時間内に解き終わらない、点数が安定しない、、、悩んでしまいますよね。
私も国語の点数が伸びない、、と試験直前期に悩む一人でした。
しかし、過去問演習を通して、本番1週間前から安定して85%以上をとれるようになりました。
そこで、この記事では、共通テスト本番直前期の国語の過去問演習のポイントをご紹介します!
目次
- ○ 共通テスト国語攻略法① 共通テスト直前は過去問演習が大切!
- ○ 共通テスト国語攻略法② おすすめの時間配分と解く順番は?
- ○ 共通テスト国語攻略法③ 漢文攻略法
- ○ 共通テスト国語攻略法④ 古文攻略法
- ○ 共通テスト国語攻略法⑤ 評論攻略法
- ○ 共通テスト国語攻略法⑥ 小説攻略法
- ○ まとめ
共通テスト国語攻略法① 共通テスト直前は過去問演習が大切!
直前期、共通テストの国語で点数を上げるためには、過去問演習が大切です。
なぜなら、共通テストは出題形式が独特で、問題になれておく必要があるからです。
漢文、古文、小説、評論の4分野を問われるのは、共通テストの特徴。
私立大学、国立2次試験の対策では足りません。
このため、共通テストという敵を知るためにも最低、センター試験も含めて、10年間分は解くのをおすすめします。
共通テスト国語攻略法② おすすめの時間配分と解く順番は?
共通テストのおすすめの時間配分と解く順番は、ずばり、漢文を解く(15 分)→古文を解く(20分)→現代文・評論(25分)→現代文・小説(20分)の順です。
現代文は、評論、小説ともに、難易度が乱高下する場合があります。
一方で、古典、特に漢文は、基本的な事柄を抑えれば、確実に点数がゲットできます。
このため、頭のさえている一番初めに古典をはじめ、次に現代文という流れがおすすめです。
共通テスト国語攻略法③ 漢文攻略法
共通テスト直前期、漢文の過去問を解くうえでのポイントは、以下の2点あります。
①句形などの基本知識をマスターすること
②選択問題の解き方のマスターすること
共通テストの漢文は、正直なところ、基本的な句形が覚えられていれば、6割は得点できます。
この点、1つ目の句形をはじめとする基本的な知識をインプット。
そして、過去問演習を通して、アウトプットすることが大切です。
共通テストは選択問題のため、文章のすべての内容をくわしくわかっていなくても、解けます。
例えば、
傍線部の付近に答えがあることが非常に多いので、前後1~2行を重点的に読み、消去法で答えを選ぶのがおすすめです。このように、選択問題ならではの技を過去問演習を通して、自分なりに身につけるのが重要です。
共通テスト国語攻略法④ 古文攻略法
共通テスト直前期の古文の過去問攻略ポイントは、以下の2点。
① 古文単語と古典知識をマスターすること
② 時間を測って音読することです。
漢文と同じく、共通テストの古文は、基本的な知識のマスターが高得点のカギとなります。
なぜなら、内容の読解においても重要ですが、特に和歌が出てきたときに役立つからです。
実は、枕詞や和歌のルールを知っているだけで、得点できる問題が出題される可能性もあります。
そして、2点目の音読をすることで、読解スピードを上げることができます。
これは、共通テストは時間との勝負といっても過言ではないのため重要です。
共通テスト国語攻略法⑤ 評論攻略法
共通テストの評論文の攻略ポイントは、以下の2つ。
① 読解のスピードを最重要視する。
② 論理関係を意識して解く。
共通テストの現代文。実は難しい文章はそう多くはありません。
難しく感じるのは、時間に対しての文章そして問題数の多さ。
このため、1つ目の設定時間を守って、素早いスピードで解くということが大切です。
そして、共通テストで出題される文章は○○だから△△という論理構成がきちんとした文章です。
このため、特に「~は、なぜか?」という問題に対して、傍線部付近の論理関係を丁寧に見つけることができれば確実に正答できます。
共通テスト国語攻略法⑥ 小説攻略法
共通テスト小説文の攻略ポイントは、ずばり1つです。
① 文章は楽しまず、因果関係を見つけること。
共通テストの小説文。
趣味の楽しい読書ではありません。
あくまで試験ということを忘れないで下さい。
因果関係を見つけるというのが大切です。
小説の因果関係の流れは、事象→行動・発言・表情(心情)。
そのうえで、心情を支える根拠として、情景描写が使われます。
本物の文章はもう少し複雑ですが、例えば、合格発表の掲示板に自分の番号があったのを見つけた僕は、(事象)
ガッツポーズをした。(行動=嬉しいという心情)
周りを見渡すと桜も満開で僕を祝福しているようだった。(嬉しいという心情の裏付け)
という流れです。
この場合、問題で
「なぜ主人公の僕はガッツポーズをしたのか?」という問いがあったのならば、「自分の合格を知り、うれしかったから」といった意味を含む選択肢を選べばよいです。
このように、登場人物の心情、それに至った事象を丁寧に読み解いていけば、自然と答えることができるはずです。
まとめ
古典は基本的な知識の理解、現代文は論理関係を意識して解くのが高得点のカギになります。
時間が非常にタイトな共通テストですが、過去問演習の数をこなせば慣れてくるはずです。
頑張ってください!