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奨学金について考えよう!
こんにちは。横浜予備校の立川です。
本日は、奨学金をご紹介しますね。
多くの学生の方が利用しているのは、日本学生支援機構の給付型か貸与型の奨学金ですが、
各大学独自の奨学金や自治体の奨学金などもあります。
今回は早稲田大学の奨学金について詳しく見ていきましょう。
地方出身者のみが対象!?
早稲田大学の「めざせ!都の西北奨学金」は、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)以外の高校出身者を対象とした奨学金です(所得制限あり)。首都圏以外の高校の生徒さんは、基本的に一人暮らしが必要になるでしょう(学生寮含む)。その場合、学費に加えて、家賃・光熱費・食費などが必要になります。学費の負担が少しでも減ることにより、首都圏以外からの学生にもチャンスの幅が広がってほしいと思います。
いつ申請するの?
早稲田大学の「めざせ!都の西北奨学金」は、一般受験の前に申請が必要となっており、今年の第1回は7月9日~9月10日が申請期間となっています。なんと、ちょうどいまが申請期間なのです。
総合型選抜や学校型推薦選抜(指定校含む)も対象となっていますので、対象となっている受験生で、早稲田大学の受験を考えている人は、早めに申請の準備をしておきましょう。まだまだ大丈夫だろう、と思って、申請期間が過ぎてた!なんてことにならないように!!
奨学金はいろいろあります。
早稲田大学では、これ以外にも複数の奨学金があります。また、早稲田大学以外の大学でも首都圏以外の出身者を対象とした奨学金があります。受験前に申請が必要な場合もありますので、受験を検討している大学のホームページなどで調べておくといいかもしれませんね。
合格前に申請するのは恥ずかしい??
時々勘違いをしている人がいるのですが、「まだ合格していないのに、申請してもいいのですか?」と質問を受けます。また、「合格するわけがないから恥ずかしい」という声も聞きます。
事前に申請が必要な奨学金は、申請後、採用候補者の選考を行います。採用候補者になり、試験に合格、入学して初めて正式に奨学金の交付が決定します。奨学金の採用候補者になれなかったとしても、試験結果には影響はありませんので、資格がある人は申請してみてはいかがでしょうか。あとで、「申請しておけばよかった」と後悔するほうがつらいと思います。
申請には、所得証明書など必要な書類がありますので、期限ぎりぎりになる前に準備をしておきましょう。
地方出身者もがんばれ!
昨年の入試から、コロナの影響もあり、地方から首都圏の大学を受験する生徒さんが減っています。オンライン授業が多いことも理由だと思いますが、学費などの費用が負担になっていることも大きいと思います。今は、国による修学支援新制度もありますので、学費が原因で、若い人が夢を諦めることのないようになってほしいと願います。