皆さんは、予習・復習を大切にしていらっしゃいますか?
どちらもその大切さは実感されているかと思いますが、私の経験上、実際に時間を割くのは復習の方が多いという人がほとんどなのではないでしょうか?
問題集を解くなど、復習をする機会はたくさんあるので、復習をすること自体を大切にしていらっしゃる人は多いでしょう。
では、復習のタイミングに関しては考えたことがありますか?
そこで今回は、理想の復習のタイミングはあるのか?それはいつなのか?について、ご紹介します。
目次
復習のタイミングはいつが最適?
復習は必要?
復習は、何かを覚えるということにおいて、ほとんどの人には必須です。
(一部、教科書の内容を写真のように覚えられる人や、それに似た能力を持つ人もいますが、これは稀なので、今回は説明を省略させていただきます。)
予習とは違って復習は、学んだことが身についているのかを確認する場でもありますし、学んだことをどのように活用するのかを実践する場でもあります。
活用の過程で、もし困ったことが生じた場合には、先生などに早めに相談しなければなりません。
そのため、復習は定期的に行い、自分の知識が間違っていないか、自分のものとして身についていて活用できるのかを確認しましょう。
理想の復習のタイミング
では一体、いつが理想の復習のタイミングなのでしょうか?
人は一度覚えたものを、時間が経つと忘れてしまいます。
二回見たことがあるものでも、その後ずっと見ていないと「重要なことではなかったんだろう」と脳が判断して、忘却することもあるのです。
そのため、忘れきっていないタイミングで復習をすることがポイントになります。
脳神経科学の専門家によれば、
1回目:翌日
2回目:1回目の復習から1週間後
3回目:2回目の復習から2週間後
4回目:3回目の復習から1ヵ月後
5回目:4回目の復習から2ヵ月後
理想的な復習のタイミングと言われています。
復習のタイミングに沿った方が良いの?
復習のタイミングは、確かに科学的データに基づいた理想のタイミングになります。
しかし、実際には受験直前に得た知識もありますし、先程ご紹介した期間通りには勧められないかもしれません。
そのような場合は、少なくとも翌日には必ず復習をして、後は受験までに残された時間で繰り返し覚えようとすることで「この知識は大事なんだな」と自分の脳に思わせてください。
理想の復習のタイミングを目安にしつつ、自分の生活や受験までの日数と相談して、より効率的に復習をしてくださいね。