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苦手科目克服の近見!
こんにちは!ヽ(^0^)ノ。佐藤です。
今回は高2生から「共通テストで数学が必要だけど、ニガテ…」という相談を受けたので、そこで行ったアドバイスを元にコラムを作りました。
中学の時は大体出来たが一番危険
『中学の頃の成績は真ん中より上だったから大丈夫』、
『いつもテストは80点くらいだったから大丈夫』
と思っている人も多いのではないでしょうか?
よく考えてみると大学受験を志す生徒は中学のクラスの7割程度しかいないのではないでしょうか(一般的な公立中学の場合)?
例えば、中学時代にクラスメイトが10人いて順位が5位だったとしましょう。
大学受験をする生徒が7割だとするとこの10人のうち上位7名になりますね。
すると、中学時代は5/10位だったのが、大学受験では5/7位と一気に後退してしまうのです。
中学時代に勉強した内容は大学受験で使う教科であればほぼ完璧じゃないと難関校を志望する場合は勝負にならないのです。
また、中学時代の定期テストはみんなに点数をとらせるためのテストなので非常に簡単な内容で構成されています。このテストでいつも80点だったからといって安心はできませんね。
ラクして勉強したい
誰でもラクして成績をあげたいと思っているはずです。
実はニガテ科目に関しては(特に英語と数学)中学時代の勉強に思い切って戻ることがラクして勉強するにつながってきます。
誰もが受験教科にする英語で言うと、中学で習った英単語ほど大学受験の長文でも文法問題でも出てきます。
中学の勉強に戻らずに勉強をすると超頻出の単語をいちいち辞書で確認しながら勉強を進めていかなければなりません。
結果的にものすごい量の単語を辞書で引くことになるので一つも単語が覚えられないままになります。
一生懸命辞書で調べて予習したのに一つも単語を覚えられない
→長文を読むのが嫌になる
→学力がどんどん低下
という悪循環にはまっていってしまいます。
中学の英単語があやふやだと思えば思い切って中学生用の英単語帳を受験勉強の開始時期に仕上げてしまってください。
辞書を引く回数が激減するので効率よく勉強を進めていけます。
また、調べる単語の量が減るのでピンポイントで新出の英単語を覚えてくことができます。
大学受験で成功したい
プロ野球の強打者は基本の素振りを繰り返し、
一流のマラソン選手は毎日長距離を走り込む
という基本を徹底的に繰り返しますね。
一流の受験生も同じ。基礎・基本の上にしか学力は構築されていきません。
中学時代に勉強した関係代名詞が不安だと思うなら思い切って中学時代に勉強した教材に戻って勉強しましょう。
ここがおろそかになってしまうと何をやっても成績に跳ね返ってこないという状態になってしまいます。
数学が伸び悩む生徒を見ていると、中学時代に勉強した図形の内容がすっかり抜けていて伸び悩む受験生が多いようです。
おすすめ教材
①中学英単語をひとつひとつわかりやすく。
②やさしい中学数学
③中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく。
上記の参考書はかなり勉強が苦手な高校生でも自力で学習できる参考書です。解説もとても丁寧なので一気に読むことができます。