今日は、医学部の学費が高い具体的な理由と学費を抑えるやり方についてわかりやすく解説します。医学部を目指す受験生の役に立てば嬉しいです。
目次
- ○ 医学部の学費は高い!
- ○ 医学部の学費が高い理由
- ・受験生が多い
- ・医学部の学生数自体が少ない
- ・設備にお金がかかる
- ・大学病院があるから
- ○ 医学部の学費を抑える方法
- ○ おわりに
医学部の学費は高い!
医学部といっても、国公立大学なのか私立大学なのかによって学費の幅は異なります。
国公立大学の場合は卒業までの6年間に約350~400万円かかり、私立大学の場合は2000~4700万円ほどかかります。
国公立大学でも結構な額になりますが私立大学の場合の学費は非常に高いです。また国公立大学の学費は基本的にはどの大学、どの学部でも同じ金額になっており費用を抑えて医学部に通うことができます。
ただ、私立大学の医学部はその大学によって学費に大きく差が出るのが特徴です。
医学部の学費が高い理由
受験生が多い
医学部というのは、学費が高くても私立大学医学部の全体志願率が約15倍にもなるように多くの学生が殺到します。
そのため、学費を高くしても全国から受験生が集まってくるので大学側は学費を下げる必要がないということです。
医学部の学生数自体が少ない
国は、医学部の学生数が増えすぎて医師の質が低下しないように医学部の店員数を100名程度に絞っています。
それ故、多くの学生を集めて多くの学費を得ることができないので1人あたりの学費を増やす必要があるのです。
設備にお金がかかる
医学部で使用する実験器具など施設自体にかなりのお金がかかります。これも医学部の学費が高くなる理由の1つです。
大学病院があるから
基本的に全ての医学部には大学病院というものがあります。
大学病院では最先端の医療を行なっているのでMRIやCT、抗がん剤などの薬剤、検査装置、そして質の高い医師や看護師など人材も採用しないといけないため高額なお金がかかってしまいます。
大学での学費の一部をこの大学病院の経営に充てているということもよくあります。
医学部の学費を抑える方法
高額な医学部の学費を抑える最も簡単な方法は、国公立大学に通うことです。国公立大学であれば私立大学の10分の1程度で医学部に通えます。
そしてたとえ私立大学の医学部に行ったとしても、奨学金や給付金制度をうまく活用することで少しでも学費を抑えることができます。
様々な種類がありますが、例えば、日本学生支援機構の奨学金や各都道府県の奨学金などがあり自分自身の条件に合わせて選びましょう。
おわりに
今日は大学の医学部の学費が高い理由とそれを抑える方法についてでした。同じ医学部でも国公立大学に通うことで大きく学費を節約できるのと仮に私立大学であっても奨学金など様々な制度があるので、うまく活用してみましょう。