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物理の問題集
こんにちは!横浜予備校の川田です。
本日は物理の問題集を難易度別に紹介していきたいと思います。物理では問題演習が重要になってくるので、授業や参考書などが一段落ついたら必ず問題演習をするようにしましょう。また、学習を進めていくとほとんどが問題演習になってきます。レベルに応じて適切な問題集も変わってくるので、志望大学や自分の現在のレベルと相談して問題集を決めましょう。
良問の風 難易度 易しめ〜標準
河合出版の良問の風。同じく河合出版の物理のエッセンスと互換性がよく、解説でわからないところがあったりしたらエッセンスに戻るのも良いでしょう。全体で150問程度と良問が厳選されており、また最後には論述問題集もついています。また解答が別冊になっていて詳しく充実しています。中堅以上の大学の2次試験で物理を受ける場合はこのレベルは完璧にするように心がけましょう。逆に物理がある程度得意、もしくは物理のエッセンスレベルの参考書が完璧という人は飛ばしてもう一つ上のレベルから始めても構いません。
名問の森 難易度 やや難
同じく河合出版の名問の森。こちらは2冊に分かれていて、問題と解答が続きで載っており、最後に演習問題がついています。解説は図なども良く用いられており、わかりやすいです。良問の風に比べれば少し難しめですが、難関大学志望者はこのレベルはある程度解けるようにしたいです。また、小問ごとの難易度も表示されているので、自分でレベルを決めてやってみるのも良いです。
重要問題集 難易度 標準〜難
数研出版の重要問題集。学校などで買うという人もいると思います。特徴は良くも悪くも広いレベルを網羅していること。特にB問題は難易度が高く、難関大受験者以外の人には必要ないものが多いかもしれません。自分が必要なレベルのみを解くという方針でも問題ないと思います。解説は別冊になっていますが、他の問題集に比べると少し少なめかもしれません。その分全体の問題量が多めです。
難問題の系統とその解き方 難易度 難
物理の中では最も難しいとされる問題集の一つでしょう。いわゆる超難関大学の受験者や物理がかなり得意という人向けの問題集です。設定が複雑になっており、東大や京大などで出題されるような教科書分野を超えたレベル、もしくは公式を導出するような問題のレベルに対応しています。難易度はかなり高いので、超難関大学受験者でも必須というわけではなく、得意な分野をさらに得意にするためにというような目的で解ける範囲だけ解くというような感じでもOKです。ある程度余裕がある受験生は、力学・電磁気分野は一通りやってみるという感じで進めましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は物理の問題集とその難易度について紹介してきました。難易度はもちろんそうですが、それ以外にも各問題集の特徴があるので自分に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。皆さんが物理が得意になってくれるとありがたいです。