目次
- ○ 医学部生物受験生にオススメの問題集
- ○ 入門編
- ・とってもやさしい生物(旺文社)
- ・入門問題精講(旺文社)
- ○ 中級編
- ・セミナー生物基礎+生物(第一出版社)
- ・重要問題集(数研出版)
- ・基礎問題精講(旺文社)
- ・生物 記述・論述問題の完全対策(駿台文庫)
- ○ 発展編
- ・標準問題精講(旺文社)
- ○ 番外編 おすすめの参考書
- ・生物 知識の焦点(Z会)
- ・大学入試の得点源(文英堂)
- ○ まとめ
医学部生物受験生にオススメの問題集
医学部、特に私立医学部では重箱の隅をつつくような問題も見られますが、合格するためには他の受験生が取れる問題は必ず取ることがまず大事になります。なのではじめから難しい問題に手を伸ばすのではなく基礎から着実に固めるという意識を持ちましょう。
この記事ではレベル別に数冊の問題集をご紹介していきます!
入門編
とってもやさしい生物(旺文社)
とっても優しい生物は初めて生物を学ぶ方にオススメの問題集です。私自身事情があって生物を高校では学べなかったので、一番初めにこの問題集を一通り解いて教科の空気感のようなものを学びました。生物を自学で受験レベルまでもっていきたい方の足場づくりにオススメの参考書です。
入門問題精講(旺文社)
入門問題精講は初めて生物を学ぶ方、基本的なことから学びなおしたい方にオススメしたい問題集です。問題と解説が見開き1ページで大体収まっていて、重要事項が分かりやすくまとまっているので生物に苦手意識がある方でも重要な事項をつかみやすいと思います。基礎力を身に着けるのにオススメです!
中級編
セミナー生物基礎+生物(第一出版社)
セミナー生物基礎+生物は基礎的な問題から発展的な問題まで網羅されている問題集です。高校で配布されて使っている方も多いのではないでしょうか。学校の定期テストにも使える問題集なので生物学習の土台作りに最適の問題集だと思います。
重要問題集(数研出版)
言わずと知れた重要問題集シリーズです。この問題集もかなり幅広い難易度を網羅しているのでほとんどの大学の入試問題は重要問題集を完璧にできれば生物で足を引っ張られることはないと思います。問題が難易度別にA問題、B問題のように分類されているので、苦手意識のある方はとりあえず簡単な問題を一通りこなしてからB問題に手を伸ばすのもありかもしれません。
基礎問題精講(旺文社)
先ほどご紹介した入門問題精講の少し難しい版です。問題数は重要問題集などと比べると少ないのですが入門問題精講と同様、解答が丁寧で重要なこともまとまっているのが魅力です。また、それぞれの章にある章末問題の中にはかなりレベルが高い問題も含まれているので標準的な難易度の問題から難易度の高い問題への良い足がかりになると思います。
生物 記述・論述問題の完全対策(駿台文庫)
記述・論述問題の完全対策は二次試験で記述問題が出る大学の対策になるのは勿論のこと、自分自身がしっかりと理解できているのかを文章として出すことで確認することができる参考書です。理解しているつもりが実はわかっていないことはよくあるのでアウトプットの練習として解くのにオススメな一冊です。
発展編
標準問題精講(旺文社)
入門問題精講や基礎問題精講の発展版です。かなり難しい問題もありますが、重要問題集をある程度完成させられていれば手が出ないことはないと思います。医学部入試では初めて見るような、知識だけでは太刀打ちできないような問題も出題されることがあります。生物を得点源にしたい方や、特に難関といわれる医学部を志望する方はこのくらいの難易度の問題に慣れておくことが大切だと思います。
番外編 おすすめの参考書
ここからは番外編としてオススメの参考書を少しご紹介したいと思います。
生物 知識の焦点(Z会)
知識の焦点は私自身初めて生物を学ぶときに医学部に通っている先輩にオススメされて通読した参考書で、わたしにとって生物学習のバイブルのような存在でした。教科書にあるような内容から発展的な内容まで分かり易くまとまっており、一冊で全範囲をある程度詳しく知ることができます。内容に関してレベル分けされているので、教科書と比べても分かり易いのではないかと思います。
大学入試の得点源(文英堂)
この参考書は生物基礎と生物に分かれているのですが大切なところがまとまっていて入試直前に暗記事項を確認するのにピッタリでした。語呂合わせや図も載っていて重要事項の確認や暗記に適しています。また本自体それほど厚くないので持ち運びも楽です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。ご紹介した問題集・参考書は私自身お世話になったものであり、オススメのものばかりですが、学校で配布される教科書も実はすごく使えるものです!教科書レベルの知識が抜けていればいくら発展的事項を知っていても得点には繋がりません。教科書を侮ることなく、しっかり読み込みましょう!
また、あまり沢山の問題集に手を伸ばさなくてもある程度の難易度の問題集を一冊極めることができれば実力はついて来るものです。量をこなすことだけではなく、その問題が何を一番問いたいのか、問題の題材となっている現象の周囲の知識で漏れてしまっている部分はないかなどなど自問自答しながら学習を進めることが大事です。
生物の学習で次に何をやろうか悩んだときは是非ご紹介したものを一度手に取ってみて頂きたいと思います!自分に合った一冊を見つけるのに、この記事を役立てて頂けたら嬉しいです。