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評定2.7では推薦入試は無理ですか?
こんにちは。横浜予備校の立川です。
え?評定2.7だから推薦入試は受験しません?
それはもったいない!
評定なしでも大丈夫!
高3生で、評定3.5よりも低いと、「自分には推薦入試はそもそも無理だ」と調べることすらしない人が多くいます。確かに、評定の基準が4.0以上の大学の推薦入試には出願できません。しかし、評定の基準が3.2以上、3.4以上、さらには基準の評定なし、という大学もあります。つまり、評定3.2の人でも推薦入試は受験可能なのです。もっと言うと、2.〇でも出願可能です。
基準の評定がない大学とは?
以前から基準の評定なしで推薦入試を実施している帝京大学(医学部除く)や帝京平成大学。この2つの大学は出願書類の文字数も多くなく、試験日程も複数用意されているので、受験しやすいでしょう。受験科目も一般受験と同じもしくは少なくて済むので、一般受験に向けて勉強していれば、特に問題ありません。他にも東京電機大学は現役生のみ出願基準があり、浪人生には出願基準がありません。現役生の時は受験できなかったけど、浪人生になったら受験できるようになった、なんてこともあるかもしれませんね。(令和3年8月現在)
スカラシップ入試も狙い目!
推薦入試とは別に、スカラシップ入試というものを年内に実施する大学もあります。神奈川県の高校に通っている人は知っているかもしれませんが、神奈川大学給費試験です。他にも、東洋英和女学院大学、武蔵野大学などでも実施されています。
これは推薦入試ではないので、基準の評定なしです。浪人生も出願可能です。
スカラシップ入試では、成績上位者に奨学生として合格をだしますが、一定の成績が取れている受験生を、一般選抜を免除で、合格としてくれます。奨学生を目指すのは難しいかもしれませんが、一般選抜の免除を目指すのであれば、受験する価値はあると思います。
推薦入試、どこを受験するか
ここまで話してきて、「じゃあどこを受験したらいいんですか?」となりますよね。
これは人によって違ってきますので、正解はありません。高校時代に何をしてきたのか、部活、委員会、留学経験などがあるのかないのか、評定はどのくらいあるのか、などによって変わってきます。推薦入試は書類や面接の準備で時間を取られてしまうので、「行きたい!」と思える大学を選んで受験してほしいです。