突然ですが、皆さんは何のために勉強をしていますか?
定期試験のため、志望校合格のため、将来のため…
色々理由はあると思います。
ちなみに私は、将来なりたいものが決まっていましたので、とりあえずそのための大学合格が目標になっていました。
行きたい大学が決まったらすること、それは「大学に合わせた勉強をすること」です!
大学ごとに出題傾向があることは知っている方が多いでしょう。
今回は、1.志望校が決まっている人、2.志望校のレベルが決まっている人の2パターンにわけて、ぜひ実施してほしい勉強方法をご紹介します。
目次
- ○ 志望校が決まっている人
- ○ 志望校のレベルが決まっている人
- ○ 最後に
志望校が決まっている人
志望校が決まっている人は、過去問を最初に確認します。そこで、「記述力が必要か?」「どの程度の難易度か?」「合格点は高いか低いか?」(大学によって、難易度と合格点の関係が異なります。例えば、京都大学は問題を見る限りは難しい問題で諦めてしまいそうになりますが、合格点はそこまで高くないから全て解ける必要はないというのは有名な話です。)などの確認をしておきます。そして、レベルの設定をして勉強計画を立てます。
志望校の過去問は、専用のノートを作って(志望校が2校ある人は、志望校数分用意します)過去問を解き続けます。満点をとれるまで、何度でも解いてください。つまり、過去問を完璧にするためには早期からの対策が必要だということです。専用のノートを作るのは、解いた軌跡を保管して、後から見返し分析(どのような問題が出やすいかなど)に使う為です。
そして、大学によって解く際に使う公式も意外と予測できることがあります。特に数学は対策が立てやすく、三角関数の合成・公式の証明等々、解いているうちに「この公式よく使うんだな」「証明問題の中でもこういう系統がでやすい」などと感じるようになります。これを認識した上で、日ごろから「この系統の問題は入試にも出やすいはず!」と勉強すると身の入り方も違います!
志望校のレベルが決まっている人
志望校が決まっていなくても大体の自分のレベルをわかっている人は、まずは志望校のレベルを決めます。この時の注意点が、レベルを高めに設定することです。受験する際には、「自分より偏差値が高い大学」「自分と同じ偏差値の大学」「自分よりやや低い偏差値の大学」の3つは最低限受けることを想定しておきます。受験期直前までは、「自分より偏差値の高い大学」に合格できるような勉強を心掛けてください。今の偏差値をキープしようと思っていると、必ずといっていいほど偏差値は下がります。その理由は、他の受験生の点数・偏差値が上がってくるため、そのままでは偏差値が相対的に低くなってくるのです。
今の偏差値に合った教科書・学校の問題集(教科書の問題が難しい人は、易しめの参考書を使用してください)からはじめて、少しずつ参考書のレベルを目標に近づけていきます。いきなり目標のレベルの参考書は心が折れるのでやめましょう、既に買ってしまった人はまた後で解きましょう!
しかし、とにもかくにも志望校を早く決めることが重要です。オープンキャンパスに行ってみたり、パンフレットを見てみるとイメージが膨らみやすくなります。(※女子大はパンフレットを基本綺麗に作りこんでいますし、国公立大学のパンフレットはあまり力が入っていないので、実際に行ってみるのが一番です。)志望校が決まった方が、どこに重点を置いて勉強すればいいかが明確になりますので、早め早めに決めちゃいましょう!
以上になります!
最後に
志望校合格は容易ではありませんが、不可能ではありません。
志望校合格が困難になるのは、非効率的な勉強法を繰り返すことが理由の1つです。
自身の状況に合わせて、日々勉強法を更新していきましょう。
皆さんが合格して、楽しいキャンパスライフを始められることを願っています!