目次
- ○ 夏休み!やる気が出ないを「出る」に変えたい受験生へ|横浜予備校
- ・ステップ① 白い紙に医学部・難関大へ進学したい理由を書き出す
- ・ステップ② 優先順位をつける
- ・ステップ③ 心を込めて清書する
- ・ステップ④ やる気が落ちて来たらすぐに見る!
- ・ステップ⑤ 目標を達成したあとの姿を書き足す!
夏休み!やる気が出ないを「出る」に変えたい受験生へ|横浜予備校
こんにちは!横浜予備校の佐藤です。いよいよ、受験の天王山である夏休みが始まりますね!今回のコラムではこの夏休みにやる気を落とさずに乗り切る方法とご紹介したいと思います。
現役生はこの夏休みが既卒生に追いつくための最後のチャンスだと思って夏を過ごしましょう。また、既卒生は4月のやる気がだんだんと落ちてきて、失速する時期なので十分に注意して過ごしていきたいですね。
学力をつけるための最後のチャンスを有効に生かすためにも、“絶対に合格したい!”受験生は必ず実践してみて下さい。想像以上の効果があります。
ステップ① 白い紙に医学部・難関大へ進学したい理由を書き出す
わざわざ、苦労して医学部を目指すのには、また、努力に努力を重ねて難関大学をあえて目指すのには必ず理由があるはずです。その理由をまずは、思いつく限り(最低30個!)、白い紙に書き出してみましょう。
理由は不純な理由でも純粋な理由でも構いません。とにかく最低30個書き出してみて下さい。人に見せるわけではないので自分の心に響けば何でも良いです。
例えば、こんな感じです(難関大学に行きたい理由)
「カッコよく見られたい」
「良いと言われる企業に就職したい」
「将来高い収入を得たい」
「社会をよくするために活躍したい」
「お母さんを楽にさせてあげたい」
「家族にいい生活をさせてあげたい」
「学校の先生を見返してやりたい」
「高校受験で失敗したから大学受験では成功したい」
など
ステップ② 優先順位をつける
先ほどステップ①で書き出したものを改めて見返します。この時に、自分の心に響く理由のベスト5を選んで下さい。それが、自分の勉強のやる気につながれば何でも良いです。
ステップ③ 心を込めて清書する
心を込めてステップ②で出した“○○大学に行きたい理由”のベスト5を小さな紙に清書します。
小さな紙に清書する理由は、家でも、予備校や塾の自習室でも、見られるようにするためです。“やる気が落ちてきたなぁー”と思ったら、すかさず見られるようにいつでも持ち歩けるようにしましょう。
ステップ④ やる気が落ちて来たらすぐに見る!
どんなにやる気があっても長い受験期間でやる気が落ちることは度々あります。
自分の中でハッキリと“絶対に負けられない!”とか“何としてでも合格する”という理由がある人とそうでない人とでは大差がつきます。
受験勉強は長いマラソンです。
ハッキリとした理由を持った人は毎日“あと5分頑張れます”。
ハッキリとした理由を持たない人は毎日“今日は5分だけ早く切り上げよう”とします。
この2人の差は1日10分ですが、1年間にすると3650分という膨大な差になります。
やる気が落ちそうなときは必ず、“〇〇大学に行きたい理由”を見返すようにしましょう!
ステップ⑤ 目標を達成したあとの姿を書き足す!
“〇〇大学に合格したい理由”をステップ④までで書きましたが、さらに、やる気を上げるために“〇〇大学合格”という目標を達成した時の姿をイメージして書き出してみましょう。イメージしにくい人は以下の質問に答えてみましょう。
合格したとき誰がどんな顔で喜んでくれますか?
その合格はあなたの人生にどんな良い影響を与えてくれますか?
どんな気持ちで大学生活を送っていますか?
その大学に行った結果どこでどんな仕事に就いていますか?
その大学に行った結果、30歳になった時、どんな人とどんな家に暮らしていますか?
大学合格後の得られる人生を考えることでさらにやる気が上がります。
将来の目標を見据えてブレない受験生になっていきましょう。目標がある人、目標がブレない人はやっぱり強いです。なかなか弱音を吐きません。
他人の気持ちはコントロールできませんが、やる気という自分の気持ちはコントロールできます。このことを念頭において受験の天王山である“夏”を全力で走り切りましょう。
このコラムが受験生の励みに少しでもなれば幸いです。