毎日全教科少しずつ?1日1教科集中型?
全教科少しずつタイプ(分散型)
全教科を毎日少しずつ勉強するタイプのメリットは、
・全教科勉強しないといけないので、勉強時間が必然的に長くなる
・少しずつ教科を変えられるので、気分転換にもなる
・忘れないうちに復習ができる
・毎日少しずつ勉強するので、暗記系科目と計算・考察系科目のバランスが良くなり、無理にたくさん暗記するということがなくなる
などがあります。
1日1教科集中タイプ(集中型)
1日1教科を決めて集中して勉強するタイプのメリットは、
・持ち運ぶ荷物が少なくて済む
・机の上に広げるのが1教科のものだけなので、散らからない
・1日の勉強量が見えやすい
・思考方法の切り替えが必要ないので、徹底的に考えることができる
などがあります。
結局おすすめは?
結論から申し上げると、難関大学の医学部のクラスメイトの友人含め、みんな「全教科少しずつタイプ」でした。
確かに毎日教材を持ち歩くのは大変でしたし、1教科に集中しすぎて他の教科にはわずかしか時間を割けない時もありました。
それでも毎日全教科をしようと心がけていたのには理由があります。
それは、担任の先生からの言葉です。
「1日数学にふれなければ、センスは鈍ります。そのセンスを元に戻すのには、3日かかります。」
数学の担当だったので数学の話をしていたのですが、これは他の教科においても同じことが言えるのではないかと思い、勉強をしなくなることに不安を覚えるようになりました。
その結果、言葉の真偽はわからないままでしたが、毎日勉強し続けました。
この言葉が本当でなかったとしても、勉強したことは確かですので、この言葉には感謝しました。
実際、私は大学生になってから塾講師の採用試験を受けることになったのですが、久々に問題集を開いたら、驚くほど解けなかったことを覚えています。
「試験のためにかなり必死に勉強しなおすくらいには感覚が鈍ったのだな、受験期は毎日全教科を勉強し続けて良かった」と、心の底から思った瞬間でした。