目次
- ○ 推薦入試にはメリットとデメリットがある
- ○ 推薦入試のメリットとデメリット その1
- ・メリット:推薦入試は一般選抜ほど倍率が高くない
- ・デメリット:書類や面接の準備が大変
- ○ 推薦入試のメリットとデメリット その2
- ・メリット:試験範囲が狭い
- ・デメリット:一般受験とは別の科目が必要
- ○ 推薦入試のメリットとデメリット その3
- ・メリット:滑り止めを確保できる
- ・デメリット:気持ちの切り替えに時間がかかる
- ○ まとめ
推薦入試にはメリットとデメリットがある
こんにちは。
横浜予備校の立川です。
連日、評定が高くない人も推薦入試にチャレンジしてほしい、という内容を書いてきましたが、推薦入試にはメリットとデメリットがあることも忘れてはいけません。
では推薦入試のメリットとデメリットとはなんでしょうか?
推薦入試のメリットとデメリット その1
メリット:推薦入試は一般選抜ほど倍率が高くない
推薦入試は比較的倍率が低く、1.0倍(受験した人は全員合格)なんて大学もちらほら。一般受験で倍率1.0倍になることはほとんどなく、推薦入試の方が倍率が低いのが分かりますね。一般受験で倍率10倍の大学は、言い換えれば10人に1人しか合格できない、ということです。とても狭き門です。しかし、推薦入試で倍率が1.5倍の大学は、3人に2人が合格できる、ということになります。どちらの方が合格しやすいと思いますか?
デメリット:書類や面接の準備が大変
推薦入試を受験するには、まず出願書類を準備しなければいけません。これは大学によって様々ですが、多くは志望理由書や活動報告書、自己PRなどの書類が必要です。準備が大変な大学では、文字数が2000字なんてこともあります。学校の先生や塾の先生に添削してもらえると考えても、ある程度時間は取られてしまうでしょう。あとは、面接。得意な人はそこまで時間がかからないかもしれませんが、苦手な人は時間がかかってしまうかもしれません。
推薦入試のメリットとデメリット その2
メリット:試験範囲が狭い
推薦入試では試験範囲が一般受験に比べて狭いことが多いです。例えば、数学は一般受験では数Ⅲまで必要な大学でも、数ⅡBまでで受験が可能なことがあります。数Ⅲにまだまだ不安を抱えている現役生にはうれしいですね。
デメリット:一般受験とは別の科目が必要
推薦入試では、大学によっては小論文が課されることもあります。一般受験の勉強とは別の勉強が増えてしまうのは大変かもしれません。
推薦入試のメリットとデメリット その3
メリット:滑り止めを確保できる
併願可能な推薦入試を受験している場合、合格できれば一般受験で滑り止めを受験しなくてもよくなります。また、安心して一般受験に臨むことができます。
デメリット:気持ちの切り替えに時間がかかる
もし推薦入試が不合格だった場合、一般受験に向けて気持ちを切り替えなければいけません。書類や面接の準備で時間がとられてしまっているので、少しでも早く切り替えることが重要です。
まとめ
これ以外にも、メリット・デメリットはたくさんあると思います。自分が何を優先したいのか、しっかりと考えて推薦入試の受験を決めてください。