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夏の終わりは推薦入試の始まり
こんにちは。横浜予備校の立川です。
夏休みももうすぐ終わりですね。3年生のみなさんは、夏休み前の勉強しようと考えていたこと終わりましたか?
9月に入ると推薦入試の出願が始まります。まだ受験するか悩んでいる人もいると思います。その中でよく「評定がギリギリだから、推薦入試に出願しても無理ですよね?」という声を聞きます。
評定がギリギリ
では質問です。
2人の生徒がいます。1人は偏差値70の高校で評定3.0です。もう1人は偏差値50の高校で評定4.0です。どちらの生徒さんが優秀だと思いますか?この場合、評定だけで優劣をつけるのは難しいでしょう。なので、大学側も評定だけで判断をするのは難しいのです。
推薦入試において、評定が出願基準ギリギリだとしても、あくまで出願基準なので、出願基準をクリアしているのであれば、気にせずに出願していいと思います。
評定平均はクリアしていたら気にするな!
また、出願基準に評定の基準がない大学もあります。その場合は、「評定ギリギリだから・・・」と気にしないでいいでしょう。実際、出願基準に評定の基準がない大学において、評定2.〇で合格した生徒さんもいます。
評定がギリギリでもあきらめずに、志望校への熱意ややる気を出願書類や面接でしっかりとアピールできるようにしてほしいです。特に総合型選抜では部活動や委員会、ボランティア活動などの勉強以外で頑張ったことが評価されます。
本当に高校時代何もしていませんか?
「勉強しないで部活ばっかりしてたから推薦入試は考えていません・・・・」という人はもったいない!
部活では部長や副部長などはしていませんでしたか?もしくは、体育祭で応援団はしていませんでしたか?「なにもしてなかった・・・」という人でも、話していると実は“がんばった!”ことが見つかったりします。
高校1年生からの出来事をよ~く思い出してみてください。あなた自身が成長したな、と思う出来事がきっとあるはずです。
1つ1つの行動にも必ず意味があったと思います。なぜ〇〇をしたのか、どんな風に工夫をして〇〇をしたのか、その過程において人は少なからず成長しています。その積み重ねで人は成り立っています。みなさんの良いところが伝わるように、書類や面接に取り組んでください。
わからないことは相談しよう!
繰り返しになりますが、「評定がギリギリだから推薦入試は考えていません」という人も、一度推薦入試について考えてみませんか?自分一人だとわからないことも多いと思いますので、学校の先生や通っている塾の先生に相談をしてみてください。