ大学医学部2018『英語』入試分析|横浜医学部予備校

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現役の国立医大生に聖マリアンナ大学医学部2018年度の実際の入試問題を解いてもらい、
各問題の率直な感想をもらい、問題分析をしてもらいました。
受験生の立場に非常に近い現役医大生の感想なので受験生の立場に近い感覚だと思います。
是非、参考にしてください。このコラムが受験生の皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

聖マリアンナ大学医学部2018『英語』入試分析|横浜医学部予備校

 

私大医学部の問題の入試分析と対策(2018年度、聖マリアンナ 英語)

  

※各教科に基準点があり、1科目でも基準点に満たない場合には、不合格となることがある。

入試基本情報

・3教科で400点満点

・偏差値は65程度

・大問にして4つ、小問にして15問

・第1問は設問が日本語で、第2問は設問も英語で出題されていた

・第3問~第5問は文法・熟語

・全体の難易度はやや易~難で、完答は難しいため解ける問題から確実に解いた方が得点は上がる

・特殊な問題ではなく、いたってシンプルで一般的な出題形式である

・技能・知識はセンター試験レベルかそれよりやや難易度が上がっているものである

 

以下、✩~✩✩✩で難易度を表します。

✩の数が増えるほど、難易度が高くなります。

 

 

第1問 

 

(1―a)✩ (1-b)✩✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩ (5)✩✩ (6―a)✩✩ (6-b)✩✩✩ (7)✩✩

 

全体的に難しくはない文章で、英語のままでもわかりやすい文章だと言えるでしょう。段落の文頭に接続詞がついているので、段落ごとのつながりははっきりしています。しっかりと読めていれば解くのは簡単です。しかし、文章が2ページ半に及び、本文を読んでから解答するまでにかなりの時間を要するため、その点においては得点が難しい問題と言えるでしょう。設問を見ると、珍しく本文を読まなくても解ける問題がありません。これはセンター試験などとは異なりますね。まずは設問を確認して、その内容を記憶してから本文を読みましょう。そうすることでどこに答えがあるのかを意識しながら読むことができるので、より答えを見つけやすくなるでしょう。得点できるところから得点するようにしましょう。個人的には、手短に解ける大問を優先して解いてから、第1問や第2問を最後に解くことをオススメします。

 

対策としては、様々な形式の長文問題を読むことをお勧めします。その理由としては、長文問題の中でも様々な形式の問題が第1問に組み込まれているからです。英語での解答・日本語での解答・穴埋めなど様々ですので、得意不得意ができるだけなくなるようにまんべんなく力をつけていくようにしましょう。

 

第2問

 

(1)✩ (2)✩ (3)✩✩ (4)✩✩ (5)✩ (6)✩✩ (7)✩✩ (8)✩ (9)✩✩✩

 

全てが英語で構成されている大問で、英語に苦手意識を抱いている人はもう鳥肌ものですね。しかし、本文から設問まで全てが英語な割に、内容や語句のレベルを考慮すると読みやすい文章です。ですので、センター試験レベルの問題が読めるようになっていると全体的にすらすらと読み進められるでしょう。注意すべきは設問内容です。どの部分について聞かれているのか?答えを何個選ばなければいけないのか?自分はどのような答え方をすればいいのか?これを意識して解答してください。

 

この大問はなるべく後回しにした方がいいように感じました。第3問以降は短時間で得点することができるので、先にそっちを解いた方が最終的な得点にはつながると予想されます。これも第1問と同様に、英語での解答・日本語での解答・穴埋めなど様々ですので、得意不得意ができるだけなくなるようにまんべんなく力をつけていくようにしましょう。こちらはセンター試験レベルよりももう少し難しいものを勉強しておくとより良いと思われます。

 

第3問

 

(1)✩ (2)✩ (3)✩ (4)✩ (5)✩✩ (6)✩ (7)✩ (8)✩✩ (9)✩✩ (10)✩✩

 

この大問はとにかく解くのに時間がかからないところです、ササッと解いて他の大問(第1問や第2問)に時間を割きましょう。簡単な文法問題もありますが、ややこしい文法もありますので、満点は難しいかもしれません。簡単な問題はなるべく短時間(30秒から1分程度)で解き、ややこしい問題ではもう少し時間をかけて細かいところにまで注意をして解くことで、満点に近づきます。長文が苦手な方はここでしっかりと時間をかけて得点することで合格点に近づきます。

 

対策としては、文法事項にすぐに対応できるだけの瞬発力を鍛える事です。文法事項を正しく記憶しておくことはもちろんのこと、それを瞬発的に引き出し答えを導くことが重要になります。難易度はそこまで高くはありませんので、センター試験レベルのものを解けるようにして、後は参考書などにのっている細かい文法事項を記憶しておくことで得点につなげやすくなります。

 

第4問

 

(1)✩✩ (2)✩ (3)✩(4)✩✩ (5)✩✩✩

 

この大問で重要なものは、前置詞を理解することです。できるだけ多くの語彙を持っていることで、大部分の問題は解けるでしょうが、それでも全部の語彙の意味がわかる方はほんのわずかでしょう。ですから、前置詞の細かい意味やそれが用いられる場面までを記憶することが重要です。この問題は長く考えることで答えがひらめいたり、文章を何度も読んだら答えが見えてくるタイプの問題ではないので、わからない問題はさくっと解いて次の問題に移りましょう。

 

第5問

 

(1)✩ (2)✩✩ (3)✩ (4)✩✩✩ (5)✩

 

この大問は、熟語と単語の意味を合わせて考えるものです。この形式では、熟語の意味と単語の意味の両方をわからないといけないものが多いです。しかし文章で出題されていますので、それぞれの意味を分からない場合も文脈を読み込めば解答できるでしょう。

 

対策としては、英単語や英熟語をおろそかにしないことです。受験期直前でも英単語帳や英熟語帳は大切にしてください。

 

 

 

2018年度の聖マリアンナ医科大学入試を、完璧に解ける人はかなり少ないように感じます。難易度の幅が広く、解きやすいものとそうでないものがありますので「自分はどの問題なら解けるのか」ということを見極めてから取り掛かることが望ましいです。問題の出題形式も様々ですので、多くの出題形式に慣れておくことで得点アップが望ましいです。受験までの期間がない人は、自身が得意にしたい大問をいくつかに絞ってから取り組んで、他は時間の余裕があればとりかかるようにすることで少しずつ得点ものびるでしょう。また、全てを順番に解いていると時間が足りなくなりそうなので、解く順番もしっかりと検討しましょう。

 

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引用元:聖マリアンナ大学医学部2018『英語』入試分析|横浜医学部予・・・


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